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#透明な僕と虹色のきみ。

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全7作品・

この世界に生まれてきた事を

後悔しても 心地良い音達が

僕の透明な心に虹を架ける_

あまお。甘党。#メイト🎀/#小説・2021-09-14
透明な僕と虹色のきみ。
君に虹をかけよう
貴方にとって音とは
好きなように自分のままで
自分の個性人の個性
空想バレンタインデー
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伝えたい想い
記憶の欠片を探して
ノンフィクションorフィクション/by僕達
たまごクラブ
あま天
これが、俺たちの正常です。
稲荷組
あまお。甘党。の独り言
独り言

何にも無い自分を憎んで

全部持ってる君を妬んだ

めぐり・2021-09-15
透明な僕と虹色のきみ。
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嫉妬
意味無い
八つ当たり
ごめんなさい
友だち
独り言

# 透明な僕と虹色のきみ。


解釈自由です。

好きな様にお使い下さい。

澪紋。一言変えたよ・2021-09-14
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透明な僕と虹色のきみ。

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

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僕には何も無い。

趣味も、好きな物も、苦手も、夢も

でも、みんながそれが普通だって言うから、

僕はそうやって生きてきた。

ある日、道を歩くと地面に虹色が垂れていた。

その先に居たのが君で、僕は近づいた。

指先をくっつけると、君は熱くて、脆くて

淡い色をしていた。

「僕の名前は透明。君は?」

そう聞くと、君はにこりと口端をあげて

「おはよ!僕は虹色!」

と言った。

そうして僕らは暫く喋った。

君は、好きな物も趣味も多い人だった。

「僕とは正反対だね」

と僕が言うと、

「ううん、違うよ、君の正反対はあっち!」

と君は遠くを指さした。

何かがあることは見えるけど、分からない。

「そっか、行ってみるよ」

僕はそう言い残して、君を置いて走った。

君は去り際に何か言ったが、聞こえなかった。

君が指さす方向は、本当に遠くて。

僕が走るうちに足は赤へと染まっていった。

それが僕には、嬉しかった。

指さす方向には、途中に森もあった。

そこには色とりどりな生物が沢山あって、

僕は途中の、たんぽぽに染まった。

少し、君が指さす方向に近づいた。

それでも、まだ遠い。

気付けば、足は赤に、髪は黄色に、

目は青に、吐いた息だけが透明だった。

「僕、変われたんだ...!」

それから嬉しくなって、僕は走り続けた。

汗をかくと寒くなることは、初めて知った。

次第に、君が指さす方向に街並みが見える。

鳴り響く電車の音、光を返すビルの窓。

初めてそれらに色がついた。

僕は、走った。

「そういえば、なんで走ってたんだっけ」

ふと思った。

僕はなんで走っていたのか、忘れてしまった。

それから、少し足取りを緩めた。

足は紫のカサブタなんかに変わっていて、

周りには沢山の色が居た。

そうして段々、足が遅くなっていって、

それでも僕は歩き続けた。

ゴールは分からないけど、夢はある。

そして、色がある。

僕にとってこの世界は、鮮やかに見えた。

そうして僕は、息を吸うのを止めた。

まだ、ゴールには着いていない。

でも、ゴールと同じ空気を吸うことができた。

それで僕は、最後の息を吸い終えた。

周りには沢山の色が居て、僕に似ていた。

気づけば僕は、透明じゃなくなっていた。

いつか見た、君のように

虹色になっていた。

僕は自分の手のひらを、ギュッと握り締めて、

最後にこう言った。

「ーーー、ーーーーーー」」

こうして僕は、この日、初めて

黒という色を知った。

fin.

ao・2021-09-15
透明な僕と虹色のきみ。
君色に染まってゆく
色のある世界
黒を知った
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