#夏

夏が近づいてくる。

貴方が今までいた場所が、

また今年も夏の匂いをさせ、

夏の蒸し暑さを感じさせ、

また青春の1ページをつくり出す。


そこに貴方はいないことが、

私の胸を苦しくさせる。

君のことを考えてる時間が

少しずつ増えていくの

きっと夜が長くなったからだね

昼が長くなっても

君のこと考えてるのかな

寒くて布団から出られない始末なのだ。
Ｔシャツを着てねるねるねるねを練った夏が、懐かしい。

眩しくも優しい季節に「こんにちは」

君に照らされて空も目を細めているわ

貴方の近くにいるときの

私の心音は、

蝉の声にも負けないくらい

うるさかった。

狂った夏の暑ささえ懐かしい
冷え切った部屋の中で私は
ねるねるねるねの練り方さえ
忘れかけた。

夏日の様な厳しい日差しが

冬終わりの尖った風へと変化する

突然訪れた自然の静寂が

心を冬眠へと誘う

端午の節句は
ねるねるねるねの季節。
つまり、
暦の上では
既に夏なのだ。

賑やかな季節が終わり

静かな季節の始まりね

私の寂しさもまた始まるのね

寒いのでシャワーを浴びるのが億劫なのだ。

異常な暑さの夏、水でシャワーを浴びても平気だった。そしてシャワーのあとは、ねるねるねるねを食べるのだ。

今はただ、あの異常な夏が、懐かしい。

しかし
春の次の季節が
夏というのがどうも
信じられない。
この束の間の
穏やかな季節の次が
ねるねるねるねアニメ第7話のような
異常な季節なのだ。

ねるねるねるねアニメの第8話が

いきなりハロウィンの話になっていて

私は困惑したのだ。

ねるねたちの

8月から10月の物語は

どこへ行ってしまったのだろう…



きっと来年の夏

あなたがその答えを

探すだろう。

たしかに

夏は暑すぎるが

それでも僕は

夏が好きなのだ。

夏の夜は

窓を開けたまま寝られるし

窓を開けたまま

ねるねるねるねを

練ることだって

できるのだ。

今年の夏を

振り返ると

今年の夏は

ねるねるねるねのような

夏だった

気が

するのだ。

寒い時期には

ねるねるねるねアニメ

第7話のような

暑い夏の

イメージが

（無論、創作だが）

恋しくなって

しまうのだ。