#教育実習生

何度

戻りたいと思ったことだろう

～好きな人にはもう逢えない～








連絡先聞いときゃ良かったな

いきなり現れて
私の心をめちゃくちゃにしたまま
どこかに行くなんて卑怯だよ

今だから言える

出会ってくれてありがとう

君がいたから

私どんなことも頑張れた





君は言った

｢人は必要な時必要な人と出会う｣

まさに君が言った通り

あの地獄な日々に光をくれたのも

笑顔をくれたのも

幸せをくれたのも

たくさんの思い出をくれたのも

全部君のおかげ





7歳差の恋

君の性格に憧れた

君の全てが好きだった

誰にも負けないぐらい好きだった

一つ一つの行動にときめいて

充実した1ヶ月を送れた

その分立ち直るまで

時間がかかったけどね





本当にありがとう

君なら立派な国語教師になれるよ

今まで沢山迷惑かけてごめんね

出会ってくれて

仲良くしてくれてありがとう

どうか幸せになって

私はあなたを

永遠に忘れないでしょう









もしも

また会えるなら

次はちゃんと向き合って

感謝の気持ちを伝えたいな

行かないで欲しい。
私はまた、あなたに逢えますか？

先生と生徒でも
先輩と後輩でも
友達同士でも
恋人同士でも無い関係
でも、1つわかるのは
私があなたを好きだってこと。

君がいない

あそこにいるのに
あそこにいたのに
ここにいるのに
ここにいたのに

もういない

現実を知らされた

早く忘れたい

辛いよ
苦しいよ

うちが大好きだった人は

素敵な人だった

この想いを涙を流しながら

ドラえもんの幸せを願ってます

ありがとう

大好きでした

先生に会いたい

先生居ないと学校行く意味無いじゃん

文化祭来てくれるかな？

どこか偶然会えないのかな？

また笑って欲しい

また声を聞きたい

また話したい

視界に入りたい

突然過ぎて受け止められない

手紙渡したかった。写真撮りたかった。

最後の願い

ドラえもんが
良い中学生の国語の教師になって
幸せな日々を送れますように

出会いがあれば別れもある

別れがあれば出会いもある

人生はその繰り返し

11月4日木曜日

朝いつも通り教室の前に教育実習生がいた
教育実習生　｢おはようございます｣
うち　　　　｢おはようございます｣

今日は前髪をあげていた
いつも通りすごくかっこよかった

朝の会は教育実習生がしていた
なんか教育実習生を見てるとドキドキした

給食時間は後ろに教育実習生がいた

昼練が終わって三組の前の水道のところにいたけど
話しかけに行けなかった…

5時間目は英語だった
待合室に教育実習生はいた
何回か出入りしていた
英語が終わって廊下に出ると
教育実習生が待合室の鍵を閉めるのに
プリンと片手に持ってて大変そうだった
だからうちは教育実習生に駆け寄って
うち　　　　｢持つよ！｣
教育実習生　｢えぇよ、サンキュー｣
手が少し触れた

6時間目は国語だった
6時間目の前の休憩の時に
教育実習生が黒板に今日やることを書いていて
うち　　　　｢消しますよー！｣
教育実習生　｢ありがとー！｣
教育実習生　｢丁寧に消さんでいいで｣
うち　　　　｢書き順違うやん｣
友達　　　　｢違う｣
うち　　　　｢よく書き順違う｣
教育実習生　｢それ校長先生にも言われた｣
友達　　　　｢なんて？｣
教育実習生　｢書き順違うの気をつけやって｣
うち　　　　｢そうなんやw｣
教育実習生　｢でも、中学校は書き順は要らんから！小学生はいるけど、小１と小2？｣
うち　　　　｢そうなんや！｣
うち　　　　｢また書き順違う｣
教育実習生　｢えぇねん！｣
うち　　　　｢ww｣
教育実習生が書いてるとチョークが折れた
3人　　　　 ｢あ、｣
うちはチョークを拾う
教育実習生　｢ありがとー！｣
その後は今日の授業についての話を少しした

