#扇花の囁き

「貴方の事を愛していました」
























言葉を虚空に投げた貴方の

傷付いた心に刺さる十字架

僕も一緒に担いで登る階段

いつか笑って懐かしめたら
























「ずっと君の事が好きでした」

大きな力を持つ紙切れ
逆らえる筈も無い魅力
無役な私は貴方の為に
道を外れて逝くのです

雲の様な貴方の事を
内心壊したかったの
白い月が思考を焼き
非倫理性が顔を出す

自己紹介276
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＃81億の星空

ご自由にどうぞ

2024年の世界人口は
約81億1900万人だそうです
かなり多いですね、、、

僕達は同じ空を見上げるけれど
見えている空は違うと思うんです
同じ星の集まりを見ても
そこから連想するものは違うんです
それが良いんですよね、、、

ではまた次回

酔った勢いに飲まれ
生きる環境を呪った
夢も今は心労なんだ
死んで楽になれたら

自己紹介278
「迷宮」のタグで前にも
ポエムを書いているんですよね
その時と同じ写真を使ったんですが
割と違うものになったんじゃないかなと
個人的には思っています

最近ホントに投稿するのにも
かなりエネルギーが必要になっていて
どんどん遅筆になってます、、、

ではまた次回

僕達は皆人生を
迷いながら進む
旅人なんだろう

それならせめて
最期には答えに
辿り着きたいな

天の過ちで命は生まれ

　　　　　　　　　　　夏空の下で菫が花開く

最涯てを早く見たいと

　　　　　　　　　　　暖炉の薪にも嫉妬した

仮令孤掌が鳴ったとて

　　　　　　　　　　　僕の冬は終わらないが

やはり独りは寂しいと

　　　　　　　　　　　広げた扇の風は冷たい

僕達は星空を見上げて
綺麗だとしか思わない
でも星には意味がある
だからこそあの星空は
あんなにも綺麗なんだ

星空には星座があるね
それぞれに物語がある
神様の世界や人の世界
それぞれに世界がある
僕達は星座を見つける
そこに物語を見つける
そこに世界を見つける
だから星は綺麗なんだ

僕達は沢山の星座達を
既に知っているけれど
星は数え切れない位に
この空に存在している

僕達も星座を生み出し
世界を作る事ができる
試しに作ってみようか



あそこに見えるだろう
あの６個の星は冬の華
雪の結晶とも呼ばれる
なんで雪の結晶なのか
それについてはこんな
言い伝えがあるんだよ

昔ここは神の街だった
沢山の神様が住みつき
人と共存していたんだ
一人の美しい女神様が
この街を支配していた

美しい物を好む彼女は
気に入った物を大事に
保存し毎日愛でていた
彼女の城の中は沢山の
美しい物で溢れていた

彼女が持っていた物は
どれも高価な物だった
それに目をつけた人間
真夜中に城に忍び込み
彼女の物を全て盗んだ
そして全部売り払った
勿論高値で売れるから
人間は大喜びしたんだ

朝起きた彼女は驚いた
自分の好きな物が全部
跡形も無くなっている
彼女はとても悲しんで
目から涙が溢れてきた

その日は寒かったから
涙が凍って結晶になり
雪となり積もっていく
やがて城は雪に覆われ
彼女は凍ってしまった

それから何百年も経ち
ある神様がやって来た
彼も美しい物が好きで
気に入った物があれば
星にする趣味があった

その日は暑かったのに
城周辺は寒かったんだ
神様は不思議に思って
城の扉をそっと開けた

そこには一面の雪景色
そしてその真ん中には
とても美しい女神様が
凍り付いて眠っている

神様は見惚れてしまい
女神様を邪魔しない様
雪を一掬いだけ貰って
空に上げて星座にした
これが「冬華座」だよ



ほらね？簡単でしょ？
僕達にも星座を作れる
世界を生み出せるんだ
今度は君の世界を僕に
聴かせてくれないか？

自己紹介295
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＃今際の僕に恋をした

ご自由にどうぞ

今回のポエムも縦読みを使いました
「現実逃避」と「生存本能」です
「逃避」は防衛機制の1つです
心を守る為に人が無意識に行う事を
防衛機制と呼びます
これが働かなくなるとかなり危険です

話は変わりますが今朝雪が降ったんですよ！
雪があまり降らない地域なので
少しでも雪が降るとめっちゃ嬉しい！
積もってくれるともっと嬉しい！
まぁ積もらなかったんですが()

ではまた次回

一人静が密かに舞い

樹海が碧く染まる春

之はまるで僕の恋心

陰に隠した君への愛

自己紹介317
今回初めて「斜め読み」を使いました
縦読みと似ているんですが
こちらの方が圧倒的に難しいですね
次の扇検定でこれを利用したい為
暫くポエムは斜め読みの練習になるかも()

ただ問題としてポエムを作るとなると
混ぜ込む四字熟語が1個だけだと
面白くないんですよねぇ
出来れば2個以上入れたい所ですね
うーん難しい！www

ちなみに雲心月性とは
名声や利益を求めず雲や月のように
清らかな心や性質をもつ人の事ですね

ではまた次回

現し世に疲れた身魂
　　　　　　　　　　　　生きる事を望まない
実らずに枯れ行く花
　　　　　　　　　　　　存在意義は既に無い

逃げ道が断たれた今
　　　　　　　　　　　　本当の僕を見つけた
避けられない終末を
　　　　　　　　　　　　能天気に迎えようか

春が訪れ喜ぶ花鳥風月

　　　　　　　　　　　一度積もった雪が融け

夏には光が凶器と化す

　　　　　　　　　　　陽光が大地を燃やした

秋の冷気が木々を彩る

　　　　　　　　　　　来たる涼しさが過ぎて

冬に貴方と寄り添う僕

　　　　　　　　　　　復た芽吹く事を祈った

天からの贈り物で

　　　　　　　　　　　　　生を受けた僕達は

地球影に隠されて

　　　　　　　　　　　　　死を望んでしまう


一心に願った未来

　　　　　　　　　　　　　無謀に思えた希望

指切りで誓う約束

　　　　　　　　　　　　　常時襲う希死念慮