はじめる

#小説

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全16188作品・

人は誰にも見せない一面があって、

その一面を中心として覆い隠すように

性格が形成されている


よく笑う人はよく泣いた人

へらへらしてる人は過去に何かあった人

こういう言葉が真実を物語っている。


自分を守るために偽ることは

嘘になってしまうのだろうか

それとも正当防衛となるのか





「…疲れた」

頭を使いすぎると疲れてしまう。


「なーに,どうしたの?」

友達の葵が菓子パンを

口に入れながら聞いてくる。


今考えていたことをそのまま口にすれば

きっと変な人、と思われるのだろう

何より私の”キャラ”に合っていない。



「えーだってさ、午前中の授業だけで

こんなに疲れたのにあと3時間も

授業なんて耐えられないよ!!」


そう言って顔をふくらませながら

私はお昼のお弁当をつつく



嘘はついていない。

伝える情報を選んだだけ。

これも傍から見れば

嘘となってしまうのでしょうか


キャラの切り替えは素早い方だ

相手がどんな反応を欲しているかは

一緒に過ごしていくうちに

分かってしまうものだと思う


我ながらピエロになれるよ、ほんとに




「確かに古典先生の声は眠気誘うよね」

そう言いながら紙パックのジュースを

飲みながら友達の美琴は共感してくれる


私の友好関係は意外と広く

名前すら覚えてない人に

挨拶される時もある


でも基本いつも一緒にいるのは葵と美琴

葵は体育会系で言いたいことは言う

サバサバしたような女の子


美琴は図書館が好きそうなおっとり系

なんでも共感してくれる癒し女子


私は桃崎一花(ももさき はな)

