ハルユー・3日前
慟哭にルージュ
この唇に
深紅のルージュを纏わせ
わたしはあなたに
嘘をつく
微笑みながら
心の奥で血の涙を流しながら…
あなたは
いまのわたしを憎んで
そしてあしたを生きて
唇の色が褪せた時
わたしはひとり声をあげて
泣き叫ぶから
ガラスの森に
涙のしずく
風が嘆きのうたを謳う
心だけ捨てていって
いいですか?
あなたのことは忘れないから
あなたは忘れてね
わたしのことを…
わたしはワタシに
精一杯の嘘をついて生きてゆく
夕暮れに
なにを囀る
オレンジにとけてく
影を追いかけ
同じ月明かりを待つ
会えない月日を重ねる
キミとワタシ
渇ききった感情を
人の波に流されながら
ひたすら
傷つけ傷つくことで
生きてることを
実感してた日々
可哀想だと思われたくて
可哀想だと言われたくなくて
一人じゃなにもできないくせに…
見えない明日を手さぐりしてる