はじめる

#長文失礼します

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全243作品・

人の心は読めない

何を考えているなんて分からないけど

人ってすぐ表情に出てしまう

辛かったら泣いてしまう

我慢して無理やり笑顔を見せる

変わりたいのに変われない自分がいる

大好きな人の前だと余計に我慢して心配させないように自分で無理やり気持ちを抑えてしまう

それで心が傷ついて欠けていく

君が『頼りない』からじゃない

君に『迷惑』かけたくないから我慢するんだよ

でも君とはありのままの自分で素で笑い合いたい

でもやっぱり我慢して無理に笑う

『死にたい』『消えたい』なんて思うこともある

でも君がいるからそんなことどうでも良くなる

君の隣にいたいけどそんなこと出来ない

やっぱり恋って難しい…

𝑆𝑚𝑖𝑙𝑒_¨̮⑅*・2020-05-30
私の本心
長文失礼します
ジャニーズJr.
だいすきなあなたへ
推しが尊い
リアコ
なにわ男子
関西ジャニーズJr.
文章が変

好きな人の部活が負けた_

皆泣いたらしい__

好きな人元気無い

自分風呂で号泣した。


今まで自分が神様にお願いすると

全て叶ってたのに今回は

叶わなかった__


自分のせいで負けた_

好きな人悲しいんでる__


自分が無力すぎて笑えてくる

END・2020-09-05
好きな人
サッカー男子
負けた
県大
キミ
風呂で泣いた
号泣
独り言
長文失礼します

大好きだった貴方へ

その大きな笑い声も。
驚いた時の大袈裟なくらいの反応も。
ばかみたいな話で盛り上がって、
教室の後ろで友達と笑っていたのも。
真剣な顔で取り組むサッカーも。
2人で友達を笑わしたのも。
席が近いいつもの4人で、授業中話まくって怒られたのも。
お昼の飲み物吹かせあいしたのも。
エイプリルフールに、
お腹痛いって嘘で言ったら真面目に心配してくれたのも。
席替えしたはずなのに、何故か毎回近いのも。
先生の愚痴で盛り上がったりしたのも。
椅子の後ろの名前シールを、
剥がされ貼ってを繰り返して笑いあったのも。
めったに照れないクールだけど、時々赤くなるのも。
4人でマルバツゲームしたのも。
たまたま行った病院で会って、
同じとこ行ってるんだって思って嬉しくなったのも。
いつもパーカーのポケットに手を突っ込んで歩いてるのも。
文字を書く時に浮き出る肩甲骨も。
校庭に降った雪を2人で蹴り合って遊んだのも。
ピアノを弾けると知って同じピアノ教室に通ってた子にちょっと嫉妬とかしたのも。
身体測定のたんびに身長競ったのも。
教科書貸してって言われて貸した時に指がちょんって触れてドキドキしたのも。





ぜんぶ、忘れたくても忘れられない、貴方の思い出です。
今まで、ずっと、ずっと貴方に片想いしてました。
離れてからは、忘れようと頑張ったけど、
どうしても頭の片隅に貴方がいて。
告白すれば良かったんだろうけど、
私にはそんな勇気は無かった。
言わなきゃ伝わらないのはわかってた。
でもクラスメイトという関係すら壊れてしまうだろうと思うと怖くて。
だから、見ているだけ。
近くにいた頃は、そんな日々でした。
でも、自然と笑っていた。
貴方と話していると、笑顔になれました。
私にとって、それはとても特別な時間だった。

時は止まれない。
貴方とは、ずっと一緒にいられる訳もなく。
私は貴方から、離れざるを得なかった。
出来ることなら、もっと一緒にいたかったです。
貴方にとっては、ただのクラスメイトだったんだろうけど。

もうすぐ貴方の誕生日。
私が貴方のことを好きになったのも、ちょうどこの頃でした。


もう二度と叶うことの無い夢を、いい加減引きずるのはやめようと思います。
やっと区切りがつけそうです。
この気持ちは、大切な『思い出』として
心にしまっておくことにします。
ここまでたどり着くのに、1年間かかってしまった。
でもそれくらい、貴方のことが好きだったということに気づけました。

約3年間。私に沢山の思い出と、後悔というものを教えてくれてありがとう。
貴方と出逢えて良かったです。


好きでした。
叶うのなら、両想いになりたかった。

もけ。《現在は使われておりません》・2021-04-05
好きでした。
長文失礼します

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に243作品あります

アプリでもっとみる

友達とのLINEでの会話
(やり取りしてる友達を心とする。)

