#大人

合わせたはずの心は

いつの間に

ほどけていたんだろう

忘れてはならない
ものがある
忘れなければ
ならないものもある
時が解決する事もある
時が解決しない事を
思い煩う事なかれ
素直になれば
良いだけのこと
いつから素直になれない
事を大人と呼ぶように
なったの

大人になっていく自分が1番怖かった

小さい時
おっとっとの動物の形や
コアラのマーチの絵を
一つずつ確認しながら食べていた。

成長してからは
ねるねるねるねの色さえも
確認しない始末だ。

大人になるということは、
合理的になることであり、
愚かになることなのだ。

君が王冠を落としそうなら

割れる前に両手で守るから

無理に前を向かなくていい

子供の頃に練らなかったまま、大人になっていた。しかし、負い目を感じる必要はない。

練り始めることに、早いも遅いもないのだ。

落胆したって言ってさ。

期待はずれって言ってさ

勝手に期待されててさ。

ほんと自分勝手すぎる。

『普通』に気づけず

生きる私達は

まだまだ未熟者

大人のねるねるねるねが

発売された時

私たち大人も

練ることが

許されたのだ。

此の世界はさ

なんでこんなに

生きづらいんだろう

なんで、生きてるだけで。

誰かに笑われて

誰かに怒られて

いられなきゃいけないんだろう。

私はその事に文句ひとつも

言ってないし、

誰の悪口も

言ってないのに。

貴方の些細な

一言が

私を変えるのよ

「後悔しないように」

勉強したほうがいいとか
スポーツしたほうがいいとか…

昔の大人は
頻繁に言ったものだ。

では
あの人らが
ねるねるねるねを練ったことが
一度でもあったか…?

甚だ、疑問である。

ねるねるねるねを練ると、知らない色に変わった。

たべっ子どうぶつには、知らない英単語が刻まれていた。

知らないものを知った気になっている。

恥じても仕方ない。

大人とは、そういうものなのだ。

幼い時に



ねるねるねるねを



買ってもらえなかった



子供は



大人に



なってから



ねるねるねるねと



言い続けるのだ。

疑問に思うこと

それを人の真似して

答えを探す

それが子供。