#戻らぬ青春

ただ波に呑まれて

故意に馬鹿になってさ

好きだから
嫌いになれない
それが
普通なんじゃない？

真っ暗な世界に
ひとりぼっちの私は
いつまでも、どこまでも
何かを探していた

忘れてしまった何かを。

夢だってわかってる
ずっと君に
抱きしめて欲しかった
頑張ったねって
言って欲しかっただけなの
夢でもいいから…

君と手を繋いで
あの道を歩きたい
ただ君と
一緒にいる時間が欲しい

少しキラキラして見えるけど

本当にほしいものじゃない

ひと時の慰めは もう要らないんだ

大丈夫だよ
そう言って笑って
過去も今も
全部忘れてしまいたい
終わりにしよう

朝日が昇る
それまでは切らないで
もう少しだけ
君との夜を過ごしていたい

行かないで
どうして置いていくの？
私も連れて行って
1人にしないで

行かないで＿＿＿。

落ち込む時間なんてない
充実してる
そう捉える人もいる
だけど
辛さを貯め続けている
そうも捉えられる

幸せの形は曖昧で

私はいつまでも

貴方が好きだった

１回、海に呑み込まれたら、
もう戻ることのない


1回でも終わったら、もう戻らないんだね
戻りたくても

背伸びした
初めての大人の恋
やぶれた恋から
僕は本当の大人になった
そんな気がした･･･
青春からの卒業

もっともっと
学生生活を満喫したかった
と
最近、娘の授業参観で知る

過去に戻るなら
勉強の楽しさ
学校生活の楽しさを

話してあげたい

でも、戻らぬ青春
を
今度は
子供たちが思い出ある
青春を謳歌してほしい

眠れぬ夜は

また思い出す

思い出してはまた泣いて

切り捨てたはずの恋のカケラを

またかき集めてる

月明かりの下でだけは

素直な私のまま

眠らない夜は

優しい亡霊が

ララバイを奏でる

いつまでもいつまでも

眠れぬ私に囁きかける