#泣きたい

ちゃんとSOSが出せた。
偉かったよ。

幾千のネガティブより

一のポジティブを育てたい。

卒業したらこの当たり前が無くなる

それがどうしようもなく怖かった

他人の目を気にして小さくなる度に、

心はまるで透明の包帯に巻かれてく

そんな窮屈な世界では僕はきっと、

生きていく事は不可能に近しくてさ

海の水の味が支配して夜空には

月も星も見えず暗い雲が全てを

覆い尽くしていた七下がりの雨

ぞっとするほど赤い太陽を包んだ西の空

僕の心中を蝕む感情は抑え切れず慟哭し

虚ろな瞳で居ることに誰も気付かないね

死ぬ時の苦しさより、

今は辛さを我慢して

生きる方が良いと思っただけ

壷中日月長のように久遠と束の間

日々に呑まれて仕舞う前に貴方に

私を見つけて欲しいのです。

闇夜の天涙に闇然する水毬

天花の如く水無川と暁闇に

孤月眺め哀悼の意を隠して

僕が辛さもしんどさも

誰に気付いて欲しかっただけなのに

泣きたい時は我慢せずに

悔し涙もいつかは報われると信じて

時間は掛かっても涙は明日への活力になる

死にたいを綴るのは

それで楽になれると思ったから

でも実際は、

死にたいが膨らんで逝くだけだった

正子の夜凪と夜陰に燦爛する心星

耿々とした月は宙独星の盈月寂寥

鼎俎に初入し傀儡を恨み夜直厭世

玉に瑕に落涙し亡羊の嘆

今日も心化粧に心憂哀傷

天に召されて花と散るの

絳響に悠揚として薄暮に見とれ

暮色から入相に変わる一時の候

水溜まりに映る月を見ている様