#白昼夢

青過ぎた春を永遠に忘れずにいたいと

綴る言葉の巧拙は知らねど残したくて

透影に準えた色彩は白昼夢に浮かんで

貴方と笑い合える毎日が

なんでもない関係が

この先いつまでも

続けばいいなと_

寝苦しい夜
冷房つけたって

寂しさだけは残るから

君の夢を見ていたい

君のその素っ気ない


『さよなら』でさえも愛おしかった。


それでも、もう僕の耳には


雨音が切なく響くように残る。

シーグラスに映る虹と空

白昼夢は心の風景

太陽に焼かれ

月に溺れる

どうせ幸せじゃないなら


一番不幸になっていたくて

教室の一番端の席

空いた窓から入る

カーテンを揺らす風

授業を忘れて

白昼夢にふけりつつ

ジャンクフードを食べて眠って見た、白昼夢…

なにか悲しい夢を見ていた気がするが、起きた瞬間に忘れてしまった。

だから僕は、ねるねるねるねを練り直すことにしよう。

現実の夢は、醒めた意識で見るものなのだ。

今に呑まれたくない

過去に酔っていたい

想い出の中で白昼夢

目が合えば伝わると

触れられれば愛し合えると

信じてしまったのです

叶うなら

君と過ごした白昼夢へもう一度

白昼の月に吠えていたら
今日が足りないことを知る

白昼夢をみていても

心の中では

小夜時雨が降り続けてる。

白昼夢の中にいた

君は笑っていて

「またあしたね」

と

呑気に手を振って走って行った。




早く帰っておいでよ。