#毒のお茶会

長編小説


瞳に映る物語

4文字で創る演出

スタートを切られる前に

辞めればよかった

禁断の恋に、足を踏み入れたあの日

溺れてから気付く砂糖

とても苦いコーヒーに溺れ

ヴィランとヒーロー、ヒロインの物語


　

君に恋した私、



何処へ行くわけもなく

演出に参加したあの日




ヒロインになりたい私

あんな事を言う私は馬鹿だったな
　　





禁断の恋に墜ちた


かつてヒーローだった裕翔

私、光美は君、裕翔に恋をしたのだ







名前の通り裕翔で、


ヒーローそのものだった





ヒロイン役を演じたい私は必死




だった。







だか、この物語はヴィランが居るんだ。



その女は藍だ。



とても、恋愛には豊富で、


簡単に好感度を上げれる

ヴィランだ。





だが、知らなかったが、


ヴィランとヒーローは

グルだったんだ。



ヒーローはヴィランを倒すだろう？


でも、ヒーローはヴィランを好いているんだ


おかしな話だ。



だから私は禁断の恋と言って締め付けた





だが、そのヴィランは、


私の事をヴィランと言っているんだ。





そうか。



私は、自分だけがヒロインだと


決める権利なんてないし、


決めれる恋ではない




なら、終わらせよう。


どうせ、ヒーローだって私を殺すんだ。






乱闘の恋がスタートだ。



踏みつけたカーテンを

超えて、君とバトル



私が使うのは、


紫の毒性愛。


君は透明な魔法だった。



勝ち負けをつけられる寸前


ヒロインが来たのだ。




クソ野郎。



あいつはいつも見下すやつだった事を


今更思い出した。




負けたくなかった。



ヴィランは誰の幸せもわかれない


辛いよ。


本当は幸せになってほしいけど


この恋では思えないよ。


失ったのは、


幸せを願えるような心だった。



さよなら。



そう言って消える光







戦いに壊れた私は


ヒロインの背を見て



私はいつ溺れたのだろう。


苦い世界に酔った


演出を幕を閉じるように


カーテンが閉まる












星が近くなってきた。





いまだ。




夜に駆け出す


ヴィラン


たった一人のヴィラン





私は何処へ行くわけもなく


明日にお別れした



Fin








ヒーロー



夜に駆け出す君を見て


少し後悔気味だが、


ヴィランを助けられないよ。



死んでしまったから

助けられないよ。



生きてたら、助けられていたのかな。



僕が、ヴィランを助けられなかった理由は



君が空へと駆け出して、舞ったからだよ。








ヒーローとヴィランは


苦いコーヒーに


溶け溺れた。




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その毒とは…＿。

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