今日の国語は詩の朗読があった
うちらの班はどう読むか決まってなくて
教育実習生　｢決まった？｣
うち　　　　｢まだ｣
教育実習生　｢はよ、きめぇや｣

教育実習生　｢決まったんか？｣
男子　　　　｢まだ｣
教育実習生はおすすめを教えてくれる

教育実習生　｢まだ決まってないとこー？｣
うち　　　　｢はーい！｣
教育実習生　｢はよ、きめぇやw｣
教育実習生　｢どうすんの？｣
うち　　　　｢どうしよ｣
うちどう読むか説明中

国語が終わってうちは感想を書くのが遅くて
あとから出すと
教育実習生　｢はーい｣

教育実習生は黒板を消していて
うち　　　　｢はよしぃや！｣
黒板消しを持って手伝おうとすると
教育実習生　｢消さんでいい！消さんでいいよ！｣
その後学年集会があって体育館に集まった

終礼は担任がしていた

教室の前に教育実習生がいた
教育実習生　｢さよなら｣
うち　　　　｢さよなら｣

今日も教育実習生はサッカー部にいた
校外学習の時に着ていたコーデだった
すごくかっこよかった
サッカーとても上手かった

部活が終わって校門の前に待っていると
教育実習生が来た
歩くのが速くてモデル歩きだった

友達と別れて
教育実習生を追いかけて走って肩をぶつけて
三歩くらい前に行って振り返ると
教育実習生はネクタイを外して1番上の
ボタンを外していてエロくてかっこよかった
これはうちだけしか見たことないと思うと
とても嬉しかった
教育実習生　｢おう！｣
うち　　　　｢ww｣
うち　　　　｢疲れたー！今日外周2周走りました｣
教育実習生　｢しんどいなー｣
うち　　　　｢しんどいです！ダッシュで！今日は余裕があってあそこら辺で話してましたw｣
教育実習生　｢話したらアカンのんちゃうん？｣
うち　　　　｢大丈夫ですよ！｣
教育実習生　｢バドミントン部ってキツいそうやもんな｣
うち　　　　｢ホンマにきつい！｣
教育実習生　｢部長大変そう…｣
うち　　　　｢ホンマに大変！全部部長の責任で部長が怒られるし…｣
教育実習生　｢それに比べてサッカー部はのんびりやでw｣
うち　　　　｢いいなー！｣
教育実習生　｢バドミントン部って辞める時止められて話し合いになるんやろ？｣
うち　　　　｢そうなんよ！｣
教育実習生　｢面倒くさそうw｣
うち　　　　｢ホンマに面倒くさい！｣
教育実習生　｢なんとも言えん立場やけどw｣
うち　　　　｢wwでもホンマに面倒くさい！｣
教育実習生　｢話し合いして気まづくなるだけやのにねw｣
うち　　　　｢ほんまね！｣
教育実習生　｢生徒は気まづくなって顧問も気まづくなるwいいことないやんw｣
うち　　　　｢ホンマにwメリットがないw｣
教育実習生　｢ww｣
うち　　　　｢うちはやめられへんところまで来てしまったからもうやめられへんわw｣
教育実習生　｢ww｣
うち　　　　｢あー疲れた｣
教育実習生　｢何時ぐらいに寝んの？｣
うち　　　　｢えーとね、日によって違う｣
教育実習生　｢最近10時に寝てんで｣
うちは教育実習生を指さす
目がガッツリあった
教育実習生は頷く
うち　　　　｢えー！｣
教育実習生　｢気づいたら寝てるw｣
うち　　　　｢昨日は12時半くらいやったわ｣
教育実習生　｢何してたん？｣
うち　　　　｢課題とか｣
教育実習生　｢生徒やなー｣
うち　　　　｢ww自主練しないとー自主練自主練！全くしてないけど…w｣
教育実習生　｢ww｣
教育実習生　｢大変やねー｣
別れるところが近づいてくる
うち　　　　｢あ、そうや！手紙あげる！｣
教育実習生　｢え、まじ？｣
うち　　　　｢うん｣
うちは手紙を出して笑顔で
うち　　　　｢はい！どうぞ！｣
教育実習生　｢え、ありがとうございます！｣
うち　　　　｢これからも頑張ってください！いなくなるの寂しいです…｣
教育実習生　｢ありがとう！もう泣きそうwなんで今日渡したん？｣
カバンに丁寧に手紙をしまう
うち　　　　｢ww明日5時半までやから｣
教育実習生　｢そうなんや｣
うち　　　　｢絶対明日見てくださいよ！教育実習終わってから！絶対ですよ！今日は絶対見たらダメですよ！｣
教育実習生　｢わかったよw｣
うち　　　　｢絶対ですよ！｣
教育実習生　｢それはわからんw振りちゃうん？｣
うち　　　　｢振りちゃいますよ！｣
教育実習生　｢ww｣
うち　　　　｢明日確認しますよ！｣
教育実習生　｢わかったよ｣
うち　　　　｢ww｣
教育実習生　｢ありがとうな！｣
うち　　　　｢いえいえ！｣
教育実習生　｢じゃ、さよなら｣
うち　　　　｢さよなら！またあした？｣
教育実習生　｢おう！｣

