#足枷

私だって〝普通〟で居たかった

周りと同じように。

だけど過ごしてくうちに〝普通〟って

なんなのか分かんなくなって

その姿がおかしいみたいで

友達もみんな離れていった。

〝普通〟って誰が決めたの？

生きにくい世の中での

まるで足枷のような言葉

「あの子はいじめられてたせいで」

いじめられてた事を

言ってない私は

「挫折なんてしたことないでしょ？」って

そんなわけないでしょ。

辛い思いもしたし、沢山苦しんだ。

でも大切なあなたからのその言葉が1番

私には苦しい足枷となった。

前に進めない。

君の元へ行きたいのに、

どうしてかこの重い脚は動こうとしない


前が見えない。

君の12色が見たいのに、

どうしてかこの重い瞼は開こうとしない

後悔ほど

軽くて、重くて、頑丈な、足枷を

僕は他に知らない

鳥が海を泳ぐ？

魚は空を飛ぶ？


どちらでもないわ。


だってあなたは、

重い足枷をつけた虚弱な生物じゃない。

大人は、ほとんどが

風切り羽を切られた

鳥かもしれません


どうかすると

足に重りの付いた足枷まで

着けられて


でも、私は、負けない

負けない！負けない！！


私は、強く羽ばたきます

無くした羽の分まで、力強く


あの山の頂の向こうには

きっと、新しい世界が

私を、待っているはず


力をためて、力をためて

一気に、高く舞い上がり

バランスをとって

飛んでゆきます


あの光の向こう側まで

突き抜けてみせます


私は、決して、負けません





フランソワ





*

『貴方が好き』

この想いが次に行けない私の足枷

好きな人とか恋愛とか

人生の足枷でしかなくて

不必要なものだって気付いたんだ

だから、さようなら

「生きるって、結局何なの」


これをポソリと呟いたあの子。


このたった一言は
僕が理解するまでに
僕の心をじりじりと蝕み、侵食した。


息をしていればいいのか
足が鎖に繋がれていなければいいのか
笑っていられればいいのか



僕は、なんで生きてる



また、そこに理由はいるのか
また、それは問うべきものなのか

過去を振り返ると
消えてしまいたくなる
何をしても過去が
足枷となる
この先僕はどーすればいいんだろ

3／28 Day，s 35

息が出来ないこの世界。
足枷が邪魔で息継ぎも出来ないわ。
暴れて、叫んで、もがいて、
お願い、誰か助けて。

過去はもう誰も
刻印は刻まれ

でもそれも個性
生きた証

今を生きる足枷なら
力強く歩くだけ

丁寧に時を刻む
ただそれだけを
　　　　　　　　　かほ

このままじゃいけない事は
分かってるんだ。

それでも踏み出す勇気が無くて。

いつまでも同じ場所で
立ち止まっている。

まるで足枷を付けているかの様だ。

この世界では
私だけ置いてけぼりのまま
時を刻み続けている_

かくれんぼ、好きなんだ

隠れるの、上手いね

「もう、いいかい？」

足かせを付けるように、
増えて行く。
１回謝ると１つ。
どんどんどんどん重い気持ちになって、
謝る に癖が付く。


どんどん増えて行く足かせに
重くなる心身。
身動きが取れなくなって、
自分もわからなくなる。


ありがとうって、
ごめんより多く言えていたら。
変わっていたかな。