#虚ろ

見えているものががあまりにも

透明すぎるから

せめて色をつけて

染めてしまえば

自分のものになるのかもしれない。

虚ろに見上げるその先には、

何も無くて

黒く淀む前に誰かに教えて

そこには確かに

綺麗な未来があったんだってことを

愛なんて
虚ろで儚くて朧げなもの

でもだから
人は愛を大切にするんだ

色が変わらなくなった

ねるねるねるねを

虚ろな目をして

君は練り続けている。

もう、練らなくていい。

優しい人が声をかけても

君には届かない。

どこまで行っても こんな世界に

『闇』 “存在”する意味など

『黒』 あるのでしょうか…？

『虚無』

でしか無い

【モメント】


きらめく閃光

視線の先はモメント

一握りの希望に賭ける

その目は虚ろ

自堕落で得た快楽

空虚に微笑む日々

うつろまわり

風のBed making

徐々に落ちゆく

桜の照明

春の虚ろ…

頑張って前向いて
俯かないで足を進めて
唇噛み締めて痛みに耐えて


……目指したものはなんだっけ

忘れたくない思い出は、
次第に色あせて。

忘れたい思い出ばかりが
胸の内に残る。

何度涙しても、
変わらない、変えられない。