ゆきとꪔ̤̮・2023-05-25
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
ღ84
指定難病2
病気から与えられたのは
苦しみ 痛み 絶望だけじゃなかった
ぼくは 人の温かさを知った
そして
ちょっぴり 自分を好きになれた
もう治らない 進行して少しずつ
身体が動かなくなって死に至る病
主治医に説明されても
納得も出来ないし認めてもなかったけど
毎日見る景色が 違って見えて来て
好きな散歩道が足が動きづらいせいか
すごく歩きづらい道になって
前に進むことが上手く出来なくて
以前のようなぼくはもういないんだと
認めるしかなかった。
【 かたちあるものは 壊れる
花は枯れて 落ちて逝く 終焉の儚さ 】
きみと一緒に歩くことも
話すことも 食べることも 抱きしめることも
NOTEで綴ることも 出来なくなる
当たり前に出来てたことが 出来なくなる
転ばないように歩くするには 立つためには
汎用呼吸器に合わせて呼吸するためには
ひとつひとつ考えないと生きていけない
悔しいけど これが現実。 これがぼく。
【未来のことは考えずに今を全力で生きる】