みんなからは一花とか桃崎って呼ばれてる


「てか、一花ってさ

絶対ポーカーフェイス苦手だよね」

葵が急に変なことを言い出した


「それ私も思った!もうね、

感情という感情が全部顔に出てるもん」

そう言いながらケラケラと笑う美琴




「そんなことないよー

実は隠すの達人級で上手いんだから」

お弁当のたこさんウインナーを

ぶんぶん振り回しながら私は言う。



「花が隠すの上手かったら私と美琴は

隠すオリンピック出れるわ」と言う葵





心が冷えていく感覚が

自分でもよくわかった



誰も本当の私を見つけてくれない。


でも隠している私からすれば

願ったり叶ったりだろうか



私は自分で自分を隠しながら

誰も私を知ってくれないことに憂いている


誰かに見つけてもらいたいなら

この仮面を解いてしまえばいいのに



心の底から自嘲気味な笑みが溢れても

私の仮面が全てを隠してしまう


こんなことで泣きそうになる

そんな私はきっと弱い子



「やば、5限始まるよ!!」

葵のひとことによって会話が終わったことが

唯一の救いだった。














放課後の屋上が一番好き

誰にも見られない空間

私だけ違う世界にいるような気分


私が私でいられる場所



腰ぐらいの高さのフェンスを

ひょいっと乗り越えた先にある

塀の上に立つことが日常


見下ろせばコンクリートの地面と花壇

遠くからは野球部の掛け声が聞こえる



死にたいわけじゃない

友達もそれなりにいるし

学校で虐められているわけでもない

家で虐待を受けているわけでもなく

ほんとどこにでもいる普通な人間



ただ生きることに疲れちゃっただけ

自分を偽りながら生きることにも疲れた

思ってないお世辞をいう事にも嫌気がさした

面白くもないことに

声をあげて笑うことももう嫌



みんなが私を陽キャと呼ぶから

私は陽キャになりきっているだけ


女優も顔負けの演技力と自分をあざ笑う



インターネットで生きるの疲れたと書いても

見つかるのは心療内科の受診を勧告するばかり

この感情に病名があるのなら薬を頂戴



死について考え続けることも

もう疲れて果ててしまった。


その癖にここから一歩踏み出すことは怖い

はじめの一歩は誰でも怖いと聞いた

私は終わりの一歩すら怖いと感じる臆病者だ



誰かに助けてって言っても

きっとその人は...「なにしてんの?」


急に後ろか声が聞こえて

私の思考回路は強制的に停止した。


誰もいなかったはずの屋上。

後ろから声をかけられた。

飛び降りようとしてるって思われてる。

どうしよう。どうしよう。


どうしよう。



声のした方をゆっくり振り返ってみると

隣のクラスの橘くんがいた。

隣のクラスだけあって話したことはあまりない


あまり話したことが無い人で

とりあえずのところ少し安心した


この人は噂するのだろうか

人の不幸は密の味というから

私の不幸に人が群がるなら勘弁して欲しい


そんなことを考えているうちに

橘くんはフェンスを乗り越えて

どういう訳か私の隣に立っている


まるで捨て犬でも見るような目で。



「…橘くん?なにしてるの?」

率直な疑問をぶつけてみる


本当は聞きたいことが沢山ある

なぜ橘くんがここにいるのか

なぜフェンスを乗り越えてこっちにきたのか

なぜ私にそんな顔をするのか

何を考えているの?この人は


「んーうんやっぱ怖いわ。」

そういって屋上の塀の上に

立ったまま笑う橘くん


さっきの顔は気のせいだったのかな。

憐れじみた顔はいつの間にか消えて

よく廊下で見かける橘くんの顔だった



「怖そうな顔ひとつせずに立ってるから

ほんとうは怖くないかもって思っただけ」

そう言いながら両手を広げたり

塀の上を歩いたりしている橘くん


恐れを知らなさそうだなと思った

毎日ここに来る私でも

塀の上を歩いたりはしたことがない



「でもすっげぇ怖い」

そう言いながら私の隣まで戻ってきた橘くん

馬鹿なのだろうか。この人は


「じゃあ早く下りなよ」そう冷たく伝えた



「えー?でも俺が下りた振動で

桃崎が屋上から落ちたら困るじゃん」


そう言いながら手をひらひらさせる橘くん



あぁ私も塀から降りろって言いたいのね

意図を汲み取った私は

塀から降りてフェンスを乗り越えた


「なぁ俺が声かけるまで何考えてたの?」

優しい声で聞いてくる橘くん

心なしかさっきよりも声が低く

真剣そうな表情だと、感じる


こんな時にふざけるのは失礼なのだろうか

「大した事考えてないよ、

みんな考えそうなこと考えてただけ」


誰だって死について

1度は考えたことがあるでしょう

だからこれも嘘では無いと思う


そう言って、にこっと笑うと

「そっか。」と言って

少し寂しそうに橘くんは微笑んだ


橘くんとは関わらない方がいい。

本能がそう告げていた。

私の作り上げたキャラを

簡単に引きはがしてしまう。


現に明るいことが取柄の私は

この人の前では明るくなれずにいる。


気まずさに打ち勝てなくて

この場から逃げるように去る


屋上の扉に手を掛けたとき

「俺普段見かける桃崎よりも

今の少し冷たい桃崎の方が好きだよ」


そう言ってくれた橘くんに

私は何も言わず屋上から去りました。






--------キリトリ線--------



こんばんは栞帆です

小説書くことに憧れていたので

ぶっつけ本番で書いた初心者です笑



私の価値観をできる限り詰め込んで

誰もが思いそうなことを書きました

感想頂けたらとっても嬉しいです

好評でしたら続き書こうと思ってます!

栞帆・2024-05-24
徒花の涙星*
小説
感想ください
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氷上のワルツ

屋上で空を眺めながら考えていた

死んだら本当に空から見守るのか

考えても答えは白紙で見つからない

死んでもこの世界に縛られるなんていやよ


そういえば名前はもう忘れてしまったけど

哲学者のトーマスなんたらが言っていた

全ての自発的行動は利己的理由と言う。

刺さった言葉だったから覚えていたの

募金する人はいい人?

自分はいい人って自分自身に

言い聞かせたいだけなんじゃないの?

