タラコ唇・2021-02-14
私なりの青春
小説
タラコのお話し
『私なりの青春』No.2
~学校~
こう
「昨日の女の子大丈夫かな?」
「あっ!」
りく、あいり登場
あいり
「あの子、あんたに驚いてるようだけど、なんかあったの?」
りく
「ごめん。覚えてない。誰かと間違えたんじゃない?」
こう
「え?昨日道端であなた倒れて、僕公園に運びましたよ?」
りく
「あー、あの時の。その件はありがとう。じゃ。」
こう
「じゃ。じゃないですよ!」
あいり
「私次の授業の準備残っているから、ここで。またね。」
あいり去る
りく、こうに近づく
こう
「あのー、昨日倒れる前何してたんですか?」
りく
「ダンスだけど。」
こう
「倒れるまでやってたんですか?
普通そんなにやる必要あります!?」
りく
「……あっそ。そんなのあなたに関係ある?」
りく去る
こう
「あっ。やってしまった…」
~昼休み~
あいり
「りーくー。2階の踊り場に行こ!」
りく
「あぁ。うん。」
あいり
「どしたの?めっちゃ不機嫌だけど」
りく
「今日、私に話しかけた男の子いたでしょ。でさ、その男の子にさ
普通そんなにやる必要あります?って言われたの。」
あいり
「おー、その子言うねー。」
りく
「マジで意味わからん。
まぁ、それは置いといて、練習しよ。」
~学校帰り(こう)~
あいり
「おーい。そこの男の子ー!」
こう
「(辺りを見渡して)僕?」
あいり
「そうそう。ちょっといいかな?」
こう
「え?」
あいりに連れてかれる。
あいり
「君、名前なんて言うの?」
こう
「名前?『こう』ですけど。」
あいり
「ホウホウ。
はじめまして、私は『あいり』。
それで本題なんだけど、あんたりくにはっきりと言ったよね?」
こう
「あー、あの時のことですか?
まぁ言いましたね。」
あいり
「こう。あんたそれはないわ。
いい。りくはね他の人とは少し違う理由でダンスをやっているの。」
『私なりの青春』NO.5
~レッスン後~
こう「あっ!こっちこっち」
りく「OK。今そっち行く!」
りくがこうの元へ行く
こう「お疲れ様です。今日はどうしたんですか?」
りく「あぁ。んとね。」
「もうすぐで、ダンスの大会があるんだ。」
こう「はい。」
りく「それで、毎回、各教室の生徒から5人そのダンスに行くことが出来るの。それで」
こう「それで?」
りく「うち、その大会に出たいんだ。」
こう「おっ、いいじゃないですか!」
りく「でもね。そのメンバーになるためにはオーディションを受けなきゃなの。」
こう「だから、僕を?」
りく「うん。動画とか撮って欲しいし、あいりも出るからさ。あいりにはダンスに集中させたいの。」
「ダメ……かな?」
こう「ダメじゃないです!」
「実はここだけの話、僕初めてだったんです。」
りく「ん?何が?」
こう「人に頼られるの。だから、嬉しくて。(照)」
りく「ふーん( ๑⃙⃘ˊ꒳ˋ๑⃙⃘)」
こう「ま、まあ僕のことは置いといて、練習しましょう。」
りく「オーケー。はい。これ。」
こうにスマホを渡す。
新しい小説(台本みたいになりそう)
今回書く小説はある一つのことに青春を注ぐ女の子とごく普通な男の子の話になります。
題名『私なりの青春』
登場人物一覧
りく(女🚺)
・ダンスに青春を注ぐ
・あまり人と関わらない
こう(男🚹)
・陰キャ
・りくのことを気になっている(恋ではない)
あいり(女🚺)
・りくの唯一の親友
・フレンドリー
主な人物は以上です。
今回の小説は少し台本練習も兼ねて書くので、動きも書きます。
『私なりの青春』NO.4
りく
「君、何組?」
こう
「1年4組ですけどぉ」
りく
「偶然、うちと同じ。
じゃあ、君今日から
うちのマネージャーになってくれる?」
こう
「ま、マネージャー?」
りく
「そう。マネージャー。
まぁ主に宿題見せてくれたり、
踊ってるところとって貰ったりって感じかな。」
こう
「いいですけど……」
りく
「よしっ決まり❗
LINEやってる?交換しよ。」
こう
「ああ、いいですよ。はい。」
お互いLINE交換する。
~次の日~
りく
「あいり~。今日って学校何時に終わる?」
あいり
「うーんとねー…
おっ!今日4時間授業だよ!」
りく
「じゃあさ、遊ぼうよ。」
あいり
「いいよ!でも、りくにしては珍しくない?いつもだったら『ダンスの練習しよう』とか言ってんのに。」
りく
「んふふ、今日は特別なの。
今日はうちらだけじゃないよ~」
あいり
「えっどうゆうこと?うちらだけじゃないって?」
りく
「今日はうちのマネージャーも来ます!
