#押し花

君があの日僕にくれた花を
押し花にして
今でも持ち歩いてしまうんだ＿

彼・彼女を好きだった気持ちを

花と一緒に

本に閉じる


今は
『辛い、苦しい』のかもしれません
けれど

あなたの辛い気持ちは
綺麗な押し花になって

良い思い出となるでしょう

風で落ちてた

桜を拾って

押し花に


誰かに春を

届けよう

花のように
幻想的で　儚い恋

押し花にして
微かな薫りとともに

君との素敵な思い出
ダイアリーに
そっと閉じこめる

花詰んで
野花徒花
そのままに
形を保つ
辞書押し付けて

こころに留めたい

押し花の様に

あなたからの言葉

ひとつひとつ、大切に

温情滲む空の色

忘れぬ様に、すこしずつ

下校中

ふと足元を見ると

ハートの形をした

不思議な花が落ちてた



私はなんとなく

その花を拾って

家に持って帰った



家に帰って

その花を押し花にして

本のしおりを作った




その花に



『恋が叶いますように』



そうお願いして

魔法みたいな、宝物みたいな
そんな、言葉たちを手にしてきた。

ひとつひとつ
胸に大切に仕舞って

たいせつに
おもいたい人たちに贈ってきた

いままでも、きっとこれからも

あなたの言葉も、いま
新鮮で、永遠の押し花にしたわ。

永遠なんてない
一生なんてない

だから
自分で作るんだ
いい思い出を1番鮮明なままで
閉じ込める

そうすればずっと
いい思い出、記憶が僕の頭に刻まれる

そして自分の息の根を止めることで
嫌な記憶が上塗りされることを防ぐ


ドライフラワーのように
押し花のように

美しいものは1番美しい状態でないと
意味が無い

散るのを防げ


いいものは一番いい頃に、ね？