ハルユー・1日前
季節の中にとけて
北の街の夏は短い
だから
今を楽しむ
現在(いま)の自分に
優しく生きよう
また来る冬を愉しむために…
ありふれた日常に
あたりまえのようにワタシ
在るって思ってるでしょ?
あなた…
気にも止めず通り過ぎても
気まぐれに目を留めても
なにも言わず微笑んでる
そんな奴だと…
でも時の流れは残酷で優しい
あたりまえなんて
ありはしないこと
全てはカタチを変えてゆくことを
教えてくれるから…
あの頃のワタシ
可笑しいくらいに
あなたが好きで
あなたのすべてに
❣️マークがあふれてた
不思議ね…
キミのことだけは
どんなに月日が流れても
鮮やかなまま
突然の雨
泣きたくても泣けない
わたしには
恵みの雨か…
傘もないワタシ
それでも歩き続ける
涙流しながらも
誰に気づかれることもなく…
それがワタシの生き方なんだ
今はそれでいい
今のワタシはそれがお似合い
鳥の唄を歌おう
言葉にならない言葉で…
膝を抱え空を見上げて
鳥たちだけに伝わるように
私だけの秘密
鳥たちに託し風に流れる
雲にカタチを変えながら
やがて消えてく
鳥の唄を歌おう
切なく優しい言葉のない歌