自分が何なのか…
本当の自分はどこなのか…
どうしたいのかわからないから
あの日、旅に出てみたんだ
旅といっても
実際にあちこち周ったわけではない
それは “ 心の旅 ”
楽しい、悲しい、辛い、嬉しい…
色んな感情が、日々
体の中をかけ巡っているよね
簡単に処理できるものもあれば
なかなか上手くできないものもある
でもね、色んな事を思う度に
自分に問いかけたんだ
「なぜ自分はそう思うのか」
「なぜ自分はそう動いたのか」
なぜ?の繰り返しの問答の日々
するとね、ある日突然
パズルの最後のピースがハマるように「パチッ」と
ハマった気がしたんだ
それは自分探しの旅の目的が1つ進んだ音だった。
…あ、そうか
全部本当の自分だったんだ…
「これは本当の自分じゃない」とか
「こうしたのは自分じゃない」とか
そんな事を時に思いながら生きてきたけど
違う…全部自分なんだ…
そう感じた時に、薄暗く、ノイズが混じってるように
見えていた目の前の世界が
パァっと光が差し込むように明るく、鮮やかに
視えるようになったんだ
それから色んな事を受けとめられるようになって
今に至るわけだが、旅はまだ終わらないよ
だって、まだ知らない自分と出会ってないからね
だから、まだ死ねないし、死にたくない
あ、これが僕の生きる意味でもあるのかもしれないね
自分を知らないまま終わってしまうほど悲しいもんはないと思う…
終わらせたいって思う人、たくさんいると思う
特にそんな人達を否定するつもりはない
だけど、もっともっと知らない世界を知ってから
そうしてみるのも良くないかな?
って思うんだ
人間ってさ、凄くたくさんの可能性を秘めてるんだよ
せっかく自分で選んで降りてきた命
もう少し、一緒に生きてみない?˃ᴗ˂