ハルユー・2023-04-26
虚ろな世界の中で
炎の中に
何を見たか…
怒り 悲しみ 希望 感謝…
そして自分の弱さ
宇宙(せかい)の大きさ
ワタシは弱い
でも生きてく人間なんだ
雨降る朝
雫に揺れる花びら
受け止めて…
受け止めて
やがてまた咲く
優しさの花が
悲喜交々を艶やかな
色に変えて
愛してる…が
照れ臭いなら
いちばん最初の
おはよう!を
ワタシにください
そこにいるだけで
ホッとする
そばにいるだけで
優しいキモチになれる
変わることの喜び
変わらないことへの感謝
表も裏も無駄なものなどないって
あなたが教えてくれたこと
ひとりぼっちだからって
淋しい奴なんて言わないで…
いま
星を数えながら
今日までの哀しみを
優しい思い出に変えているところ
傷跡は残ってるけど
頑張ったワタシも
愚かなワタシも
生きてきた証
ひとりで見つめていたい時もある
私がわたしを赦すために
愛されたい
そればかり望んで
あなたをちゃんと愛せてたのか
愛してる
そればかり追いかけて
自分をちゃんと愛せていたのか
心の秤が泣いてます
知らず知らずに傾く心
愛だって美しいばかりじゃないもの
闇に堕ちても
胸の奥に抱いた光は
だれにも消せやしない
ワタシのたった一つの
真心だから…
ずっと
ずっと…
キミがすきだよ
逢えなくなった今も
うたた寝みたいな
恋がしたい…
あなたの陽だまりのような
香りの中で
燃え尽きた恋心
夕闇にとかして
涙と共に海に沈めた
風ひとつ波ひとつない
何を映すのか
何に染まるのか
今は星と月の語らいに
身を委ねて眠ろうか
過去(きのう)までの
泣き言 恨み言を
笑い話にかえる
魔法の言葉を
あなたはくれた
欲しかった言葉が
空の色を変えたあの日
心からありがとうが
言えたあの日
言葉の迷子になりました
時間が独り歩きして
心を置いてけぼりにした
哀しみも歓びも
つたえることに臆病になって
涙だけポロポロ
足元を濡らしてく
彷徨って
彷徨って…
ふと見上げれば
静かに微笑む月
朧にかすむ優しさでも
明日への光に
手招きをする
自分の亡骸を抱きしめながら
虚に微笑むわたしを
あなたは
抱きしめてくれるでしょうか…
プルシアンブルーの
闇にとけてく
二人の影
月明かりにかりそめの恋は
あやしく揺れる