#看病

「大丈夫？」


そっと声をかけると、瞼が薄く開かれた。


力のない瞳が僕を見る。

ぼんやりとしていた彼女は、そこでハッと気づいたらしい。


「・・・なんで、」


「覚えてない？君、風邪こじらせて部屋で倒れてたんだよ」


数十分のことを思い出してゾッとする。


床に倒れていた彼女を見て、僕の方が倒れそうになった。


投げ出された手足。蒼白な顔面。浅い息。


本当に心臓が止まるかと思った。いや、実際ちょっと止まったと思う。



布団の中から手が伸びてくる。


白いその手は、僕を近づかせないように牽制してきた。



「うつる、」


彼女の目が潤む。


口がちいさく動き、やっと発せられた声は弱々しい。


彼女の手を握り込んで、布団の中に戻す。











「うつせば？」


「・・・ん？」


「うつせば治るよ」



彼女の右手を左手で、左手を右手でベットに縫いつける。


耳元で囁く。熱を出している彼女より、熱っぽい声色だったかもしれない。


現実と夢の狭間にいるような彼女と、焦点がようやく結ばられる。


うつせば治る。それはとてもいいアイデアな気がした。


ぐちゃぐちゃな感情を抱えた胸が苦しい。


これも全部、君のせいだ。


「・・・？」



何も分かっていなさそうな彼女が可哀想に思える。


顔を傾けて、噛みつくようにその唇を塞いだ。


うつればいい。全部、ぜんぶ僕にうつればいい。


君の苦しみも、痛みも、ぜんぶ。


自重が手伝って、さらに深く口付ける。
















我に戻ったのは、彼女の部屋から出た時だった。


あれ、今なにした？



ってか、具合が悪い彼女を置いてきたよね？放置してきたよね？


出来ることは確かにないかも知れないけど、そばにいるくらいなら・・・


戻ろうとドアノブに手を置いて、そのまま硬直する。


数秒前の自分の愚行を思い出した。



うつしたら治る────



「そんなわけあるか」



扉をひとつ隔てた場所で、僕は頭を抱えた。


平然なふりをして彼女の元に戻るまで、


あと5分。

あなたは熱と身体の痛みで



何も出来なかった俺の



身の回りのことを



不自由な足を引きずりながら



杖をつきながら



懸命にお世話してくれました。




あなたを独占出来た数日間



もう一生このままでもいいかなって



死ぬほど苦しかったくせに



そんなことを思いましたよ。




だって…



あなたに愛されているのかな。




俺のこと大切なのかな。




そう思えた事が



幻想でも、妄想でも



例え勘違いでも



幸せでしたから。

疼く身体を慰めるのも俺の役目

お前が認知症になって

下の世話をするのも俺の役目

愛してるってそういうことだろ

あなたが看病してくれる日がくればいいのに

｢お前が倒れる方が嫌だ。
無理だけはしないで、
お前が傍に居てくれるだけで
俺は安心できるから。｣


優しく頭を撫でて
微笑んでそう言ってくれた.......。

熱で意識が朦朧としてるのか
へにゃって笑ってて....可愛くて.......
自分の方が辛いはずなのに
私の心配してくれて、素敵すぎるよ.....


マスク越しの不意打ちキス.......

ドキドキしたよぉ......./////

なんだかんだ毎日のように会って話して

会えなかった日には電話なんてかけて来て。

とてつもなく距離感が近くて。

スキンシップも激しくて。

しまいには

熱出した時に看病なんてしに来てくれるし。



姉としか見られてないのわかってる

私とは真逆の可愛い彼女さんがいることも知ってる



でも、やっぱり期待しちゃうじゃん？

もうほぼ負け確だけど

もう少し好きでいてもいいかな…？

サ「シンー…おはよぉ…」
俺「う"…ｺﾞﾎｯ…おぁょ」
サ「んん？体調悪いのか？」
俺「うーん…ちょっと気持ち悪いかな」
サ「んんぅー やだー看病したげる」
俺「え！仕事…」
サ「今日は休みーw」
俺「そうなのかw」
サ「そうなのだw」
俺「あ…じゃあどっか行く？」
サ「え？」
俺「ん？休みなんでしょ？出掛ける？」
サ「看病するってゆうたやろーw」
俺「え…いいよー」
サ「よくないですー 風邪っぴきさんなんだから」
俺「んぇ？何かごめん」
サ「いいのいいの！早く治してどっか行こ！」
俺「うん オリゴ糖」
サ「オリゴ糖はやばいww」
俺「ww」

