はじめる

#空の彼方へ響く唄

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全8作品・





『片割れ時の神様』





「僕には感情が無い。」









『起立___礼』

日直の声が響き渡る

『________』

『________』

耳を塞ぐ

名前を知りもしないクラスメイトが

騒ぐ 騒ぐ 騒ぐ

まるで僕を嗤っているようで

この時間が1番嫌いで。

SHRが終ってからも抜け出せないまま

いつもこの時間は独りの筈だった

今回だけは違っていた





『_独りなの?』

新学期が始まってから

誰とも話さなかった僕は

違和感を感じ後ろを向くと

窓際のカーテンの側で君は居た





誰だろうか

他に教室に人は居なくて

僕に話しているということは解った

でも見たことも無い人で

転校生など来ていない筈で。





「誰、ですか」

露骨にそんなことを聞くのも失礼だが

気になって堪らなかった。




『誰でしょう。』

少し置いて出たのはその応えだった




僕は俯く

駄目だ、話せない

そう思った時に下校のチャイムが鳴った

今がチャンスだ、と思い鞄を取る

「僕はこれで失礼します。」



後ろを振り返ろうともせず_


僕は立ち去った





________




『曖昧だね』

『成瀬くんって何時も暗いよね』

其ればかりなんだ。

もううんざりなんだ。

死んでしまいたい、すっきりしたい

もう飛び降りれば_





「死」なんて直ぐそこなんだから。


________







次の日もまた次の日も

SHRが終ってからも教室に居残っていた

また君は居た

いつも通り、何も喋らずに。

ひっそりと佇む君の瞳は

いつでも此方を向いていた

時偶、話すことはあったものの

そのまま時間は過ぎていくばかりで




「××」

『なーに、玲於くん』

下の名前で呼び合うようになってから

僕達は僕達を隠した


_僕は感情が無いなんて言えない





_私は神様だなんて言えない






翔びたいと思ったのも

死にたいと思ったのも

君が堪らなく愛おしいからで。








_実行開始

________



はじめて下の名前で呼ばれたのは

いつだったかな。

くぐもった声、君の声


そうだ、



玲於くん。




________






「玲於くん、」

私は問い掛ける

一緒に居れるなんて夢にも思わなかった

『なに、××』

好きだよ、なんて言えなくて

「何にもない。」











後悔ばかりなんだ、いつも


でも今は違う









2人で空に駆けて

一緒に笑い合おう















「この夕焼けの空で」

城塚.・15時間前
感想下さい
参考にしまくります
空の彼方へ響く唄
小説
ポエム
独り言





まーた垢変える

今度は親バレ。

・1日前
空の彼方へ響く唄

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に8作品あります

アプリでもっとみる

他に8作品あります

アプリでもっとみる

その他のポエム

独り言
572211件

270649件

いつかきっと
3726件

ポエム
329761件

自己紹介
41584件

辛い
73981件

好きな人
140116件

21401件

好き
142070件

恋愛
110016件

片思い
123530件

片想い
144412件

死にたい
36931件

トーク募集
23692件

失恋
62730件

叶わない恋
28523件

46380件

大好き
63898件

先生
68750件

友達
43853件

歌詞
95368件

すべてのタグ