#甘

哀に酔って

愛に甘えて


僕らの足元は

未だ綺麗なままだ

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꒰ঌ 塩対応くんの手作りチョコ. ໒꒱



塩対応な君から貰ったチョコ.

"好き"届かない想い.


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高校2年生の冬. 姫乃まろん.

バレンタインデー.

学校へ登校中.私の幼馴染み.

" 渡辺翔太 " がこちらへ歩いてくる.


『よ.おはよ.』

「おはよう.」


彼はとても塩対応.私はそんな彼に恋をした.


「今日は.バレンタインデーかー...」

『俺.今年貰えっかなー.』

「無理だよ笑.」

『勝手に決めつけんな笑.』


" 私があげたい... " バレンタインデーの日.

毎回思う... けど.渡す勇気が出なくて.

結局.あげないでその日が過ぎてしまう.

今年もだ.作れなかった.と言うか作りたくなかった.

" この関係が崩れてしまうんじゃないかって. "

思い.作りたくなかった...

後悔するのは自分なのに...


୨୧────────────୨୧


高校2年生の冬. 渡辺翔太.

バレンタインデー.

学校へ登校中. 俺の幼馴染み.

" 姫乃まろん " が俺に手を振っている.


『よ.おはよ.』

「おはよう.」


彼女はその甘い声で俺をとろけさせる.

俺はそんな彼女に恋をした.


「今日は.バレンタインデーかー...」

『俺.今年貰えっかなー.』

「無理だよ笑.」

『勝手に決めつけんな笑.』


" 今年は俺が逆チョコをする " バレンタインデーの日.

毎年.毎年. " 俺がアイツにあげる "

そう思っていた... でも.あげる勇気がなく.

いつも.その日が過ぎてしまう...

でも.今年は自分で作ってきた.

喜んでくれるかとても心配...

" この関係が崩れないといいな... "


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放課後.

悔しい... 教室で1人.


「なんで.毎回...」


自分が悪い...

今年は.今年は.ってこんな自分に腹が立つ.


ｶﾞﾗｶﾞﾗ🚪


「え...」

『いた.』

「翔太.」

「部活は?.」

『休んだ.』

「そうなんだ...」


教室に入ってきたのは.

私の大好きな人.部活があるって言ってたから.

びっくりした.


「なんでここに...?」

『..これ...』

「チョコ...?」

『今日.バレンタインだから...⸝⸝⸝』

「え...⸝⸝⸝」


嘘.これって逆チョコ...!!

心臓がバクバク...⸝⸝⸝

でも.本命では無いよね...


「ありがとう⸝⸝⸝」

『友チョコだって思ってる...??』

「え.あ.うん...」

『本命.』

「っ!!!.」


聞き間違い...?!?!

翔太が私のこと好きな訳...


『俺.本気だから.』


その塩な口調.そんなところも大好き.


「ｷﾞｭｰ」

『っ!!!⸝⸝⸝.』

「好き⸝⸝⸝.」

『え...⸝⸝⸝』

「私.翔太のことが好き...!!」

『それって...』

「私.翔太とつk((」

『待って...』

「...??」

『俺から言いたい.』

『俺.まろんのことが好き.付き合ってください.』

「はい..!!」

『やった~.』

「ふふっ笑.」

『あ.このあと.塾だ.』

『今日は.一緒に帰れないごめん汗.』

「大丈夫だよ.」

『ありがとう.じゃあな.』


やっぱり.少し塩で冷たい感じ.

でもそこがかっこいい...


「チョコ.食べよう.」


本当はダメだけど.教室で.

翔太が作ってくれたチョコレート.


「ん.おいしい.」


翔太は私が甘いもの苦手だってこと気遣って.

苦味のあるチョコを使ってくれた.

優しい.

でも.なんとなく.

少し甘酸っぱい味がした.


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🎀 𝑒 𝑛 𝑑 🎀

頭に来て頭痛がする…
明日には治るかな？
落ち着け落ち着け
安心しろ、安心しろよ瑠樺！

「寂しい」
と思ってしまう自分は
欲張りかな

わたしちょろすぎ

今、誰かに甘えたい


よしよしされたい


ギューってしてほしい

どんな貴方も

愛すると誓うよ