#色眼鏡の世界

バイト先での話。

その日はペアになった人が
40～60歳くらいの女性で別館に
荷物を取りに行くことになった。
僕の髪は長め(らしい)だから
バイト中は結んでるんだけど。
目の前を夜勤明けの人が通ってて
僕も女性も何の気無しに視線が向いた訳。

高いヒールに網タイツ、ホットパンツに
臍出しのチューブトップ、
ラメの入ったメイクの女の人。

サンダルに短いパンツスタイルで
タンクトップにアロハシャツの男の人。

その日、僕は女装してバイトに出てて。
そしたらペアの女性が２人を指差して
「成瀬さんて、私服あんな感じでしょ？(笑)
本当に品がないのね！
私だったら恥ずかしくて生きていけないわぁ～
でも、若い子だから教養無くて
分からないわよねぇ(笑)」って言われて。

(不要だと思うけど)因むと僕の私服は
体型体格隠しのデカパーカーとジーパン。
夏は七分袖、冬はコートとか着てる。

「若いから」「最近の子だから」
踵の高い靴やお化粧、露出のある服装
身軽な服装って印象付けされるのが
嫌なんですけど、何か間違ってますか？

男装も女装もするけど
パーカーやジーパンの方が好きだし
露出は嫌だし、ロリータ服は着るけど
節度は守ってる。

色眼鏡で判断して
無関係な人まで一緒くた にしないで。

※人を選ぶので自衛して下さい※
























割と正直な話、
世の中「顔」だと思うよ。
例外な人は居るけど原則「顔」。
《歌》で勝負したくてオーディション受けても
書類落ち、上手くいっても一次落ち。
そういう人を知ってる。
どんなに歌が上手くても、
ダンスが上手くても、
性格が良くても、
優れた何かがあっても、
努力してたとしても、
「顔」や「容姿」が悪いと
《努力》も見て貰えない
《正当な評価》もされない。
実際、研究結果として
「容姿」「顔」が良いとミスを
見逃してもらえたり、
裁判での罪が少し軽くなったり、
マイナスな部分でもプラスに
見てもらえたりする、ってデータあるし。
《才能の発掘》なんて一握り。
でも、背中を押してくれた誰か、
応援してくれた誰か、への
感謝は忘れちゃダメだと思う。
「外見至上主義」は生物本能だから
否定はしないけど、
それだけが「全て」では無いよ、多分。

結局、逃げた先の人生よな。
互い様々、籠城迷走な。