#寒色を帯びて

君の足枷にはなりたくないから

君が決めた道へ背中を押させて

君とさよならする未来など

永遠に来ないで欲しかった

君を失っても僕は僕を

失った訳ではないよな

誰かが流していった涙は

いつしか海になりました

君は私に見せている笑顔の裏で

どれだけの涙を堪えたのだろう

戻りたいとは思わないけど

あの頃の君に会いたくなる

あの日の僕が引き止めていたら

君は踏み止まってくれたのかな

寂しさも恋しさもぶつけても

もう戻ることはないんだよな

だから抱えたまま君を想うよ

君が僕だけに見せる笑顔が大好きでした

僕以上の笑顔なんて誰にも見せないでよ

僕の隣が君であって欲しかったように

君の隣は僕であって欲しかったんだよ

君の心が僕の近くにいて欲しいだけだ

君と目指した場所に君がいなくても

預けてくれた温もりは今も感じてる

もう想いは届かないとわかってはいるけれど

いつかまた君と手を繋げることを夢見させて

君は優しさを蒔いたと同時に

苦しみも開いてしまったのね

君の苦しみを遅らせる為には

どれだけの種が必要になる？

君に会いたくて君の声を呼んでみたんだ

さよならはしてないけどまたねが遠いね

会いたいのはあのときの君だ

でも会いたい君はもういない