結局人は自分のためにしか動かない

だというのに…





「なーなんで高校は7時間も

授業あるんだろうな」


屋上で寝転がりながら呟く橘くん




私はなんで貴方が毎日飽きずに

屋上に来るのかを聞きたいよ


君はなんのために私に関わり続けるの、、




「文部科学省のお偉いさんに聞いてください」

冷たく言い放ちながら空を見上げる

遠くではまた運動部の掛け声が聞こえる



「やっぱり桃崎は頭いいよなー
 ・・・・
順位下から数えた方が早い俺とは大違い」


そう言い残してから流れた沈黙の間

この沈黙破ったのは橘くんだった


どうやら橘くんの辞書に

"気まづい"という言葉はないらしい



「なー桃崎そういえば今日世界史あったよな

この素晴らしい傑作をぜひ見ていただきたい」


そう言いながら橘くんは

自分の教科書を自慢げに見せてきた


対して上手くもなく、特別下手てもない

ツッコミどころが見つからない落書き


それでも橘くんは

「どうだ見たか」と言わんばかりの

にまにました顔で私を見てくる


普通とは言いにくく

「…上手いかもね」と呟いた


「おい、棒読みすんな、

てか"かもね"ってなんだよ

"上手いかもね"っておいこら」

そう言いながらも橘くんは笑ってくれる



こういうノリで話すことは普段なくて

不思議と心地は悪くない。





それからしばらく他愛もない話をしていたら

少し胸に違和感を覚えた。

そんな違和感は気づかないふりをして

大丈夫だよって心に言い聞かせる



「私そろそろ帰るよ」

なるべく早めにこの場を去ろう

私の身体が反抗的になる前に


手早く身支度をすませてこの場を去ろうしたら

「俺も一緒に帰っていい?」

橘くんが私に聞いてくる



「だめ」と言うわけにもいかず

ふたりで帰ることになった。














下校時の電車の中

朝よりも空いているが下校時間と

重なってるのか学生が多い


電車は好きじゃない。

閉塞感があって閉じ込められてるみたい

こんなに沢山人がいる場所で

具合を悪くしたら目立ってしまう





過呼吸が起きるときは感覚で分かる

勘なのか初期症状なのかわからないけど。





はじめは欠伸が多くなる。

眠くない欠伸、

そして欠伸が上手くできなくなる。

あと少し息を吸えたら十分ってところで

誰かに口を抑え込まれたように吸えなくなる。


そのうちみぞおちから喉にかけて

不快な感じがして呼吸の数が増える。


(深呼吸さえできれば深呼吸さえできれば)と

普段通りの呼吸なんてどうでもよくなり

深呼吸することに全神経を使う


時々できる深呼吸だけがまともな呼吸で、

それ以外の呼吸は

水の中にいるような息苦しさが付きまとう


深呼吸を溜息と勘違いされないように

深呼吸しているとばれない様に

ふーーとゆっくりと息を吐き出す。




過呼吸のことを考えすぎたせいだろうか

完全に気がそっちに行ってしまい

呼吸がどんどんしずらくなっていく



もう少しだけ頑張って。

電車の中で過呼吸を起こすわけにはいかない

特に同じ学校の橘くんがいるっていうのに


どうやら私の身体は心と非協力的らしい



「桃崎?どうした?」

私の異変に気が付いた橘くん


「大丈夫、なんもないよ」

そう言って笑って見せる


私のSOSに気づかないで欲しくて

私の辛さに気づいて欲しい

毎度の如く思うよ。矛盾してるなって。


橘くんは少し考えたのち

「んー寄り道するか」と言って

橘くんは突然立ち上がり、

下りる予定のなかった駅で降りる。


え、寄り道…?何するつもりなの…?


何をするのか分からない不安が

私の呼吸を圧迫していく



「桃崎俺トイレ行くけど行く?」と

橘くんに言われて私は

「うん、いく」と答えた


ちょうどよかった、

トイレに行くなら息を整えられる



駅のトイレに向かって

個室の鍵を閉める、

今は私以外誰も見ていない、大丈夫


我慢することを辞めたとたんに呼吸が乱れる



息が吸えない私はきっと醜く映るのだろう

突然、襲われる過呼吸。

原因があるなら私が知りたい。


むせこんで涙目になって辛くって

治まれ、早く治まれ








なんで私ばっかり。


とか思う私はきっと最低だ。






私以外にも過呼吸で苦しんでる人は

きっと沢山いるのだろう。


同じ境遇の人がいるからなんなの?

