ふたり・2018-07-21
煌めき
かけら
白い滴が降り注ぐ
雨だれは悲しさの中に
淡い希望をおとしこんで
地面に落ちるその瞬間に煌めいた
君にあげたシロツメクサの指輪
幼い日に誓った"一緒にいよう"
今も小さな"約束"を忘れない
エメラルド
永遠の煌めき"翡翠"を君の指に
君の横顔が 眩しく煌めいて、
今すぐにも 何処かへ行ってしまいそうで、
僕は無我夢中で君にしがみついたけど
気づいた頃には 君は居なかった。
今日の雨に
紫陽花の彩りと存在感は
煌めき揺れて
あの日、傘の中で
かけがえのない貴方の存在は
優しく愛おしかった
ただそばにいたかった
夏空の下
輝きを増すキミの
その一瞬を
掴み取るために
キミから
視線を離さないんだ
夕陽に染まった
キミの後ろ姿
ふと、
振り返ったキミは
何故か、涙を流していた
空を見上げる午前六時半
まだ夜で満月の輝きと
もう片方の空は水色と橙色の
グラデーションの棚引きは
私の心の葛藤みたいで
夜に輝く星のように
あなたは煌めいて見えた。
きらきらきらめくあなたは、
銀色の雪の粒のようでした。
君と出会ってから
毎日がキラキラして
幸せの連鎖だよ
いつもありがとう
君だから光が差す煌めきの一つになれた
冬は夏に恋をして
夏は春に恋をした。
初めから分かっていた。
あなたも私もいつかはって事
恋の行方は煌めきに弾け
あなたの声だけが
私に響いて
終わる頃
想うと出てくるこの涙の意味を
愛する人へのこの煌きを
どうか忘れないでいけたらな
そうしていつかあなたに会えたら。
『綺麗だね』
潮の香りに包まれながら
あなたのそばで生きていきたい。