#泣きたい

届かぬ聲と知りながら

まるで孤独を歌う鯨たち

泣けない夜は壊れる寸前の静けさで

痛みさえ愛の証に変わるから

無感覚のフリをしてまだ君を想ってる

霧が覆い被さり見えなくなった君

その残像だけを眺めて輪舞の音が

波紋の様に広がっては消えてゆく

散らばった雨粒の繋がりに君と私

涙で歪んだ声と視界が夜に溶けたの

どれだけ呼んでも返事は無いと知る

愛しさと苦しみが鳴き声に変わって

手を伸ばすほど遠ざかってゆくの。

誰かに抱きしめて欲しい
安心出来る存在が欲しい
その人の腕の中で思いっきり泣きたい
そして頑張ったねって言って欲しい

皮肉にも
唯一抱きしめてほしいって
思えた人は
先生だった

時には涙して雲行きが怪しくなろうとも

私の歩幅で良いから私自身を貫いていいの

自分の辛さにも気づかないで

頑張れてしまう日があるね

今までに泣いた過去があるからこそ

今こうしてとびっきりの笑顔を見せられるの

貴方が好きなの。

泣きそうなくらい大好きなの。

でも、部内にライバルがいた。

私よりいい人で、可愛くて、素直で、

優しくて、気遣いができて、面白くて、

私より断然貴方に釣り合ってる人。


こんなの、勝てるわけないじゃん。

海底で夕陽を懐かしむように

酸欠状態で君を想う

月が満ちてから欠けるまでの呼吸

限界が来たら迎えに来てくれますか

鳴り止まない心の雷鳴

晴れてるように魅せてるだけ

笑ってても泣いてても

心はずっと霧雨デフォルト

いつか望んだ明日が来るのかな

未だにあの日の棘が抜けてないのに

馬鹿にされたのが嫌だったから

痛みごと抱えるのが楽だった

こんな棘さえも私の一部だから