手紙渡せた！
喜んでくれて嬉しかった！
ちゃんと明日読んでくれるかな？
今日読まんといてよ！
あと1日…
最後は直接言うんだ
後悔しないように

10月29日金曜日

今日は校外学習だった

朝学校に着くと運動場に教育実習生がいた
教育実習生は黒のシャカシャカパーカにアジダスの紺色のズボンに白い靴だった
いつもスーツだったからよりかっこよかった！

行きは前の方にいた
うちは真ん中だったからめっちゃ離れてた
行きのモノレールはいなかったし、見えなかった
途中何回か目が合った

午前中は先生探しゲームをした
先生を探していると最後のポイントに教育実習生ともう1人の女の人の教育実習生がいた
うちはずっと教育実習生のあだ名を読んでいた
ふと左を見ると教育実習生がいた
うち　　　　｢ついたー！｣
教育実習生　｢おつかれー！｣
うち　　　　｢疲れたー！｣
教育実習生　｢何班？｣
うち　　　　｢5班です！｣
教育実習生　｢全員揃ってないな、全員揃うまでそこで待って！｣
うち　　　　｢はーい｣
教育実習生　｢樋口は？｣
うち　　　　｢もうすぐ来ます！｣
教育実習生　｢お、来たな！5班これはい！｣
うち　　　　｢ちゃんと書いてくれんねんやw｣
男子は今までのポイントを繋ぎ合わせて最後の場所を地図で探していた
男子　　　　｢行くぞ！｣
教育実習生　｢行ってらっしゃい！｣
うち　　　　｢行きたくなーい！｣
教育実習生　｢ほら、行ってらっしゃい！｣
うち　　　　｢うわぁー！行きたくない…｣
うち　　　　｢行ってきます…｣
うちは手を振る
教育実習生と女の人の教育実習生が手を振り返してくれた
うちは角を曲がる時に教育実習生達に手を振るともう一度教育実習生と女の人の教育実習生が振り返してくれた

昼ごはんの前にクラス写真を撮った
教育実習生もいた
マスク外している姿を見れなかった
肌荒れが酷い…って言っていたのを聞いた

午後の自由行動は教育実習生と一緒に行けなかった
言う前に取られてしまった
自由行動が終わって教育実習生は鬼ごっこしていた
走り方が独特だった
その鬼ごっこに入ると足が速い男子にタッチされてしまった

