#好きになっちゃいけない人

私は貴方しか見てないのに

自分を守るために
この気持ちに蓋をする

耐えられなくなったら
いつでも迎えに行く

今日は

好きになっちゃいけなかった人の

誕生日



先生？

出逢ってくれて

本当にありがとう


貴方のことが苦しいくらい大好きです

『貴方の元まで飛んでゆけっ、』




こうやって簡単に

手から放てればいいのに


私は

投げちゃいけない

先生、誕生日おめでとう

なう(2023/09/01 00:00:00)

誰かを愛しても

誰かに愛してもらったことなんて今まであったっけ

もし私が超能力者なら
あの日まで時を戻したい

気付けばいつも先生のことを探してる

街中ですれ違う赤の他人ですら

先生に似ていると思わず振り返ってしまったり

ある時には口をとんがらせて

まったく興味のないフリだってしてしまう

目を凝らしてみてみるけど

先生なわけなくて、いつも落ち込んでる

恋をすると感情が厄介だね＿＿

明日になったら会えるんだ

恋焦がれた先生に

物理的に

先生の方から近付いてきてくれたのが

嬉しくて。


貴方の匂いを感じて

なんだか少し 泣きそうになった。

明日先生に聞けるかな

「この土日何するの」って

貴方はこう言うの

『娘の試合観に行くよ』

「どこでするの？」

『俺の地元』


本当は行きたかったけれど
流石に遠い 遠すぎる

奥さんと下の娘ちゃんを連れて
実家に帰るのかな

他人の私が絶対に入れない領域

会えなくても記憶をたどって

同じ幸せを見たいんだ

あの香りとともに花火がパッと開く


行きたいよ君のところへ

小さな手を握りしめて

泣きたいよ それはそれは綺麗な空だった

願いを流れ星に

そっと唱えてみたけれど

泣きたいよ 届かない想いをこの空に

あと数十分後には先生の誕生日


今はまだギリギリ年の差19歳

向日葵が太陽に向かって花開くように

私も先生をちゃんと見て話したい。


陽の道を堂々と歩きたいの本当は。

決して許されない事だと分かっていても。