#憂い恋

大好きだよ。

でも貴方がする元カノの話は大嫌い

だけどそんな自分が1番嫌い

僕は粉々になって
崩れ落ちた

君がいない日常なんて
考えられない

洗面台の歯ブラシが
物憂げに肩を寄せ合う

｢いらない｣とすてては

身勝手に戻ったりして


｢あいして｣と呟いては

何処か自由を求めたり

君の事、忘れられないんじゃない。

きみが僕の記憶に居座っているんだ。

君がくれたものは、
　　この手の中に溢れても

僕がいちばん欲しいものに、
　　満たされない

16の夏、甘々でどろどろの恋に恋をしたんだ。
でもそれは、単なる自己満足に過ぎなかった。
キミを締め付け、嘘の恋を謳う。
こんな僕なんて初めからいらなかったよな。

知ってた。