私は何を望んでいるんだろう
ずっと考えている
似合う言葉がどこにもなくて
望むものがはっきり
見えなくて
多分私は君の中で
唯一の色に染まった
特別が欲しい
複数の1番でも構わない
ただ叶うなら
有り触れたもので
いたくないと思う
他者を退けて
自分が1番に
躍り出たいわけではないのだ
好きになって欲しい
そう思いはするけれど
それが一般的に言う
恋愛の1番ではない
どんな形だって
どんな色だって構わない
ただ君の中で
そこに在り続けたい
向こう数十年先も
思い出してもらえるような
そんな存在でいたいんだ
誰でもない人
どうでもない人
目が覚めたら
薄れるような人には
なりたくない
ずっと傍にいたい
しかしそれが叶わないのなら
私を忘れないでくれよ
私の言葉に
私の温度に
慣れてしまえばいい
それが当たり前になる程に
そしたら私が去った時
虚無感ぐらいは
味わってくれるでしょう?
そこにあったものが
消えた
その事実が
君の中に残るでしょう?
ごめんね意地悪で
私が生きていたって
君だけが覚えてくれていたら
そんな嬉しいことはない
私の一生での
望みはそれだけだ
叶うなら
今すぐ消えたって構わない
そんなこと言ったら
君は叶えないなんて
意固地になるんだろうか