帰りのモノレールは少しだけ窓越しに見えた

学校に戻ると女の人の教育実習生は今日で最後なので挨拶をしていた

さよならしてから友達と教育実習生に話しかけに行った
うち　　　　｢疲れました？｣
教育実習生　｢疲れたー！でも昨日の方がしんどかった…｣
うち　　　　｢そうなんですか｣
教育実習生　｢昨日何時に寝たと思う？｣
うち　　　　｢え、1時？｣
教育実習生　｢違う8時半｣
うち　　　　｢え？！8時半？！｣
友達　　　　｢そっち？w｣
うち　　　　｢何時に起きたんですか？w｣
教育実習生　｢2時半w｣
うち　　　　｢え、何してたんですか？w｣
教育実習生　｢2度寝？いや、3度寝した｣
うち　　　　｢ww｣
教育実習生　｢2時半に起きてまた寝て6時に起きた｣
うち　　　　｢おぉーww｣
教育実習生　｢8時半に寝て2時半に起きたから体バッキバキw｣
うち　　　　｢おぉーwwバッキバキww｣
女の人の教育実習生を見て
教育実習生　｢泣いてる人おるやん？！授業受けた？｣
うち　　　　｢めっちゃ受けた！｣
教育実習生　｢最後挨拶しといたら？｣
うち　　　　｢はい、しときます｣
教育実習生　｢俺ん時泣いてくれる人いるんかな？w｣
うち　　　　｢うちが泣いとくわw｣
教育実習生　｢俺ん時泣いてくれる人いるんかな？wみんな泣かずに笑ってるんかな？ww｣
ある女子　　｢泣くやつおらんおらんw｣
教育実習生はある女子と話していた
その後教育実習生と話せなかった…

今日はいつもと違った服装だったからとてもかっこよかった！

まぁ話せたけどもっと話したかった…
土日会えない…
あと1週間しかない…
嫌だ
離れたくない
ずっといて欲しい
ほんとに大好きだから
どこにも行かないで欲しい
ずっと隣にいて欲しい
誰にも取られたくない！
あの子の方が可愛いのはわかってる
でもそれを黙って見てるのはほんとに辛いよ
人気者なのはわかってるでもものすごく辛いんだよ
今すぐ死にたくなるんだよ
誰にも取られたくない！
もうどうしたらいいの？
ただ大好きなんですよ

教育実習生のあなたに恋をしてしまいました
でも、あなたは私の姉の友達の彼氏でもある
絶対に好きになっちゃいけない人
何で好きになっちゃったんだろう…

10月15日金曜日

朝いつも通り教室の前に
教育実習生がいた
教育実習生　｢おはようございます｣
うち　　　　｢おはようございます｣
いつも通りのスーツ

給食時間は後ろにいた

昼休みうちがクッションを
どれにするかのチラシを見ていると見えなくて
椅子に持たれてみていると
教育実習生　｢見えるか？｣
うち　　　　｢うーん｣
教育実習生　｢ここ来たら？｣
教育実習生の前を指して
うち　　　　｢ww｣
少しして
教育実習生　｢ほんまにみえるか？｣
うち　　　　｢少しww｣

選挙のときは後ろにいた

終礼が終わって教育実習生は担任に
鍵締めを頼まれていた
いつも通り教室の前に立って挨拶していた

うちは後ろのカーテンを開けて
前のカーテンを開けると前のカーテンは
日差しが強かったから閉めた
すると少したってその後に教育実習生が
うちと同じ前のカーテンを開けた
教育実習生は日差しが強いのを気付かずに
開けっ放しだった

うちのクラブノートを見ている女子たちに
教育実習生　｢何してんの？｣
とその女子たちに近づいて行って
女子たちはうちのクラブノートを見ているから
うち　　　　｢あかん！あかん！｣
教育実習生　｢あ、見たらあかんかった？｣
うち　　　　｢字汚いし…｣
友達が部活のことを説明…
友達　　　　｢この子部長なんですよ！｣
教育実習生　｢そうなんや！｣
うち　　　　｢はい…｣

