#色づく世界

透明な僕に色付く愛を

空っぽな心の中で求めてた

二人の気持ちが同じ景色になったね

僕の眼に映る景色が

綺麗だったのは、きっと

君という名の花が

咲いていたからなんだ

君の見る世界は

何色に映るのだろうか

どうして私の恋は
いつもここで終わるんだろう。
誰かを好きになって
一途に想い続けても
彼に彼女ができて
いつも告げることができずに
終わってしまう。

「あーあ。また失敗しちゃった…。」

変わりたいなぁ。
どうして勇気が出ないんだろう。
私の方が彼を想っているのに
どうして〝あのコ“が…。

私，嫌なヤツだ。
あのコは何も悪くないのに，
人に当たって…。

「私，最低だ。」

私に彼を好きになる資格なんて
なかった。

「もう，終わりにしよう。」

私は恋をして
何もなかった世界に
花が咲いて色鮮やかに色づいた。
憧れだった
〝キミ色“に染まったんだ。
でも，もう今は，
色鮮やかだった世界も花も
だんだんもとの世界に戻っていく。
まるで今までが
〝夢“だったんじゃないかと思うくらいに…。

灰色の世界。
色が消えた世界で私は生きてる。

だから明日は、
色づく世界になりますように

白黒の人生でも、

色づく瞬間はたくさんあるものよ。

私の世界が

きみ色に染まれば

幸せという名の

名画を描く

“雪月花”