#新緑

雨は、
激しく
叩きつけるように降って
悲しみが
増すことがあるけれど

時には、
優しい雨音に
癒されることもあるから

長引く雨が、
淋しくさせても

止んだ後の
雫を光らせる
新緑をただ黙って眺めていよう

眩しい太陽の光に
希望を見い出しながら

みどり色の季節

はじまる

彩りの

脇を支える

優しい色も

主人公になる季節

青空を吹き抜ける風と、揺れる新緑の葉。
果てしなく続く大空と大地の下。

僕らは家を飛び出して大空へと駆け出した。
あの日の思い出と、最高の友情も持って。

“あの場所”に着いたら何をしようか。
「ほーら、笑って！」笑顔で写真を撮って
あの日出来なかったことをやって。

あの日の残り香と、忘れ物を取りに……

新緑の

公園で

新しいワンピースに

袖を通さして

青空を背に芽吹く若葉

新たな命が満ちて光る

“新緑”



ふと気づく。
山や木々たちが…新緑の色に染まっている。


まるで…新年度をスタートした者達を歓迎するかの様に！


淡い緑の色…。
そして、優しさに道溢れる…そんな色。
とても、綺麗だ。


こうして、目を向けていると…
自分まで優しくなれる。


まだまだ…綺麗になるんだろうなぁ～。

遠い記憶　


あの頃の　僕たちは

まだ　何も知らない若葉のように

無邪気に　ただ思いきり遊んで

思いきり笑いあった　

新緑の匂いに　　遠い記憶

悲しみなんてものは

何にもまだ知らなかった

太陽に　ずっと手を　かざして

届かないのに　掴んだりして

隣にいたのは　光るまつ毛が　かわいい君と

あの頃のまま　ただ若葉のように

笑い合えたなら


遠い記憶に

うとうと　まどろんで

朧に霞む春の山

白を脱ぎ身に纏うは

芽吹いたばかりの若葉色

時には息つぎしないと
心も胸も知らずに
苦しくなってしまう

時には甘雫たっぷり
新緑の葉っぱのように
ただ光合成だけしていたい

日の光浴びて
成すがままに

新緑の季節
さわやかな風に
包まれて

大地を彩る
花々のベッドで
眠れたら

この心も
癒せたりするのかな

緑がまぶしい、新緑の時
木漏れ日から、空をながめ
失った時間を、想う

新緑が輝く季節

夏を思わす優しい風

休暇を心待ちにする人の声

一番好きな季節なのに

今年はちょっと辛いんだ

夢やぶれて丁度一年

私の心はまだあそこに居るのに

時だけが流れてく

あぁ…悲しいな

クッキリとした緑と
淡い新緑が 混じって
この季節しか見れない
コントラストが 素敵な山々。
　
マイナスイオン浴びながら
散歩する　自然派の彼

最初はちょっと
戸惑ってしまったけど
癒やし効果のせいなのか
もっと　素敵に見えてしまった。

淡桃に染まる頬
いつの日かそんな君をみて
恋を自覚したんだ。

唐人の

舟をうかべて

遊ぶてふ

今日ぞわがせこ

花かづらせよ