おーい。こぅー」
こう
「あっはい!
あいりさんこんにちは。
今日からりくさんのマネージャーをやることになりました。こうです。」
あいり
「えっ、マママママネージャー?!」
りく
「そっ、てことで今日は
こうと仲を深めるためにもエンジョイしていこ!」
あいり
「おk!だから、りく異常にハイテンションなんだね。」
こう
「これからよろしくお願いいたします。」
~午後5時~
りく
「あー、楽しかった。
じゃあ、うちこれからダンスの練習あるから。」
あいり
「おう。じゃーねー。」
こう
「さようなr」
りく
「こう。ダンスレッスン終わったら、前にあった場所に来て。終わったら連絡するから。」
こう
「わっかりました。じゃあまた後で。」
『私なりの青春』NO.3
こう
「理由?」
あいり
「りくはね、小さい頃からお姉ちゃんとだいぶ扱いが違っていたの。
親はねお姉ちゃんばっかりでさ、りくはほぼ他人の子みたいに扱われていたの。」
こう
「えっ……。そんな。」
あいり
「だからさ、りくはその親を見返すために今頑張ってるの。
だから、これからはそんなこと言わないで。」
こう
「わかった。」
あいり
「わかったんならOK!じゃ!」
あいり去る
~マンション(こう)~
🔊ズチャズチャ🔊
りく
「ここはこうで、こう来てこうして……
あぁ、ダメだ。このままだと見返せない。」
こう
「あっ、りく……
謝るなら今だよね。」
「あっあの!」
りく
「ん?何。」
こう
「あのさ、この前はごめん。
酷いこと言っちゃて。」
りく
「その事ならもういいよ。」
こう
「ありがとう。てか、ダンス上手だね。」
りく
「は?何言ってんの?
余裕でセンター取れないこの踊りが?上手?」
こう
「あっごめん。今のダンスだったら見返せないんだね。」
りく
「なんであんたその事知ってんの?
いや、言わなくてもわかる。あいりでしょ。」
こう
「そうだけど、これ言っちゃダメなやつ?」
りく
「知ったからには手伝って貰わないと。」
『私なりの青春』No.1
ナレーション
「とある街に普通の中学生とは少し違った。女の子がおりました。
その女の子は青春をダンスに捧げていました。」
~ダンススタジオ~
あいり
「りく、今日も残る?」
りく
「当然でしょ。時間大丈夫?」
あいり
「大丈夫。今日は1時間ぐらいする?」
りく
「とりあえず、そのぐらいにするわ。あと、明日の○○スクールのレッスンの復習もしよ。」
あいり
「OK!」
曲を流して、ダンスの練習をする。
1時間後
りく
「今日も付き合ってくれてありがと。
明日も頑張ろうね!」
あいり
「そうだね。バイバイ!」
あいり帰宅
~帰り道(りく)~
りく
「ここはこうで。こういくでしょ。あぁムズい!」
踊りながら歩く
こう
「なんだ?あの子?」
りく倒れる
こう
「えっ?!た、倒れた!どうしよう。救急車?いや違う。えーなんだ?
まあ、とりあえず近くの公園で休ませよう。」
こうがりくを公園まで運んでいく
~公園~
りく
「う、うーん。あれ?なんで公園にいるの?私?」
こう
「あっ、よかった。(ホッ)
大丈夫?君。途中で倒れたんだけど。」
りく「あっそうなんですね。わざわざありがとうございます。それでは私はこれで」
りくが走って行く
こう
「本当に大丈夫なのかな?」