#癒やしの花

こぼした涙のわけは

君だけが知っていれば充分さ

輪舞曲にのって舞い散る花

ひとひらひとひら‥

優しく軽やかに‥

君は風と戯れる春の妖精

僕が撮りたいのは

青い空でも萌える緑でもない

タンポポみたいに愛らしい

君の笑顔がなんだ

耳に聞こえない言葉でも

心震わせされる時がある

それは宝石のように輝き

何時しか人々を魅了する

召しませ春の香りを

召しませ恋の華やぎを

あなたの愁いが

春色で満たされますように

花は何も言わなくても

そこにいるだけで癒やされる

君は何も言わなくても

そこにいるだけで心ときめく

この世が彩りに溢れているのは

神様からの最大の贈り物

色は心を豊かに

そして癒やしてくれる

嬉しいと思ってもらえることが

僕にとって幸せなんだ

たとえ些細なことでもね

寂しがりのくせに強がりで

泣きたいのに笑うふり

そんな面倒くさいやつが僕

春が運んできた幸せの色

寝ぼけ眼に映った花のように

渇いた心をそっと潤してくれる

清しい香りと再会するたび

なぜか寂しいと感じるのは

君が散り時を知ってるから

咲くのは誰のためでもない

自分自身のためなんだよね

さわやかな春風に誘われ

まるで愛を囁きあうように

踊るチューリップ

君が微笑むだけで

枯野のだった心に花が咲く

まるで硝子細工のように

儚くもろい繊細な心

だけど誰よりも優しくあたたかい

うららかな春風が梢をくすぐる

遅れてやってきた北国の春便り

遠い空に輝く日に祈りを込めて