心「ねぇねぇ、桜愛ー」

私「ん?」

心「12月のさ、9か10って空いてる?」

私「9は多分バイト。土曜だから。10なら大丈夫だと思う」

心「付き合ってくれない?ちょっと1人じゃ気まずいからお願い🥺」

私「(笑)先に要件を言いなさい」

心「ブックオフで買いたい漫画がありやす」

私「なるほど。別にいいけど」

心「ブックオフ初心者すぎてもはや未知」

私「ついていけばいいってことでしょ?」

心「やだん。やさし♡ そそ!!」

私「いいよ。一緒に行ったげる」

心「そこに全巻なかったらはしごするけど、それはちょいと遠いから一人で行くぞい」

私「りょー」

心「ありがと!」

私「なに買うの?ところでだけど」

心「漫画!!」

私「全巻とは何の漫画?」

心「少女漫画だよー」

私「へぇ…。心が…」

心「ピッコマでいいの見つけちゃって」

私「なるほどね」

心「だからついて来てほしいの🥺」

私「だからいいよってば(笑)暇だから」

心「やったー!」

私「2人で行くん?」

心「他誘ってもいいよー」

私「いや。心が他に声かけないなんて珍しいじゃん」

心「みんな部活やら課題やらで忙しいかなって」

私「ん?なら何故私…」

心「課題あるの?」

私「ない」

心「じゃあいいじゃんか」

私「狙って声かけたのね(笑)」

心「課題なさそうだなって思ったから!(笑)」

私「課題なさそうでもバイトありそうとは思わなかったんか!(笑)」

心「課題はサボれないけど、バイトはサボれる!!(笑)」

私「お馬鹿者!(笑)信用失うでしょうが!!」

心「それは大事だな」

私「でしょ?信用はお金では買えぬ」

心「うちと経験値が違う話ししてる(笑)」

私「(笑)(笑)私の言葉じゃない。引用した」

心「お前の言葉じゃないのかよ(笑)(笑)」

私「私が言うわけなかろう!?(笑)」

心「なんでだよ(笑)(笑)」

私「どっかで聞いたことあったから使っただけ(笑)」

心「シフトって自分で決められないの?」

私「申請は出せるけど、最終的なものは店長が決める」

心「店長の心が仏であれ」

私「店長は基本優しいから大丈夫」

心「今どこで働いてるの?」

私「はま寿司〇〇店」

心「え?」

私「ん?」

心「今度友達連れて行くわ」

私「やめてほしい。とってもやめていただきたい」

心「ちょうど寿司行こーって話てたんだわ」

私「私フロアなんだぞー。接客しなきゃいけないじゃんか」

心「はま寿司ゴリ押ししとくわ。ニコニコ聞いててあげるよ♡」

私「絶対に心の席には近づかん!!(笑)」

心「任せろ☆探してみせるわ」

私「すぐ分かるよ。名札つけてるし」

心「桜愛っていますか?って聞くわ」

私「やめて(笑)(笑)人探しじゃなくて寿司食べて!?」


本当に困った人(笑)
お寿司食べなさい!!

桜愛&桜乃・2023-11-05
長文失礼します
LINEでのやり取り






口悪くなってる
愚痴言ってます
自傷行為についてです





























親から貰った大切な体?
もっと自分を大切に?

死なないためにやってるんだよ
その親から貰った大切な、大事な体を
動かせなくならないために
無くならないために
リスカやアムカ、レグカ、フェイスカット
色んな自傷行為やってきてるんだよ
やってる人の気持ちなんか考えてないくせに
自傷行為は危険で危ないやってはいけない
そう決めつけて
自傷行為を辞めさせたら
自殺する数が多くなってしまうかもしれない
死なないためにやれる
手段としてあるんだよ
そう話すと

親から貰った物は大切に扱うでしょ?
それと同じよ体も
今あなたは親から貰った物を壊してることになるのよ?傷つけているのよ?
そのことわかってる?

そんなことを言う
さっきも言っただろ?
死なないためにやってるんだよ
それじゃあお前は死ねって
言ってるようなもんだぞ?
こっちからすると
リスカ辞めろ=死ね
そう言われてるのと同じだ

親から貰った体をお前がくれた体を
私じゃなくてお前自身で
壊そうとしてるんだぞ
リスカして、今あなた達に被害を与えてる訳でもないでしょ?
だったらいいじゃん
なぜ止める?
意味がわからない
とにかくほっといてくれ

✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

何故かリスカ跡を見て

またリスカしたの?
辛いの?
だったら私も切る!!

