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#宝石の心は

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全14作品・

気付いたときには、ダメだった。

人に頼る、ということが怖かった。


ひたすら無が続く心を隠して、

密かに訴えられる痛みを誤魔化して、

周りに合わせて、笑い続けた。


『翠って悩み無さそうだよね。死にたいとか思ったこと無さそう』


そう見えていることに安心したけれど、

胃の痛みは増した気がした。


睡眠時間は、五時間程度。

朝起きればいつも、

食欲なんてないし、手足が酷く冷えていて、

顔色は白く、寒いのに汗を大量にかいている。

立ち上がれば頭に熱が集まり、目の前が歪んで滲む。

胃痛や胸痛が激しく、場合によっては頭痛さえもする。

ぐるぐると回るような気持ち悪さを堪え、

窓を開け大きく深呼吸する。


あぁ、生きてるんだ。

いつもいつも、起きる度に思う。

翠/藍・2021-10-03
宝石の心は

学校へ行く度に、私は一人なんだと思い知らされる。

仲間外れで独りぼっち。

人と感性も考えも何もかも違うから、

表向きは周りに合わせながらも心の底から共感はできない。

家にいても、学校にいても、ただ心が追い詰められるだけで。

いつか報われる日が来るよう、私はただ願ってる。

その日が来る保証なんてないのに。

翠/藍・2021-09-02
翡翠色
宝石の心は

初恋は、

淡いローズクォーツ。

割れてからは、

2度目の恋のアクアマリン。

芹澤 青々(名前変えました・2022-10-08
割れて粉になった宝石が戻る
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あおあおの投稿

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誰かといると何かを偽らないといけないから、

一人でいるのが好きだった。

自分で演じていて、自分でそうなるようにしている周りの反応に過敏になり、

ただストレスがたまってモヤモヤするだけだった。


だから、今だけは。

ここにいる間だけは、何者でもないただの"翠"という少女でいさせて。

翠/藍・2021-08-31
翡翠色
宝石の心は

綺麗な眼は、見ていると呑み込まれそうだから、

人の目を見て話すのが嫌いだ。


いつか、知られたくない内側を見られそうだから、

人といるのが嫌いだ。


口を滑らせて本音を吐き出してしまいそうだから、

人と話すのは嫌いだ。



黒や茶色の綺麗な眼は、澄んだ色をしているから、

人の目を見て話すのが好きだ。


何も言わず傍にいる、人の温もりを知っているから、

人といるのが好きだ。


自分の話を聞いてもらえて、自分の知らない話を聞けるから、

人と話すのは好きだ。



どちらも嘘で、どちらも本音。

私と僕の、好き嫌い。

翠/藍・2021-10-09
私と僕の、好き嫌い
宝石の心は

本当の私はみんなが思ってるほど優しくなくて。

無情で無気力で冷たくて、他人に興味がなく無関心。

自分の利益の為に人と関わり、騙している。

そんな自分が大嫌いで、元の性格さえも不安定で。


ねぇ、私は誰?

翠/藍・2021-09-12
宝石の心は
翡翠色

努力すればなんでも手に入る、なんてそんなわけない。

努力はすればするほど伸びる。

だが度の過ぎた努力と信念は己の精神も身体も滅ぼす。

凡人は結局、いくら努力をしようと""天才""には敵わないのだ。


.....生まれつき天性の才能を持ちながらも、

それでも前を見て進み続けるような者には、

どう足掻こうと、凡人が勝てるはずがないのだ。

翠/藍・2021-09-21
翡翠色
宝石の心は

他人に、自分の深いところまで踏み込まれるのは苦手だった。

隠し続けた自分を、誰にも見られたくなかった。

浅く広くの関係を保ち続けた。

誰にも本心を打ち明けず、抱え続けた。

ネットにしても、リアルにしても。


未だに"僕"を知る人は誰もいない。
     ̄

翠/藍・2021-09-12
宝石の心は

「私、翠と話すの好きだよ。一緒にいるの、楽しい」



小学校三年からずっと仲が良く、一緒にバスケをしていた友達。

よく一緒に登下校したり遊んだりした。


中学に入学してから、バスケ部に一緒に入ろうと言われた。

嫌いな先輩がいるから断った。


最近、またバスケ部に誘われた。

来年、今の二年が卒業してから入らないか、と言われた。

私を見つければすぐに声をかけてきて、一緒に雑談をして、

最後には必ず、「来年はバスケ部入ってね!」と言われた。


バスケをやめてから数ヵ月経ってあまり動けていない私に、

一年後にバスケをやれ、という。

運動神経もあまりよくないし、

もともと得意だったシュートさえも入らなくなってきているのに。


理由を聞いた。

「いるだけでいいんだよ」

「翠と一緒にいて、バスケについて話しながら、一緒にストレッチする。」

「小学校の頃からずっと、それが好きだった。楽しかった。」

「翠、サポート向きだし。」

「試合出ないにしても、コートの外で全力で支えてくれるじゃん」

「だから、一緒に部活やりたい」


あぁ、嘘じゃないな、と直感的に思った。

今までの行動が、その何よりもの証拠だ。

他にも友達は沢山いるのに、大体は私との用事を優先した。

彼女は二組、私は六組で遠いのに、昼休みの度にわざわざ雑談しに来た。


....彼女がいるなら、来年のバスケ部を考えてみてもいいかな、なんて。

そんなことを思うくらいに、嬉しかった。

翠/藍・2021-09-09
翡翠色
宝石の心は

自分で始めた嘘。

その嘘のせいで、弱音も本心も、

誰にも打ち明けることが出来なくなっていた。

誰にも頼れないのは昔からだったけれど、本当に何も相談できなくなった。

辛くても、苦しくても、笑顔を振り撒くことに慣れてしまった。

周りに合わせるのは、もう疲れた。


物心ついたときからだろう。

本当の本当に限界になるまで無理し続けるようになった。

家族にさえ、体調不良を隠すようになった。

弱い部分を隠し、冗談としての弱音しか吐かなくなった。

自分の意見なんてなかったことにして周りに合わせ、優等生を演じ、

本心を覆い隠し、本音は押し潰して耐え続けた。

場所によって、相手によって、口調も性格も変え、

自分でも、本当にどれが本来の自分の性格なのか、口調なのか、

何もわからなくなってしまっていた。

翠/藍・2021-09-11
宝石の心は
翡翠色

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