橙果・2017-09-29
会いたくて会いたくて
未練は無い
『今日は記念日本当だったら二人過ごしてたかな』
後もう2週間で付き合って一年半の記念でした。
『きっと君は全部忘れてあの子と笑い合ってるの?』
君は今、私の仲の良い子と幸せにしてるのかな?
『ずっと私だけにくれてた言葉も優しさも』
私にだけ愛してると言ってくれて、甘えさせてくれたのも
『大好きだった笑顔も全部あの子にも見せてるの?』
私の大好きだった幸せそうにへらっと笑う顔もあの子に見せてるの?
『君はもう私のものじゃないことくらい』
君は私の仲の良いあの子のものなことくらいわかってるの。
『でもどうしても君じゃなきゃだめなの』
でもどうしても初めて信じ切れた君に裏切られたことがずっと心に残ってるの。
『幸せになってねと君の前じゃ大人ぶって』
幸せにしないと、二人で幸せにならないと許さない!なんていつも言ってるけど
『そんなこと心の中じゃ絶対に思わない』
本当はなんでその優しさを、愛を受け取れるのは私じゃなかったのって思ってしまうんだ。
『誰より君のすべてを知ってるのに』
君がすぐごまかそうとして調子に乗ることも、反抗期なところも、きっと誰も分からない事を知っていて誰も分からないノリも私なら分かるのに
『でもどうしてもあの子じゃなきゃだめなの?』
どうして私じゃだめで私の仲の良いあの子だったらよかったの?
『何度も愛してると言ってたのにどうして』
一生かけて幸せにする、愛してる、可愛い、大好きと伝えてくれたのにどうして仲の良いあの子の方が愛されているの?
『抱きしめて優しい声で名前を呼んで』
あのとき私と幸せになることを選んでくれていればよかったのに。
『もう一度』
信じ切って欲しかったのに。
『会いたくて会いたくて震える』
なぜ私じゃだめだったの?と考えてしまう
『君思うほど遠く感じて』
今の私が仲の良い子との話を聞いていると。
『もう一度二人戻れたら』
もう一度信じ合えたのならいいのに。
『届かない思い』
君は信じ切らなかったことの大きさを知らないでしょう。
『会いたいって願っても会えない』
私があんなに愛されたかったと思ってももう戻れない。
『強く思うほどつらくなって』
愛されたいと願うほど裏切られるのが怖くなる。
『もう一度聞かせて嘘でも』
裏切りのない愛をもう一度欲しいと思ってしまう。
『あの日のように好きだよって。』
あの日々のように、幸せな未来しか思い浮かばないような時間を欲しいと思ってしまう。
『最後の夜になったね。いつもと変わらない君がいて』
フラれて、ちゃんと近くでいられる最後の日になって、それでも変わらず馬鹿やって笑い合える君がいた。
『僕はなんだかこれからさよならすることがもう夢みたいで』
フラれて、別れたことが嘘のようで、さよならした気になれなかった。
『もう二度と交わらずに別の誰かさんと出会いにいくんだね』
また、もう一度はなくて他の君じゃない誰かと幸せになるために進んでゆくのかな。
『それじゃ僕は君より可愛くてチャーミングな子と恋に落ちよう』
それならば永遠が誓えるくらい愛し合える相手と恋をして愛を知りたい。
『君のことなんて思い出さないよう恋は恋で蓋をしよう』
そして君よりももっと深く、恋をしたい。
『そんな風に言っていたら楽になるかな、忘れるのかな』
そして忘れていけたらいいのに。忘れていきたい。
『君がいなくなったって明日はやってくるんだよ』
君がいなくても前を向ける。
『朝が来るまでじゃれてた時のように』
幸せだったあの日のように
『最後は笑っていようなんて強がった僕らは』
ちゃんと話し合って、付き合えてよかったって笑えるようにたくさん話した私たちは
『愛と憎でいっぱいの涙流したね』
幸せだった思い出とつらかった思い出をたくさん思い出してボロボロと涙したね。
『どうすれば君のことを傷つけられるか考えて』
どうしたらふったことを後悔させられるか考えて
『君の僕を幻にすることで自分を残すことにしたよ』
幸せになった、いい女な姿を見せることで自分が幸せにしたかったと思わせられるようにしようと思ったんだ。
『君とお揃いのもんは捨てておこう』
自分が囚われないためにも君とのつながりを元に戻すためにもお揃いはすべて消した。
『僕の痕跡をなくそう。』
あなたと必要以上に話さなくして思い出すことを減らそう。
『そうして晴れて君の一人暮らしの部屋ができたよ』
そして初めて君もまた幸せの道を歩けるんだ。
『君がいなくなったって僕は生きていけるんだよ』
君に頼りきりだった私だって、君がいなくても前を向いていられるの。
『君と出会うまでの僕と同じようにして』
君が支えてくれる前からの見ていてくれた人達と一緒に。
『君の誕生日の花が再会ってずるいよな』
次が見つかった後にあの時引き留めてくれればなんてほんとうにずるいよね。
『まるでまたどっかで会えてしまうみたいでさ』
また、って期待したくなっちゃうじゃない。
『全部最後だったね、ハグもキスも好きだよも』
全部終わってしまったのね。
『止まらない涙を笑ってごまかして』
悔しい、幸せになってやる、なぜって止まらない涙を笑顔でごまかして
『ドア越し見送った君の笑顔覚えてるからね』
涙でいっぱいの視界に写った君の申し訳なさそうな笑顔を覚えているよ。
『今までありがとうずっとそばにいてくれて』
今までありがとう。一番近くで寄り添って支えてくれて
『どんなときでも救い出してくれて』
どんな話も一生懸命聞いてくれて。
『こんな歌を置いてってほんとうにごめんね』
最後まで意地張ってしまってごめんね。
『二度ともう出会えない君への遺言を』
二度と会うことのない私を愛してくれた君への最後の思いを。
『幸せになってね』
私を幸せにできなかった分も、次のこと一緒に幸せになってね。君もちゃんと幸せになるんだよ。
『またね』
それでは、また胸を張って会える日まで。
君を思って
君の為に書いた歌詞
君の為に弾いたギター
どれも結局届くことはなかったね