他の人が耐えれるんだから私も耐えれるって?

「私もそういう時あった」と言われると

私だけじゃないという安心と引き換えに

劣等感が私の心を突き落とすの


あぁ君は耐えて乗り越えた凄い人で、

私は耐えられずに藻掻いている馬鹿な人



そういう何気ない言葉にさえ傷つく

なんてめんどくさい人間なんだ、私は




『辛いときは頼ってね』

『困ったときは相談してね』



決まってそう言われるときは

いつも辛いことが終わった後



辛いと感じる時は決まって誰もいなくて

独りぼっちで涙すら出てこない



体調が悪いせいか

思考回路はどんどん濁る


生きてても苦しいだけなら

全て終わらせて楽になりたいよ。






















桃崎がへらへら笑うときは

大抵何かを隠している

入学式のときからずっと目で追っていたからか

ほんとに笑ってんのか作り笑いかくらいなら

見抜けるようになってきた。





『ふーーふーー』耳につく呼吸音

携帯から手を止めて桃崎を見てみると、

少し俯いて両腕を抱きしめるように

強く握っている桃崎



「桃崎?どうした」


何に耐えているのだろうか

息が荒いのは確かだ。



「大丈夫、なんもないよ」

そういってへらりと口角をあげている。




俺はどうした?と聞いたのに

桃崎は大丈夫と答えるんだな

まるで自分に言い聞かせるように。


"目は口ほどにものを言う"

桃崎の虚ろな瞳が全てを教えてくれた。



乗り続けていても辛いだけか。

「んー寄り道するか」

思いつきで口にして電車を降りた

桃崎の顔色はまだ悪そうなまま、か

ここからどうすればいいんだろうな


ホームで少し休ませるか?いや不自然か

桃崎の呼吸が荒いことを

桃崎が隠そうとしているから

あからさまな行動はしたくない



「桃崎俺トイレ行くけど行く?」

力なく頷いて「うん、いく」と彼女は言った

正直俺はトイレ行く用事なかったから

行く素振りを見せて外に出てきて今に至る。






あの感じは吐き気か過呼吸だろう

どちらか分からないにしろ

飲み物が必要だろうか…?

そう思い自販機で水を買った。


あほみたいに気を遣う桃崎だから

普通に渡してもきっと大丈夫と言って

受け取らないのだろうな

だから俺はもう一本水を買うことにした。



お節介だろうか?

時々自分の行動に自信が持てなくなる


死を願ってる人を助けることは正義なのか

願いを邪魔しているだけではないか


死にたい人に生きてと願うことが残酷なように

死のうとする人を救うことも残酷で

ただの俺のエゴなんじゃないかと思う




深く考えることはやめよう。

そう思いながら財布から120円を取り出した










どのくらいの間トイレにこもっていたのだろう。

しばらくトイレに籠っていたからだいぶ楽になった


橘くんになんって言えばいいんだろう

そもそも橘くんはまだ居るのだろうか?


自由人な橘くんのことだ

既に帰ってる線も十分ありそう。



こういう時はとても気まずく感じる

願わくば目の前に家に繋がってる扉が

現れてくれないかなと真面目に

非科学的なことを考えてしまうよ



そう思いながらトイレをでると

「おー桃崎おかえり」と橘くんに呼ばれた


「遅くなってごめんね」と彼に謝ると


「俺を待たせた罪は重いなー」と

冗談ぽく笑う橘くん

彼が冗談を言う時の顔はわかりやすいから

本心じゃないって思えて気楽


そんなことを考えていると

突然橘くんが「これあげる」と水をくれた。


え?なんで水???