とか言ってる奴がいるんだよ
え?なんで?
あなたが切ってもなんにもなんないよ?
リスカしてない人に伝えるなら

頭痛いって言ってて
じゃあ私が頭痛薬飲む!
って言ってるようなもんだよ?
いやいやいや
痛いのこっちだし

意味わかんない‪w‪w

あと騒ぐな
声が大きいと焦るんだよ^^;

えっ?!リスカしたの?

とか大声で言うんじゃねぇーよ
やばい秘密大声で言ってるようなもんだよ
アホか!!

だ・か・ら
ほっとけって!!( '-' )

✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

リスカってバレやすいじゃん?
手首だし
今だと体温測る時手首だすからさ
だから自分は最近レグカの方やってるんだけど
何も考えずにめっちゃ深く大量に切っちゃって切った次の日ぐらいに
あっやばい終わったな
って思ったの
だってさ体育着半ズボンじゃん、、、
(;´∀`)…ァハハハ…ハハ…ハ…オワッタ、、、
んで誤魔化すために
とりあえず大きめの絆創膏貼っておく
そんで聞かれた時の理由めっちゃ考えた
大変だったわ、、、
夜に2時間ぐらい考えたのに
結局聞かれなかったっていう
悲しい結果に、、、(; ;)
あの苦労はなんだったんだよ、、、
(T-T )( T-T)チクショウ…

🐉ドナルド🕸・2022-01-20
自傷行為について
リスカ
アムカ
レグカ
フェイスカット
愚痴
長文
長文失礼します
誤字ってるかも










無浮上に、なります。

好き、トーク、贈り物、返せません

投稿もしません

理由は3つあります




1つ目は

自分のことで精一杯になってしまって

大切な人を傷つけてしまうから。

私は3回も、大切な人を

傷つけてしまいました。

これ以上、誰も傷つけたくありません。


2つ目は

死にたいと思ってしまったから。

私よりも大変な人が

沢山いることを知っているのに

私は死にたいと思ってしまいました。

ただ1度、誰かに無視され

きもちわるいと思われただけで

私は生きることを辞めたくなりました。

弱い人間です、ごめんなさい。


3つ目は

リハビリに専念したいから。

私は今、骨折をしています。

退院はしましたが

病院に通っています。

学校も忙しくなり、病院にも

通わなければいけません。



このことから

無浮上になります、

辞めたり、

垢を変えたりすることはしません。



ここまでの長文を

読んでくださり、

ありがとうございました。

みなさんの投稿は

私にいつも元気を与えてくれました、

NOTEは私の大切な居場所です。



いつ戻ってくるかは

分かりません。

でも必ず、戻ってくるので

待っていてくれると嬉しいです。

今までありがとうございました、


また逢いましょう

さようなら

水澪〜お手紙企画みていって下さい〜・2020-06-06
長文失礼します
今までありがとうございました
そしてごめんなさい
いつの日かまた逢いましょう
こんな僕を受け入れてくれますか
独り言

突然ですが、お知らせです。
長くなりますが、読んでくれたら嬉しいです。






















































































NOTE辞めます。
今日の午後3時半頃に辞めようと思っています。←ごめんなさい、早めました。
その間に、気に入ってた投稿以外消そうと思います。

理由は、言っちゃえば自己満です。
私は、失恋して後悔して悔しくて悲しくて、
心にぽっかり空いた穴が埋まればなって思ってこのアプリを始めました。
だから、失恋系の詩が多かったと思います。
それで、思ってたことを詩にして投稿したら、
どんどんすっきりして心が軽くなっていきました。
前は、心になんかとっかかりみたいなのがあった気がしたんですが、
今はもう完全に何もなくて、忘れたんじゃなくて想い出になったんだなって思いました。
それがとても嬉しかったです。
それで、もうとっかかりとかないし、
引きずってるわけではないので、
このままNOTEをやってたら、なんかまた思い出してしまいそうだなと思ったんです。
折角NOTEをやったお陰で想い出に出来たので、
それをそのままにしたいんです。
いい加減前に進みたいなって思ったので、
辞めようという決断に至りました。

こんな未熟者の私に
好きしてくれた総勢約200人の方々
タグを使って下さった方々
贈り物して下さった方々
お気に入り登録して下さった方々
トークして下さった方々
ほんとに、ほんとに、ありがとうございました。
励まされました。
ひとりじゃないって思えました。

