今、君は何をしていますか…?
星になって、空で輝いていますか…?
とある譚に
"人は死ぬと、星になる"
"一番星のように、夜空を照らし…"
"そして、大切な人を見守る"
と、書いてありました
君は、見守ってくれていますか…?
私の近くに…居たり、しますか…?
なんて…君が亡くなってから
もう…2年の月日が流れいても
私は君に甘えてしまいます
どうして…1度も会えなかった君に
こんなにも会いたくて
甘えてしまうのか
ずっと見つけられずにいました
でも、やっと見つけた
やっと…分かった
この、答えが
この、気持ちが
この、感情の名前が
どんなモノかを
私、
君が…"好き"なんだって
生まれて初めての…恋愛感情だった
恋愛感情ってなんだろう…?って
どんな気持ちになるんだろう…?って
不思議で…興味を持っていた感情が
ずっと前からあったんだって
今、気付いたの
そして、この事に気付けたのは
君からの誕生日プレゼントの
"蟹座のシルバーリング"
ただの自惚れかもしれない
でも、本当に
どの指にもサイズが合わなくて
ネックレスして付けようと思った時
薬指に…ピッタリで
そして、指輪が入っていた
小さな箱の中の底に手紙が入っていて
『たくさん話せてよかった』
『ありがとう』
『また、会えたら』
『その時は、たくさん話そう。』
『ほんとにありがとう』
そして、最後の行に
君の本当の名前が書いてあった
その瞬間…泣きそうになって
どうしようもなく…会いたくなった
君が亡くなって…2年後の私の誕生日
18歳になったその日は…私にとって
"特別な日"になったよ
"ありがとう"
"本当に…ありがとう"
"君に出会えて、本当に良かった"
例え…それは、私の片想いでもいい
ただ、後悔はしてるの
1つは、君に1度も会えなかった事
君が体育祭に来て
私を見掛けていたとしても
私は君に会えなかったから…。
2つは、君の事をもっと知りたかった事
お互い会える時間がなくて
メールでしか話せなかったから…。
3つは、君に気持ちを伝えられなかった事
今更…気付いた気持ちが
もし…早く気付いていたら
君の気持ちが知れたのかな…って。
君に気持ちを伝える事も
君の声で、君の言葉で
君の答えを聞くことも
もう…叶わないけど
もし…来世で、君に
もう一度…出会えたのならば
たくさん話したい。
たくさん笑いたい。
色々な君を、知りたい。
次は…私から、君に
会いに行くから
それまで…この気持ちを
持ち続ける事を
許してくれませんか…?
"さようなら、好きな人"
"今でも、変わらず…好きです"
"さようなら、好きだった人"
"今でも、変わらず…好きでした"
もう、私は…後ろを振り向かない
前へ進んでいく
自分の目指す道を…将来を
叶える為に
"当たって砕けろ"
君が教えてくれた好きな言葉を
励みに変えて
私、頑張るから…!
"君に届け"
夢 桜