書くとココロが軽くなる 淡い真珠の海
月が照らす
深夜の街
月が綺麗じゃないと
"好き"って伝っちゃ駄目ですか？
思わず漏れた「綺麗」の台詞
想いがバレたら漱石の所為よ
鈍感な君の「綺麗」が欲しくて
月に悪戯しちゃいました
"月が綺麗ですね"から季節は巡り
"君は綺麗だね"と愛を巡らせる
月を見て、
貴方のことを思い出してしまう
くらいには
貴方が好きです。
ふとみたお月さんがきれいだった
あなたに逢いたいとおもった
「月が綺麗」だと謳っても
君に想いは届かないのに
月が綺麗と言った私に
死んでも構わないなんて
酷い嘘ね
隣にいるのが当たり前だと思ってた
愛してる、なんて陳腐な台詞も
月が綺麗ですね、なんて少しギザな台詞も
あなたはきっと響かないでしょう
そもそも僕を見てないし
もう、「月が綺麗ですね。」
なんて言える時間帯には
家にいて。
一昨年の12月なら、言えてたのに
なぁ。
君が僕に馳せる愛は
もう新月になってしまいましたか？
それとも
まだ三日月ばかりは残っていますか？
鈍感な君は気づかないから
曇りの日に言うよ
“月が綺麗ですね”
夜2人で散歩する季節にはちょうど良い
座って話してると少し寒いから
私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。