確かに何か飲み物を買おうとはしていたけど…


「自販機で飲み物買ったら当たったんだよー

でも2本も持てば1Lだろ、それって1kgじゃん

ひ弱な俺にはそんなに持てないのさ」


そう言いながら橘くんも

自分の持ってる水を私に見せてくる


自販機の当たり出すなんて凄いな

50本に1回の確率と聞いた覚えがある


「じゃ、帰るか。」そう言って

ホームの方へ向かう橘くん


「あれ?寄り道は?」思わず聞いてしまった

だってこれからどこかに行くと思ってたから


このままじゃトイレ来ただけになるじゃん…


「残念寄り道はトイレ行く口実でした」


そう言ってへらへら笑いながら

私を置いて前を歩いていく橘くん



橘くんは何を考えているのかよく分からない



ほんと自由な人だ、橘くんは

トイレの為だけに途中下車なんて。



「なんで最寄りまで我慢できないの」

ふふっと笑いながら橘くんに軽い文句を言った


実は感謝してるんだけどね。


前を歩いていた橘くんは振り返って

「我慢は健康に響くからな」と言う

その顔はいつもの笑った顔じゃなくて

どこか遠い昔を眺めるような穏やかそうで

屋上で見たあの真剣そうな顔だった




もしかしたら私が体調悪かったことに

気が付いていたのかもしれない…





そう思った矢先に橘くんは


「なんだよ桃崎俺と寄り道したかった?」

不敵な笑みを浮かべる橘くん



…は、、?

はぁああああああああああ?????


「誰もそんなこと言ってな「はいはい

また今度寄り道しような」」


私の言葉を遮って話を終わらせる橘くん

なんなんだこの自由過ぎる人間は




「おーい!ももさきーー置いてくぞー」

いつの間にか遠くにいる橘くん





「ちょ…待ってよ、あと大声で呼ばないで

周りの人に迷惑でしょうが」

そういいながら急いで追いかけた

口が少し悪くて何考えてるのか

全く分からない君の隣は

なぜか心地が良かった





きっと心地よく感じるのは



「遅いなー」と口では文句を言うのに

私に向ける君の瞳は暖かいから。





_______________



こんばんは栞帆です

皆さんに好んでいただけて

とっても嬉しく思います

ご期待に添えるか分かりませんが

のんびり更新していきます


感想くださると励みになります

今日も私も皆さんもお疲れ様です

栞帆・2024-06-13
徒花の涙星*
感想くださると嬉しいです
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氷上のワルツ

「事実は小説よりも奇なり」

そんな、「小説よりも奇」な事実を
この目で見てから死にたい。
それまでとうてい死ねる気がしないよ

死ななくても、見つける頃にはちゃんと
生きる希望を見出せていたらいい…

匿名Neki・2024-06-26
ポエム
小説
不安
願望
消えたい
死にたい

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に16188作品あります

アプリでもっとみる

まだ読んでない絵本を私から奪わないで!
いい年した人が読んじゃいけない本とか、存在しません…
文学は君が思う何倍も自由だ。

まだここにいたの?
ほら、紙とペンを持たないの??
じゃあ私もういなくていいよね
私は君用のゴミ箱じゃないです、さよなら

匿名Neki・2024-07-03
ポエム
小説
読書
趣味
自由
アンチ


読みかけの

小説を

テーブルに広げて

続きを読もうか

桜餅(名前替えたよ)詳細はひと言にて・2024-06-21
小説

今日読み終わった小説まじ泣けた

本当に学校で泣いたもん

私いぬじゅんの本大好きなんだけど

結構前の小説でずっと買えてなかった

いつか眠りにつく日を読んで

まじ感動した

生きようって思えた

もし辛い人がいたら是非読んでみて

ミルクチョコレート🌟・2024-05-10
いぬじゅん
小説
いつか眠りにつく日
投稿数🍫
1190

当たり前だと思ってた 
一緒に過ごしてきたから

二口小説「恋心はメロンソーダ」  

俺は片想いをしてる
彼女の名前は舐瓜 蒼
俺御剣 翡翠は… 

ずっと声すらかけるも
難しかった 
どうやって話そうか?
嫌われたくない
俺なんて…

そう思ってた

そんな時彼女が絡まれてた
嫌そうな顔をして
泣いてたのだ

そしたら体が勝手に動いてた

「何やってるだお前ら辞めろよ?
蒼さんが嫌がってるだろ!」

そしたら成り行きで
蒼と仲良くなれた

高校2年の登校中に
俺が急かしたばかりに
キキーッ!!