ー告白ー(まどか目線)エピソード２

ま「奏さん大丈夫ですか」

奏「まどかこっち来て?」

ま「はい❗」　

近づいた瞬間抱きしめられた

奏「なんかさ、
　　まどかといるとおかしくなる」

奏「好きかも」

ドキッ
　
ま「私も好きですよ
　　奏さんのこと」

奏「ちがくて
　　付き合いたいって方の好き」

ま「えっ///」

奏「耳真っ赤だよ」

奏「まぁいいや
　　看病して」

ま「うん」
　　
またドキッってした
なんでだろ

ま「あ、あのそろそろ離してくれませんか」

奏「やだ」

もしかして奏さん甘えてる？
かわいいかも
奏さんと会ってからあまりたってないけど
なんか奏さんといると安心する

ま「看病できませんよ？」

奏「お粥食べたい」

ま「わかりました」
　
そういうと離してくれた



ま「よし❗出来た❗」

ま「奏さん出来たよ❗」

奏「おぉ～」

奏「うまそうだな」

奏さんが口を開ける

ま「?」

奏「あ～ん」

ま「は、はい」

奏「あとさ、奏って呼べよ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ま「でも先輩ですし.....」

奏「まどかお願い」

ま「か、かなで?」

奏「やっぱ、かわいい」

奏「早く俺のこと好きになれよ」ポンポン

ま「///」

好きになるのはそう遠くなさそうです

お熱出ちうて

ダウンしたら

エプロンつけて

当たり前のように

お台所に立つお前


ぼーっと

潤んでぼやけた視界の中に

お前映して、思う


「かわいいなぁ」


ぼーっとして

口に出しちうたみたい


自分が見ちうことに気が付いて

お前が寄ってきて

冷たい手で頭なでた


「お前の方が可愛いよ」

こんな笑顔

反則もいいとこだに


またお熱あがっちう

No.31



女の子なら共感してもらえると思うんだけど、女の子の日ってすごくしんどいよね･･･。
SnowManに看病してもらいたいよ(泣)

舘様と阿部ちゃん看病めっちゃ上手そう笑

40℃近い発熱 少し荒い呼吸


弱ってるきみを独り占め


ね、今なら抵抗出来ないよね？


好きだよ

ところで、風邪をひきました。

大きなマスクに、ぐるぐるマフラー、

くしゃみも出ます、涙がでます。

いつもの数倍、優しさが必要です。

甘やかしも処方してください。

たくさん愛でて温めてください。

手を伸ばしても
ギリギリ届かない

遠く感じる君の手を
ぎゅっと握って引き寄せた

バランスを崩した君を
寝転がった私は
庇うことなど出来なくて

ごめんと告げると
大丈夫と優しい声で
頭を撫でてくれる
君の優しい温かい手

そんな君の手の熱さで
眠気が私を襲った


起きたとき
君の温かさはなくて

手を伸ばして
君の名前を呼べば

おはようと君の優しい声
ボヤけた視界で君の手を撫でて
くすぐったいと笑う君の声で
また眠りに入ったのだった

私コロナワクチン２回目を打ってしばらくしたら熱が出てきたんだよね
彼氏がが学校に行ってたからいなくてLINEしたら学校からすぐ帰ってきてくれた
私の事すごい心配してくれて嬉しかった
お薬買ってきてくれたり優しかった
ずっと抱きしめててくれたり、頭を撫でてくれたりしてくれた
いっぱい甘えちゃったしイチャイチャしたりした
そういう甘やかしてくれたり優しくしてくれたりするところが大好きだよ
これからもずっと一緒だよ、私から離れないでね

ねぇ、どこにも行かないで？

そう言われ、うちは硬直してしまった

あいつが熱出たって言うから看病

しに行ってあげたら、こき使って！

寝たと思って行こうとしたら不意打ち

食らった・・・

うちの前で弱音なんて吐いた

事無いくせに

こういう時に言うなよ/////バカ