#重い愛

許される想いじゃない

でも
捨てられない。

これは誰の罪？


許される愛じゃない


でも
傍にいたい。


これは私の罪
私だけの痛み。

干された情は

軽くなって脆くなって


薄ら、笑みを

乾いた愛を

君に

そう、君に

あなたの
小さな手を
包み込むのは
暖かい手袋。


少しずつ
寒くなる夜に


何一つ変えられない日常と
虚しさが
白い息と共に
空に舞った。

好きだよ。

本当に
ずっと
ずっと
好きなんだ。

貴方の言葉に

貴方の優しさに

貴方の愛に

私は救われているの

大好きです

こんなにいっぱい

話してくれるのに

大切にしてくれるのに

嫉妬が止まらないの

嫉妬しちゃうなぁ...。

幸せを感じすぎると

途端に不安も溢れるくらい出てくる

幸せなんてあっという間に流れていく

毎日その幸せが過ぎていかないように

願うしかなくて、怖い…

…神様お願いです

どうか今の幸せを時間にしないで

貴女は、
可愛いものが好き
かっこいい人が好き


私は、
どれにも当てはまらない。


どんな服を着て
どんな髪型にしても
好きになってはくれない。


本当は
苦しいよ。


涙と一緒に
オレンジのカクテルを飲み込んだ


雪が溶けていくみたいに
雨で汚れていくみたいに

だんだん
無くなってしまえばいい。

傷つけてしまったことも
傷つけることしか出来なかったことも

全ての痛みを

少しずつ
許していけたらいい。

どこにいても
想うことはできるのに。

溢れるくらいの星を数えた。

5つまで数えたら
胸が涙でいっぱい

届かない。
届かない。
届かない。


二度と


届かない。

たくさん笑った
たくさんの人に逢った
したコトのない経験をたくさんした。


嬉しかった


でも
だんだん
淋しくなっていった。



届かないモノばかりだと
気づかされたから。

手を伸ばせば届く幸せと不幸

その真ん中

私の中にいる貴女は
とても従順で
素直で可愛い。

混乱で目覚める朝
それは果てしない懺劇

貴女の身体に
私と同じ傷をつけたら
愛の重さを感じてくれるかな

こんなにも
愛してるのに。

貴女がいるから

今、僕は息をして

貴女がいるから

毎日生きている。

貴女がいなければ

僕はこの世に居ない存在で。

逢えた時の嬉しさは
その分だけ心が冷える。


いつの間にか
痛みは麻痺していて


それでも
まぁいいやって
なんとか自分を保ってる。


笑え
笑え
笑え


キレイゴトなんかより
連れ出してキスしたい。


全てを飲み込んで


ただ


笑え。

飲み込んだ愛が
夜の静寂に消えていく。


どんな想いを言葉に乗せても
季節と共に置き去りになる。


無責任な心情に
苦しみ続ける姿は
残酷で、滑稽。


抱きしめて欲しいのではなくて
抱きしめたいのに。