「蒼!危ない!」

手遅れだった…蒼は交通事故に
巻き込まれて植物人間状態と
なってしまった…

俺は怒られた。
蒼の両親にも俺の親にも
人生が崩れる音がしたんだ

それでも一番辛いのは
蒼だ
こんな状態でずっと息をして
生きている

俺は毎日蒼に会いに行った
蒼の両親に最初は嫌がられたが
俺の熱量に負けて
途中から許してくれた

高校も卒業し短大に行き
俺は気づけば20歳になっていた
蒼はまだ生きている

「蒼?起きてるか?」

「今日は花束を持ってきたんだ
珍しいだろ?緑の花なんだぜ」

「俺のせいで苦しい思いさせて
本当にごめん、何度謝っても
許されないよな」

だから、蒼にコレ…

小さな青い箱俺はソレを蒼の前で開けた
「結婚指輪、エメラルドの…」
俺は蒼の小指そっとはめて

「好きです。結婚して下さい」

そしたら奇跡が、起きた。
蒼が泣いてるのだ
今まで何も反応すらなかった
蒼が…
口を動かして何か伝えようとしてる

先生!先生!
蒼さんの意識が!
一緒にいた看護師が慌てて
部屋を出ていく

「ヒス…ワタ…ス…」
何か小さい声で聞こえた
間違え無く蒼の声だった

俺は彼女をコレからも
支えて行く

あの時の青春の甘くて爽やかな
恋心はクリームと混ざり合い
奇跡を、起こした

嗚呼…恋心はメロンソーダだ。

end

ひまたん(。>ω<)丿・2024-07-04
君はずっと隣にいると思ってた
花々は運命に乞う
君を守らせて
君と夏の笑顔
運命の味に出会えたら
タグお借りしました
恋心
一口
小説
恋心はメロンソーダ
から
見えた
景色
ポエム
教えて!〇〇先生!!



珍しく筆が進んだ小説

『Innocent Youth』


置いておきます


start


久々に夢を見ていた

どこかあの日を連想させるそれは

あの人の正体が分かったみたい















『あなたは捨てられたのよ』











鋭く、そして重く

私の心を突き刺す言葉














『"行ってきます”そう言ったとでも言うつもり?』
















お父さんの言葉か、なんて

呑気に10歳の誕生日を思い出していた













『それは言葉の綾よ、人は皆嘘をつくの』















たしかに、あの日からお父さんは

私の元へと帰っては来なかったな



















『その嘘を信じてみて、真実になるわ』


















記憶のどこかで信じてしまったのだろうか

遠い昔に真実になってしまったそれに

私はなんの抵抗もしなくなっていた
















『自分の都合のいいように、』













自分の都合のいいように、















『ほら、自分を見てみなさい、』
















自分の姿をどこからか見つめる

夢の世界はなんとも不思議だ

唯一自分を第三者から見れる空間
















『あなた、いま、独りね』


















「っ……………、お母さんっ、」



















あの日見た夢と同じところで

運命かのように飛び起きた

午前三時の半分を指す頃

まだ鳥の声も聞こえない薄暗い朝時

私は久しぶりの悪夢から目を覚ました




あの日と違うのは

お母さんと、自然に口が動いたことだけ
















陽和が転校してから数ヶ月過ぎた

世の中は変わらず忙しなく動いている

紅葉が土に戻り、春の陽気に雪が解け、

雨で桜が散り、また暑い夏がやって来る

時は進む、自分も歳を1歳取った

どれくらい"過去"に苦しめられようが

"今"からは逃れられない現実を生きている
















「おう、琴宮。今日も来てたのか」





「お、はようございます。」






「今日は数ⅠAの復習するぞー」












高校生活も残り11ヶ月しかない

住ませてもらっているおばあちゃんの為に

もう後戻りは出来ないのだ

去年の陽和の担任の先生が

数学の先生だったので

最後に足掻かせて貰っていた














「ここはここに代入して、、、琴宮?