お気に入り登録して下さっていた方は、
外してしまって構いません。
フリータグは、
私がいなくても、是非使って下さい。
トークも、削除してしまって構いません。

NOTEに戻ってくる予定は今のところないので、
お迎えとかはできません。ごめんなさい。
でも、また失恋したり、苦しかったりしたら
戻ってくるかもしれないので、
名前は変えるかもしれませんが、
その時は、また仲良くしてください。

こんなことを綴っている中、ヘッダーに好きが150人いきました。ほんとにほんとにありがとうございます。
これからの人生の励みになります。
最後まで良くしてもらって、嬉しかったです。
今まで本当に、ありがとうございました。
またどこかで逢えることを願って。

2021/05/08 もけ。

もけ。《現在は使われておりません》・2021-05-08
長文失礼します
お知らせ

ジョジョの好きなシーン

オラオララッシュ

承太郎VSアヌビス神
もうやばいです!!
このシーンマジで神✨

ネタバレ注意⚠️


















承太郎VSアヌビス神
仲間のポルナレフと一緒に床屋に行く!!
承太郎寝る😴
ポルナレフが襲われる
刀に操られている床屋の主人に追い詰められる
承太郎のスタープラチナのパンチが飛んで行く
吹っ飛ぶ主人
起きて承太郎に襲いかかる
切りかかる
そこをスタープラチナが白刃取りをして刀を折る
鞘に刀を納める
警察が来る
もめる
鞘を抜いて逆にポルナレフが操られる
承太郎VSアヌビス神
刀のラッシュにスタープラチナのオラオララッシュがぶつかる
何度か弾き返せてたけど限界が来て承太郎が
刀で刺される
ギャー。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
笑笑
抜こうとするスタープラチナ
かわいい♥️
アヌビス神が押し込む
そして逆にスタープラチナが本気のオラオララッシュで刀粉砕🔪
おお〜!!

ここまでが大好きなシーンです!!

良かったら見てみてください!!

ナルトvsネジ・2021-08-29
アヌビス神
空条承太郎
エジプト九栄神
好きなシーン
オタク
長文失礼します

今年ももう終わりますね

昨日、やっと冬期特訓が終わりました
年明けまで塾は休みです

来年の初めは受験なので
さらに低浮上になりますが

受験が終わったら
みなさんとお話したいと思っています

今年、好き!をくれた方
贈り物をしてくれた方
とても嬉しかったです、
ありがとうございました

来年も、『玲。』を
よろしくお願いいたします

玲。・2020-12-31
長文失礼します
2020年
ありがとう
今日は推しで年越し

私が買った、
きのこの山とたけのこの里。
私は食べずに男子に。
最後、「結局あげる」と言って渡したら
バッって取ったけどさ。

手近くてドキドキだったんだよ、?



トーナメント形式のバドミントン。
君と結局やってまた、君の笑顔が見えて。

サッカーらしきものやって。
「雑魚だからおれ」とか言ってるけどさ。
クラブチームなんだからさ。上手じゃんか。
初めてサッカーやってる所見て......。

愛泣 現在使われておりません・2020-12-20
独り言
長文
ごめんなさい
長文失礼します
会いたい
さっきまで遊んでたけど
好きな人
かっこいい
サッカー
クラブチーム
バドミントン
お菓子
きのこの山
たけのこの里

君と普通の話を

君とあたりまえの日々を





なんてそうじゃないの!
ひきづらないで笑うんだ!


最後の日までずっと大好きでした_。









   さようなら_。

ミルクチョコレート🌟⋆_//✨🌙✨・2022-06-27
失恋してもまだ好きで。
長文失礼します
センパイ。

当たり前のように

今日が終わり、

そして

当たり前のように

明日が始まる。



私たちは毎日

未来の話をする。

「明日遊ぼー!」

「明日こそ…!」

なんていう明るいことを

考えている人もいれば、

「早く明日に

なればいいのに」

「明日なんて

来なければいいのに」

なんていう暗いことを

考えている人もいる。



じゃあもしも、

明日が来なかったら?

何の前触れもなく

当たり前が壊されたら?



もちろん私たちは

まったく油断していないので

何の用意も目的も

果たせないだろう。



そう思うと

「明日なんて来なければ」

という発言が、

とても恐ろしく

思えてくるのでは

ないだろうか?



