#耀く星の詩(優羽)

君を好きになった事は運命

君に出逢えた事は奇跡

君の傍にいられるだけで幸せだった

この世に絶対なんてないから

あの時交わした約束も言葉も

今では嘘のように消えてゆく

何度も振り返って

何度も手を振った

明日も君に会えるように

あなたを好きになれて良かった

そう思える恋だった

君と遠く離れてしまった事より

もう二度と君に会えない事より

辛いのは君の記憶が消せない事

愛おしさ泣きたいくらいの

想いは口に出せないままに

そっと過ぎゆく夏の終わり

星の数ほど恋はあっても

ただ貴方しか見えないの

逢えた日々の"愛"よりも

逢えない今の"哀"溢れる

重なりゆく日々と想い

恋が愛に変わってゆく

命尽きる最期の瞬間までは

一番好きな君の一番近くに

願いは私が見つけた"永遠"

恋の芽生え咲く花は淡彩色

想い出が眩しい街は有彩色

恋心が揺れる落葉は極彩色

寂しさが積もる雪は銀彩色

離れゆく二人の心は哀彩色

誰かを愛さずには

生きていけない人の心は悲しく

誰かを想う気持ちが苦しいから

知りたくなんてなかった

長い坂道にひろがる夕映え

近くて遠い君に見せたくて

いつの間にか翔けてゆく心

本当に大切な君だった

遠くに離れていても

寂しさも愛してた

あなたが何処か帰りたい場所で

この一瞬も笑って過ごせたなら

それが私の生きる強さになるの

好きな人の好きな人になれたら

そんな奇跡を十六夜月に願う夜