どーした、浮かない顔して…わからないとこでもあったか?」







「………留年はしたくない、ぜったいに、」














こんなにも必死なほどに

勉強をし出したのはいつぶりだろうか

小学生中間ぶりかもしれない












「はは、大丈夫だ、俺を信じろ。


満莉なら、できるぞーー。」












どこか懐かしい笑顔の面影をみつめながら

その言葉を信じ続け、勉強し続けた

お父さんの通った大学への入試に

どうか、どうか、間に合うように、と。

妃那・2024-05-05
Innocent_Youth
第十話
最終話
小説
cliff

一口小説
「恋心はメロンソーダ」

私の初恋は
甘くて何処か爽やかだ
シュワシュワ弾けるこの思い
君は見てくれるかな??

木々に緑が色付き日差しが
強くなる今日この頃
私は今日も走っていた。

「こんにちは!」通り行く
近所のお婆さんに挨拶して行く
「あぁ…こんにちは。蒼ちゃんは
いつも元気だねぇ…私もこんな頃が
あったとよ」
「あ!お婆さん遅刻しゃうから!
じゃあね!」
「こけないでねぇ」

私はいつも遅れて家を出る
理由は簡単だ
彼に会うためだ

「よう!蒼!またお前も遅刻か?」
やっときた、その声に私は振り向く

「もう!遅いよ!
本当に遅れちゃうよ!翡翠!」

彼の名前は御剣 翡翠高校2年生
私、舐瓜 蒼の
隣の席の男の子

「ほら!走るよ!」
「おう!」

私は翡翠に恋をしてる
彼は気付いてないけど
初めてだったから…

ー過去ー
メロンちゃんだ!
もう片方居ないからスイカになら
無いじゃんw
私は中学時代イジられてた
流行りのフルーツゲームで
メロンとメロンが重なるとスイカに
なって点数が増える
だからいつもイジられてた

私はソレが嫌だった

「あの…もうそういうのやめ…」

は??メロン2つ持ってるのにスイカに
ならないメロンちゃんが何言ってるの??
頭大丈夫??

本当…嫌っ誰か…

そこに彼が来て私にこういったのだ
「何やってるんだお前ら辞めろよ?
蒼さんが嫌がってるだろ!」
一度も話した事無い隣の男子が急に
来てそういったのだ

なに?彼氏?私達メロンちゃんと
話してだけだしー?
もう良いや、じゃーねメロンちゃんw

興が削がれたのか
彼女たちはその場立ち去った

「あの…ありがとうございます…
えっと…どうして…下の名前を…」

私は彼に質問した。
「あ、いやさ…えっと…
俺も言いにくいだけど
舐瓜さんの近所で、
たまたまだよ!?
たまたま名前知ってて
そんで廊下歩いてたら
聞こえたからさ…」

私の滲んでた瞳から
見えたその景色には

凄く照れくさそうな
蒼瞳の君が居たのだ。

きっとこの思いは
炭酸の様に弾けていつか
消えるだろう

甘くて爽やかなメロンソーダの
様に…

「おい!蒼?何ぼーっとしてるだ?
急ぐぞ!」

「う、うん!」

でも私は今を走る
甘くて爽やかな青春を…


ー終ー

ひまたん(。>ω<)丿・2024-05-28
涙が滲んで見えた景色は
蒼に色付く
タグお借りしました
一口
小説
恋心
メロンソーダ
始まりと終わり
ポエム
教えて!〇〇先生!!
恋心はメロンソーダ