私は「もしも」と言ったが

これはいつ起こっても

おかしくないことだ。



前例として

広島原爆があげられる。

あの時広島にいた人々は

その時を生きるのに必死で、

まさか空から

一瞬で沢山の命を奪うものが

降ってくるだなんて

思ってなかっただろう。



それに比べ

私たちはどうだろう。

原子爆弾という物の

恐ろしさを

知っているのにも関わらず

沢山の人が命を落とす。

それは許されないことだ。

知らなければ

仕方ないで済む。

しかし私たちは

知ってしまっている。

だから対策をしていなければ

ならないはずなのだ。



私たちはいつ死んでも

おかしくない状況で

生きている。

皆さんにも

このことを理解して

これから先の未来を

生き抜いて欲しい。

ししゃもさん・2020-09-05
赤の他人からの一言
一言じゃないな。
当たり前
生きて
死は身近にある
長文失礼します
できれば最後まで見て欲しい
上から目線でごめんなさい

〈メンヘラとは〉
精神障害を患っている人。
また、心に何かしらの問題を抱えてる人の事。



『メンヘラになりたかった私』
/sora。


完結日・2019年10月14日

*****

「じゃあ、鈴木さん。
最初の段落を読んでください」
「分かりました」
ガシャ、と鈍い音を出して
椅子から立ち上がり、
国語の教科書を片手に読み始めた。

そのとき、カーテンがふわりと揺れた。
窓の向こうには晴天が広がって、
乾いた秋風が教室へとやって来ている。

今は、国語の授業中。
教科書を読んでいると、
クラスメイトたちが
視界の隅にチラつく。

小さめの声で雑談をする人。
ノートの端に落書きをする人。
紙回しをして会話をする人。

私はこの教室のせいで
「普通」になった。
この中学に入学した頃、
そう決まったのだ。

そうなって当たり前だ。
仕方ない、かな。

イジメだって虐待だって
受けたことがない。
家庭不和もなく、
病気がある訳でもない。

マスク依存症でもないので、
たくさん笑ってる。

毎日、楽しく過ごしている。
そう「普通」だ。

それでも、
「結花(ゆいか)って普通だよね」
「鈴木さんは普通ですよね」
と言われるのはすごく胸が痛い。

理由なんか__。
誰にも言えない、秘密だ。


キーンコーン、カーンコーン。
すっかり聞き慣れたチャイムが鳴り
国語の用意を机にしまい、
私は友達の元へ向かった。

「なっちゃん!」
「あ、結花!」
この女の子は私の友達、七海(ななみ)。
仲良くなったのは、入学した頃に
席が隣同士だったのがキッカケ。

「そういえば、結花。
さっきの国語で指名されてたけど、
なんか読むの変だったよ?」
「そうかな?」

「うん。なんか周りを気にしてて、
変に緊張してた、みたいな」
悩み事をするみたく腕を組んで、
そう話すなっちゃんの両隣には
見たことのある女子二人がいた。

「き、気のせいじゃないかな?」
「うーん。そっか」
その女子二人は、
なんだか見覚えがある。

思い出しながら、
その女子たちを見ていると
なっちゃんの左にいた女子が
口を開いた。

「もしかして、さっきの授業で
教科書、読んでた鈴木さん?」

その女の子は頭の高い位置で
ポニーテールをしていた。
首を傾げると、ポニーテールの先が
軽やかに揺れた。

「そうだよ」
微笑んでそう言うと、
彼女は目を輝かせた。

「やっぱり!
ななりんから色々と聞いてて、
仲良くなりたいなと思ってたの!」

ななりん……?
胸に何かが刺さるような気がした。

「あ、あなたが七ちゃんの友達の……」

今度は、なっちゃんの右にいた女子が
そう呟いた。

七ちゃん…?
また胸に刺さる感じがする。
それでも、私は笑顔を持ちこたえた。

「えーと、なっちゃん。
彼女たちは?」
助けを呼ぶように
なっちゃんに話しかけると、
はっとしたような表情をした。

「あ、結花にはまだ言ってないのか。
実は二人とも、私と幼稚園が
同じだったんだよ。
小学校は離れたけど、
中学校で再会できたんだ」

とっても嬉しい顔で
ウインクをするなっちゃん。

そんな顔を見た瞬間。
ーチクリー
また胸が痛む。

