今日、3月11日
私にとって、絶対に忘れない日。忘れちゃいけない日
2011年3月11日午後2時46分、ものすごく大きな地震が来ました。 私はその頃、小学1年生。学童にいました。
最初は、何が起こってるか全然分からなかった。 でも、一緒にいた友達は泣き叫び、大人の人達が走り回っている光景を見て、ただ事ではないと思いました。
大きな揺れが収まっても、余震が続き、雪も降っていると言う最悪の状態でした。私は親が迎えに来るまで、男友達2人とカントリーマアムを食べて、呑気に過ごしてましたw←おい
迎えが来て、本当に辛かったのはここから。停電していて、電気もつかないし水道も使えないしで、とにかく何もすることが出来ませんでした。 しょうがないからお風呂にも入れず、その日は寝ました。
次の日、もちろんテレビも付かないので、何も情報源がありませんでした。 だから、私達は分からなかったのです。
海沿いの地域に津波が来ていた事を。
私が住んでるところは海沿いじゃなかったので津波の被害にはあいませんでしたが、浜の方に住んでいた人達は、ほとんど命を落としました。
ここから、福島は壊れていった。 原発が起こり、外に出られなくなった。 もう終わりだと思った。 このまま死ぬんだって。もう何もできないって。
福島は、今も復興へと向かっています。震災後と比べて、かなり良くなりました。しかし、もう震災前の状態に戻ることはありません。私達は、震災で多くのものを失いました。それに、まだ福島のことをよく思ってない人もいます。当たり前ですよね。放射線を浴びたんだから。 私も、あまり福島に住んでるって言いたくありません。 それを言ったら、何されるか分からないから。 特にネット。でも、それ以上に、自分のふるさとである福島のことを堂々と人に言えない自分が嫌いです。
みなさん、福島に住んでる私でも、受け入れてくれますか? 差別しませんか?
私は、これからも一生、3月11日を忘れることはありません。
最後に、震災で亡くなったみなさんのご冥福をお祈りします。