-----------------------------
存在感が薄くて信頼も無い

常に孤独を感じている少女は

変わった七不思議の一番目

「鏡の中のおしゃまさん」に

目をつけられてしまう。

「戻れなくなってもいいの?」

少女はやさしく頷いた。

-----------------------------

自分を失いかけていた少女が

鏡の中を彷徨ううちに

本当の自分、優しさ、人の暖かさに触れ

自分を取り戻していく物語。

しかし、鏡の外では

自分と同じ見た目をした少女が

友達と仲良く談笑していた。

「戻りたい」

そう願った時、鏡にヒビが入った。

おしゃまさんに気にいられてしまった

少女の行方とは。


気の向くまま、書いていきます。
更新は遅くなると思いますが
ご了承ください

雅火・2024-06-22
みやびのみやげ話
小説
背中
ポエム
独り言

「砂の女」

砂が押し寄せる集落に囚われた主人公が、練るという行為を通して、自分の色を見つける…

そういう感動的なストーリーだった気がするが、読んだのはだいぶ前なので、忘れてしまった。

伊田よしのり・2024-06-07
ポエム
ねるねるねるね
砂の女
小説

どうして、こんなに不安なのだろう。

いつでも、何かにおびえている。

依兎・2024-06-25
太宰治
女生徒
文豪
小説
死にたい
消えたい
苦しい
独り言
ポエム



珍しく筆が進んだ小説

『Innocent Youth』


置いておきます

更新は気まぐれです

start

もし彼女の言ってることが正しいのなら

彼女の微笑みに感じた不気味な違和感も

お母さんのあの表情と辻褄が合うだろう





私の事情を彼女に打ち明けた日の

翌日から彼女の姿が見えなかったのは

生まれつきの持病が悪化して

病院を転々と入院していたかららしい

あの日の最後に彼女が言いかけた言葉を

季節が明けてこうして聞くことが出来た

最も、「また明日」その約束をしたまま

果たせなかったことを悔やんでいる彼女

確かに、次の日になっても

彼女の姿が見えなかったのは

寂しいとかじゃなくて苦しかった

久しぶりの孤独感に心が

耐えられそうになかった

まあこうして季節を超えても

耐えられてきたのだけれども

私はそんなことより

衝撃的な事実を知った今

なんて声を掛ければいいのか

どんな思いで彼女を見ればいいのか

接し方が分からなくなってしまった






肌寒い秋風が二人の背中を通る

彼女の腫れぶった瞼をじっと見詰めた




「先輩、」






「陽和は…いつから知ってたの」







出会った頃からだと告げられた

加えてこの高校に転校したのは

私に会うためだとも言った







「親の転勤じゃなかったの、」





「…今の家から近い高校だと、西高とかあったんですけど、


満莉先輩のところがいいって思って、1回だけ会ってみたかったんです」






何度目か分からない大粒の涙を

浮かべながらその瞳は私の瞳を捕える

嘘偽りのないその表情に

身体が強ばって仕方がなかった







「転校しなきゃいけないのはどうして?」







振り絞った声が少し震えた気がしたのは

たぶん私も瞳に浮かべてしまったから

彼女が転校する事情なんて

ぶっちゃけ自分には関係ないのに

引き止めたい何かがそこにあった







「……お母さんにバレちゃったんです、満莉先輩と会ってること、」






私のミスです、と最後は笑って見せた

溜めていた雫が彼女の頬を静かに伝う

黄昏に染まるそれは彼女を綺麗に魅せた

妃那・2024-04-15
Innocent_Youth
第九話
小説
cliff

小説今アプリで書いてる~

まあ、誰にも見せないし、

書いて終わるだけだけど笑

名前は『この世界に傷跡を』

多分小説の名前にはないはず。

いろんなキャラ設定考えてるけど、

たのしいね。

星璃・2024-07-18
小説
夏休みの宿題だったらいいのにな~
自由研究思いつかない
小説家も目指してはいる
趣味
好きなこと

「だってさ、俺たち80億分の一の確率で巡り逢えたんだよ。奇跡じゃない?」

いつものような甘酸っぱい笑みを浮かべながらきみはそう言った。

わたしも、それにつられて
「そうだよね、ものすごい奇跡。
だからこれからも、きみとの一瞬一瞬を大切に生きていきたいな」

その言葉とともに、わたしの心にあたたかい春の風が吹きこんだ。

fuwa・2024-06-10
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