うちの席が1番日差しが当たっていて
うち　　　　｢光合成できるで！｣
友達　　　　｢ほんまや！｣
教育実習生を見て
うち　　　　｢座ってみてくださいよ！｣
教育実習生がうちの席を座る
(その時心の中で発狂！)
教育実習生　｢ほんまや、この席絶対嫌やわ｣
眩しくて目を細めて言ってる
うち　　　　｢でしょ！｣
教育実習生　｢何してんの？｣
友達　　　　｢体育の振り返りしてます｣
教育実習生　｢体育に振り返りなんかあんねんや｣
うち　　　　｢そうなんですよ！変なところつったことある？｣
教育実習生　｢ここつったことある！(顎のところ)｣
うち　　　　｢あります！キャベツ？レタス？どっちやっけ？｣
教育実習生　｢どっちでもええわ！｣
うち　　　　｢wwをそぼろを入れて食べるやつ｣
教育実習生　｢あーね｣
うち　　　　｢それが大きくてでかい口を開けたらつりましたww｣
教育実習生　｢ww｣
うちは友達に
うち　　　　｢変なところつったことある？｣
友達　　　　｢足つったくらいしか…｣
うち　　　　｢ここつったことあるで(両あばら)｣
教育実習生　｢なんで？｣
うち　　　　｢朝起きて伸びたらピキーンって来たww｣
教育実習生　｢えぇー、どうやって伸ばすん？｣
うち　　　　｢伸びたりしてww外周とかめっちゃつるww冬とかやばいww1番つってる｣
友達　　　　｢それなww｣
うち　　　　｢外周終わったあとリラックスしたら4箇所つりましたww｣
教育実習生　｢まじか！｣
友達　　　　｢この子いっつも1番なんですよ！｣
教育実習生　｢えぇー！凄！｣
うち　　　　｢1番じゃないとあかんのですよ…｣
教育実習生　｢俺はずっと水泳部やったから、陸上嫌いやわww｣
うち　　　　｢そうなんですか！明日部活やぁー！嫌だー！｣
友達　　　　｢4時間半あるんですよ！前なんか5時間半ありました！｣
うち　　　　｢半日ですよ！｣
教育実習生　｢何時からなん？｣
友達　　　　｢12時半からです！｣
教育実習生　｢その時間帯嫌やな〜｣
うち　　　　｢めっちゃ嫌です！｣
教育実習生　｢今日は部活ないん？｣
うち　　　　｢ないです！｣
友達　　　　｢水曜日あったんで！｣

教育実習生が紙くずを拾ってた
うち　　　　｢なんですか？それ｣
教育実習生　｢紙？｣
うち　　　　｢あー、貸してください｣
うちは友達に向かって投げる
友達はうちに向かって投げる
うち　　　　｢下手くそー！｣
うちは投げると教育実習生のところに行った
うちはやべ！って思った
教育実習生　｢今狙って投げたやろ｣
うち　　　　｢狙ってません！｣
教育実習生　｢ゴミ箱に入れるわ｣
うち　　　　｢どうぞ！｣
教育実習生が紙くずをゴミ箱に狙って投げるけど
入らなかった
教育実習生　｢あー！｣
うち　　　　｢ぶぶー！返却｣
うちは教育実習生に紙くずを投げる
教育実習生はもう一度投げると
すごく惜しかった
教育実習生　｢今の惜しかったよな！｣
うち　　　　｢めっちゃ惜しかった！｣

フレンドリーな女子たちが教室に入ってきて
教育実習生と話してた
教育実習生はその人達にあだ名で呼ばれていた
誕生日・彼女いるか聞いていた
彼女は過去に四人いて今はいない
1人はギャルって人と付き合ってた
元カノは高校以来居ない
自分は真面目！と言ってる
陽キャを否定してるけど
ダンスしてる時点で陽キャと言われて笑っている

