わたしは占星術師なので。
新時代を祝して
令和時代はじまりの図を読みます。
2019年5月1日東京
4時55分(日の出の時刻)
かなり元気な図です。
元気ありすぎ、と言っても良いくらい。
日の出の太陽:牡牛座第11度は、みずからの豊かさと美意識を追求する度数で、今後は他国の目を気にすることなく、わが国独自の『日本らしさ』を追求できます。そばにいる天王星は牡牛座第3度で、意味は、生まれながらに家系や先祖から引き継いだもの。お金や財産というより、生まれつき与えられている、天性の能力/才能。努力とは関係なく、初めから与えられているもの。そんな意味。天王星は日本語でテンノウセイというと
そのまま別の意味にも、なるよね笑
日の出の時刻に設定したのは、
『日出ずる国』だから、
という程度の根拠しかないのだが。
それにしたって、
日の出の太陽に寄り添う天王星、
南の頂点(南中)にある、冥王星(と、土星)。
海王星は東の地平線と南の頂点の、ぴったり中間地点(南東)で、月といっしょ。
前回、平成はじまりの図を読んだときにも、
わたし自身の意志で
日の出の時刻に設定したところ、
太陽のそばに、天王星。
南の頂点(南中)に、冥王星。
そこは平成令和ともに同じ形になりました。
その意味するところを考えると、国家の図(時代の図)としては、じゅうぶん適切な設定だと思います。
でね。いま挙げた、太陽と天王星、ほかに牡羊座にある金星は、比較的ゆったり、のほほんとしていて微笑ましいのだが。
ほかの星は、かなり熱心に活動しまくる強い位置。
この図では、火星が過剰に強く、
火星と木星の180度がやたらと目立つ配置です。
これは日の出ではなく5月1日の別の時刻に変えても変わりません。
双子座第21度の火星に対して。
木星(180度)
冥王星/土星(150度)
海王星/月(90度)
水星(60度)
が全力で煽って加速させているような配置なので、
もともと強い位置にある火星が、さらにほかの星々によって、強烈に強化されている状態です。
なので、わかりやすく言えば
令和時代、人々は火星的になります。
具体的には、みんな、急に、熱心に働きまくるようになるでしょう。仕事だけではなく、学校やボランティアや
それ以外でも、とにかく活動的になります。
ハロウィンやワールドカップ、その他ことあるごとに渋谷の交差点で馬鹿騒ぎする文化も、このまま定着しそうで、そこはちょっとイヤですね。
でも他人の目を気にせずに、それぞれ自分のやりたいことorやるべきことを、やれるようになる、という意味では、良い傾向でしょう。
自分自身の理想を堂々と語っても、イタイとかキモイとか言われなくなります。
熱く生きること、みずからの理想を追求することが、
これからの時代、カッコ悪いことでは、なくなるのです。
このように。
退廃的で脱力的な平成時代の次に来るのは
メランコリックでカーディナルな、
躁的な令和になるのでしょう。
そもそもこの世にうんざりしていて、
できるかぎり世の中とは関わりたくない、
わたしのような人間は、
ますます世の中から置いていかれる感じに
なるのでしょうね。
いまの時点では想像もつきませんが。
新しい時代は、
このとおり平成とは似てもつかないものに、
なりそうです。
でもまあ、本格的に令和時代らしさが出てくるまでは、あと数年かかるはずで。
事実、平成時代の最初の頃は、日本経済が世界を救う、的な論調がふつうだったようです。
日経平均株価の最高値は(昭和ではなく)
平成元年の年末。
銀行金利の最高値は
平成二年の秋ごろ。
失われた十年、という表現からして
『これからも経済の時代が続くはずだ』と
信じていた人が大半だったことになります。
メランコリックな令和が本格化するまで
せいぜいこの世の憂鬱さを
儚んでおきましょうか、、、、