千年 終 続 暖彩・2023-03-05
昔の記憶
初恋
初めて恋をした瞬間に
初めて失恋をした
ふとした時、
僕は病室に居る
外は雨で薄暗くて
下を覗くと黄色い傘が咲いていて
登校している学生が
とても羨ましく思えたんだ
いくら待っても、もう此処に
君が来ることなんてないのにね、
「ずっと一緒にいられなくてごめんね」
キミが、僕に言った【最後の言葉】
「大好きだよ」
僕が、キミに言った【最後の言葉】
もう一度あの日に戻れるなら、
もう間違いなんてしない。
君が好きな人のことを思っている姿に
恋をしました
君の瞳にはいつもあの子が映ってて、
こんなオヤジになっても 忘れられない人
初めて 他の誰かに 取られたくないと
思った人
卒業を前に 父親の転勤で転校してしまった
さよならの日 突然 知らされたその朝
彼女は 担任の隣に立った 何❔
皆んな ざわついた
芳子は今日 転校します❕ 担任の先生
えッ❔ 聞いて無いんだけど❔ 皆んなが驚いている
彼女が さよならの挨拶を始めた
私には 彼女の言葉が 聞こえ無かった
涙を必死に こらえた
小学生の時に全身真っ白で
両腕がない霊が信号渡ってたのが
いまだに謎すぎる。
しかも当時私だけしか見えてなかったし…
コンパスみたいな形してたし…
なんだったんだろうw
ふと思い出した、幼い頃の記憶。
自分の家で誰かがテレビを見ていた。
それが誰なのかは思い出せない。
夜だから家の中は真っ暗なのに、
部屋の電気は1つもついていなくて。
ついているのはテレビだけ。
そこで、おそらく自分のものと思える
幼女の声が、
その人に向かって呼びかける。
『ねぇ。』
だけど、
その人はこちらを見向きもしない。
だから、
もう一度同じように呼びかけた。
すると、その人はこちらを見ないまま
テレビの音量を上げていく。
小さな子供には難しいニュースを読む
男のキャスターの声が家に響く。
やがて、音量が最大に達した。
もう周りの音は全く聞こえない。
まるで自分独りだけ世界から
追い出されてしまったかのように。
幼女は只々、孤独を感じた。
思い出したのは、こんな記憶。
一体、これは現実なのか。夢なのか。
好きな人が
「好き」と言ってくれるのが
どれほど、どれだけ幸せか
あのときは、まだ
分からなかった__。
今の婆ちゃん家何か違う
婆ちゃん家
暖かくない
寒い
数年前までは
じいちゃんもいて
婆ちゃんもいて
コタツがあって
帰ってくると
家の中がホカホカで
暖かかった
でも今は違う
じいちゃんは
亡くなって
婆ちゃんは
入院中
多分というか、確実に
あのお家に
婆ちゃんは
帰れない
寂しいな
もうあの光景は
記憶でしか無くなってしまうことが
コタツも今年はないだろう
昔、ほんとにまだ小さかった頃
その時の記憶を昨日ふと思い出して
今日もまだ引き摺っている
昨日思い出して勉強中に
泣いてしまった
今も正直泣きそうで
承認欲求が強い私は、
誰かに今の自分を知って欲しいと
こうして呟いてる
やっぱり私は弱いんだと
なんだか思い知らされたようで
悔してくて
情けなくて
情けなくて
本当にダメなやつだと思い込んで
それが頭から離れなくて
また泣きたくなる
こんな私でごめんなさい…
夏。
朝方4時頃。
窓から差し込む光。
何故だろう。何処か懐かしい。
嫌な記憶がフラッシュバック…
忘れかけていたのに
なんで今になって…
急に怖くなった…
手が震える…
一生この記憶と生きていくのか…