咲かない花・2018-03-22
さよなら
言葉
重み
その言葉の代わりを探してる
あなたの言葉一つで
笑顔になれる
泣けるんだ
友達から言われる言葉と
あなたから言われる言葉
同じ言葉だとしても
あなたの方が
重みがある
「 人生 って こんなものでしょう?」
彼女は 、そう言って
プールの中へ 、飛び込んだ。
頭が可笑しい人だと思った。
真夜中に
仲良くもない 、 話したこともない
僕を呼び出して
急にプールへ 飛び込む なんて
彼女は 少し変わった人で、有名だった
いつも 学校では 一人 だった けれど
独り では なかった。
孤独 なんて
知らないような 顔をしていた。
彼女 曰く、僕 は「ロボットみたい」。
誰か を 敵 に 回すこと を 怖がり、
好き でも ない 人間 に
気に入られよう と
愛想 を 振りまいている 姿 が
そう見える、と
いつ 切れる か わからない
糸 に 必死 に 掴まって、
それを 、誰か に 切られても
切られてないよう な フリ を する。
それが 私 は、気に入らない。
嘘 ばっかり で 固めた その 仮面
そろそろ 外そうよ、
私 は 切れない 糸 を 掴んで
ここで 待っている から。
それは、ある 意味 僕 に とって
新しい 挑戦状 だった。
他人 が 僕 のこと を
どういう風 に 思っている か が
不安だった。知りたかった。
だけど 、皆 は
その 本当 の 応え を
教えて は くれない。
その度 に
愛されたくて 自分を売って、
どうしようも なく
溢れ出してくる 孤独 を
埋めるため に お互いを利用している。
その度、僕は
都合のいい 人間 と 認識され、
嫌なことも 、段々
断れなくなっていた。
毎日、毎日 、僕の背中 は 、
重み を 増していった。
それを 、彼女 は 、
何故 だか
よく 知っていた。
__ 「終」 __
盗んだ羽根は重かった
僕のものには出来ない
なんて、深く刺さった
やるせなく時の砂が落ちても
また掬い上げ歩き出す
生きているその重みで
砂浜を踏みしめ君に会えるまで
君と私の"好き"の
重さの差が大きすぎて
私一人で堕ちていく
殿の言葉は本当に
私の心を救ってくれます
「死にたい」
その言葉は、重いはずなのに
今の時代、誰もが
当たり前の様に、呟く。
今も昔も、変わらず、
逝きにくい
生きにくい 時代。
*別れよう*
告げられる方も辛いけど
告げる方も辛いんだね
告げられる気持ちと
告げる気持ちどちらも
経験した人なら尚更…
だから告げられた人は
受け入れるにしろ
受け入れられないにしろ
絶対逃げることはしないであげて
告げる人は一度口にした言葉
最後まで責任を持ってほしい
私は今でも自分の言葉に責任
持てなかったこと後悔してるよ
ねえ、あなた?
傷つけて振り回してしまった
あの日のこと覚えていますか?
どんな時も幸せそうだね……
どんな時も笑ってるね……
貴方の良いところだよって
言われても……
私の笑顔の意味も
知らないじゃん……
言葉なんて息を吸うように言えるんだ
重みとか何も無い
「頑張れ」なんて安い言葉
私は君にかけたくないよ
君への「ありがとう」は
私への「ありがとう」より
ずっとずっと大切だから。
明日の我が身を考えるとき
いかに重いかを知る
生命と
今という瞬間の
君とみたい星空はこんなに
当然のように沢山あるのに
君と出会えるのは
奇跡、なんだよね