桜姫・2023-08-02
彼からのメッセージ
通知
楽しみにしている私
通知なんて前は全く気にしなかったのに
彪斗とお付き合いしてから
まだかなってスマホの前で待つ私がいて
これも恋のせいかしら
見ることがなくなった
通知音と共に映る画面表示に
君の見慣れたLINEアイコン
くるはずがないものを
ほんとに小さな
希望を持って
待っている私
ある日通知を切った
心の義務が任意に変わる
追いつかなかった心が
自由な道を歩き出した
お知らせがないだけ
自分主体の毎日
私に必要な事は
すぐそばにあった
かほ
電源を消しては付けて
そんな事したって
貴方からの通知は無いのに
君からの通知
あの頃はとても待ち遠しくて
君からメッセージがくるたび
とてもドキドキしていたのに
なぜだろう、いつしか
そんな感情も消えてしまった
6月4日(土)夕方
ある時LINEの通知が来た
誰だろうと思いスマホを開く
「7月〇日に一緒に七夕行かない?」
そんな内容だった
その相手は君で胸が高まった
すぐに返信ができなかった、
少し時間を置いてから返事をした
会話の最後に
「○○駅集合で大丈夫?」ときた、
その日がとても待ちどうしくて
仕方がない…
来るはずないあなたからの通知を
今日も待ってる
はーと押してるときのキラーンって音すき
共感したこととかがその人のとこに通知として
届くんだなって思ったら不思議な感じがした
語彙力ない笑
通知がきて画面が開くたび
貴方からの返信かなって
勝手に期待して
すぐに携帯見て
結局なんでもない通知。
あぁ、バカみたいだな私。
この通知が
君からのなら良いのに
朝起きて通知が来てたり
学校が終わったら通知が来てたり
「1」のマークが
こんなにも待ち遠しいなんて
朝起きて
君からの通知が1件
目なんて一瞬で覚めて
布団の中でにやけちゃって
軽い足取りで顔を洗いに行く。
朝ごはんのパンにぬるジャムは
いつもより少し多め。
そして鼻歌交じりで家を出る準備をする。
少し長い信号待ちだって
今日は全然平気
ほら、あなたがLINEくれるだけで
私の一日の始まりは素晴らしものになるんだよ
インスタの通知
君からじゃないと分かってるのに
やっぱ期待しちゃうよね
もう二度と来ない通知
もう二度とつかない既読
過去の言葉を振り返って液晶を濡らす
誰にも届かないメッセージ
分かっていても送ってしまった
「愛してる」の言葉を