友達　　　　｢あの子モテそうでしょ！｣
教育実習生　｢うん、モテそう！｣
こっち見て
うち　　　　｢モテそう？｣
友達たち　　｢だって可愛いもん！かっこいいし！｣
教育実習生　｢ww｣

教育実習生　｢まだ終わらへんの？ww｣
(体育の振り返り)
うち　　　　｢まだです…ww｣

少しして
教育実習生　｢まだやってんの？ww｣
うち　　　　｢まだです…ww｣

友達　　　　｢(うちに)ジョジョ立ちしてー！｣
うち　　　　｢わかったー！｣
廊下に出てジョジョ立ちすると
友達たち　　｢おおー！すげぇ！｣
ある友達　　｢(あだ名で)見てー！｣
教育実習生が来て
友達　　　　｢やってー！｣
うちはジョジョ立ちをすると
教育実習生　｢おおー！｣
友達　　　　｢(あだ名)やってー！｣
教育実習生　｢スーツやで！？｣
友達　　　　｢いいやん！｣
教育実習生がジョジョ立ちしてた
結構できててびっくりした

また少しして
教育実習生　｢まだ終わらんの？！ww｣
うち　　　　｢まだです…｣
教育実習生　｢何してんの？３万字でも書かなあかんのか？｣
うち　　　　｢ww｣
うちのタブレットを見て
教育実習生　｢後ちょっとやん｣
うち　　　　｢そうなんですよ！(数えて)あと1文字…｣
教育実習生　｢点をいっぱい書いとけ｣
うち　　　　｢点と丸をいっぱい書いとこ、かっこ先生が書いてって言いましたって書いとこ｣
教育実習生　｢なんで？ww｣
うち　　　　｢ww｣

少しして
うち　　　　｢その椅子めっちゃこうしたい！(ひっくり返したい)｣
教育実習生　｢鬼やん｣

少しして
教育実習生の近くの机にタブレットを置くとチョークがめっちゃついてはっ！って顔をすると
教育実習生　｢ちゃんと見てないからや｣
うちは少し見つめて、手ではらっても取れなかった
教育実習生　｢濡れティッシュでやったら取れるで｣
うちはティッシュを取って濡らしてチョークがついたところをこすった
教育実習生　｢取れた？｣
うち　　　　｢取れたけど、ティッシュのカスがいっぱい…｣
友達　　　　｢可愛い！｣
教育実習生　｢書き終わった？｣
うち　　　　｢あとちょっと｣
教育実習生　｢そんなかかる？｣
うち　　　　｢あとちょっとです！えーと、｣
少したって
うち　　　　｢やっと終わったー！｣
教育実習生　｢おつかれー！｣

うちが座って帰る準備をしていると
教育実習生　｢そろそろ出よか｣
みんな　　　｢はーい｣
後ろの窓が閉まってなかったから閉めると
教育実習生　｢さすが部長！｣
うち　　　　｢いやいや｣
教育実習生　｢ありがとう｣
うち　　　　｢いえいえ｣
教育実習生が座ってた椅子が残ってた
うち　　　　｢これも直します？｣
教育実習生　｢これ直すっけ？｣
うち　　　　｢多分直します｣
うちは椅子を直した
教育実習生　｢ありがとう｣
教育実習生は教室出る前にめっちゃ確認してた
教室を出て教育実習生は鍵を閉めるとみんなに
教育実習生　｢さよなら｣
と手を振っていた
振り向いて目が合った
うち　　　　｢さよなら｣
手を振れなかった…
せっかくのチャンスが…

公園で先輩と話してるとスーツを着たリュックが黒でスマホを持ってイアホンをつけてる教育実習生がいた
目が合ったから右手で手を振ると教育実習生は左手で振り返してくれた

もう尊かった…
かっこよかった
冷めてたわけじゃなかった
嫉妬はめっちゃした
教育実習生は人気者だ
休みの日に会えないのは辛い…
早く会いたい