「そういえば、
幼稚園でよくお絵描きしてたよね」
「してたしてた!
絵しりとりもやってた!」

「確か、みっちゃんは画力なくて
絵しりとりで苦戦してた!」

話の輪になっちゃんも加わり、
三人は思い出話に花が咲く。
三人だけが知る、
私には関係のないこと。

私は置いていかれた。
三人がだんだんと遠い存在に思える。
当たり前だけど、
ただものすごく寂しかった。

必死に涙を堪えて、
私は歩き出した。

「あ、結花?」と呼び止めた
なっちゃんの声ですら
遠いもののように思えてくる。

私はそのまま無視をして、
トイレに向かった。


個室の扉を閉め、カギをかけた。
扉に体を預けると、
金属独特の冷たさのせいで
シャツ越しに
背中がヒヤリと冷えてくる。

ポニーテールの女子は
なっちゃんのことを「ななりん」
と呼んでいた。

もう一人の女子は
「七ちゃん」って呼んでた。

それに、なっちゃん自身は
ポニーテールの子に対して
「みっちゃん」と呼んでた。

私がなっちゃんに出会ったのは
この中学だ。
それに、今は秋だから
つい最近のことに過ぎない。

でも、あの女子たちは違う。
幼稚園で会ったことがあるんだ。
私とは、違うんだ。

私の友達はなっちゃん、
ただ一人だった。
だから、なっちゃんも
私だけが友達なんだろう
と思っていた。

でも、それは違うんだ。
そう思っていたのは
私だけなんだ。

深く考えれば考えるほど、
涙が出てくる。
嗚咽が触れそうになる
口元を必死に抑えた。

声にならない辛さが
体を押し潰そうとしてくる。
辛いよ。苦しいよ。

どれだけ泣いたか分からないほど
泣き終わって、個室から出ると
トイレの鏡にたまたま自分の顔が写った。

はぁ……。
私って何回泣いたらいいんだろ。

何回も泣けば、強くなる。成長する。
そんな言葉をどこかで聞いたけれど、
嘘なんじゃないのかな……。


「結花、大丈夫なのかな……」
「大丈夫でしょ。
それよりさ、昨日のドラマ見た?」
「あ、うちは見たよ。面白かったよね」

そんな会話が聞こえたのは
帰り際のことだった。

あの後、私は
体調を崩して保健室にいたけど、
結局、放課後まで休んでしまった。

そろそろ帰ろうかと思い
荷物を持って靴箱に向かう途中、
あの会話が聞こえた。

「でもさ、あのドラマ。
ちょっと設定が変じゃない?」
「そうかな?」
「うん。味なのかな?」
「うーん……」

だんだんと足音が近づいて来る。
死角に隠れてるから、
きっと大丈夫だろうけど。

「ねぇ、みっちゃん。ゆきみん。
私、やっぱり結花が心配で……」

ふと、なっちゃんが
私の名前を出した。
私はピクリと反応する一方、
複雑な気持ちだった。

「あの、鈴木さんって子さ。
なんか存在感ないよね」
なっちゃんの言葉を打ち消すように
彼女の友達の声がした。

「えっ……」
あ、なっちゃんの声だ。
ものすごく戸惑ってる。

「あと、あんな子と関わっても
つまんないよ。
あの子、普通すぎて
取り柄ないもん」

普通……。
その言葉が私の心に重く響いた。
耳の奥でこだまする。

背中をイヤな汗が伝っていく。

心臓が気持ち悪く、
ドクドクと音を立てる。
まるで悪夢への
カウントダウンのように。

き、聞きたくない。何も。
ここに、居たくない。
この場に居てしまえば、
自分が壊れてしまうような気がする。

そんな私の感情は無視されて、
心臓がカウントしていく。
すると、当たり前のように
"ゼロ"になってしまった。

「だからさ、
あの鈴木さんと関わるの
もう辞めちゃえば?」
なっちゃんの友達は、
嫌味がある声でわざとらしく言う。

でも、なっちゃんの声はしない。
どうしたんだろう。

「うん…。そうだね。
関わらないようにするよ」
そう言ったなっちゃんの声色は
すごく明るいものだった。

私は走って帰った。
涙が、止まらない。
ただ辛くて、苦しい。

なっちゃんとの絆も
私が普通だというイメージも
全てが見たくない。
こんな現実、ひどいよ。

なっちゃんがもう関わらない
と言ったことよりも、
私にとって

「普通」

という言葉が重かった。

私は普通になりたくて、
こうなった訳じゃない。
私はこんなにも辛いのに、
普通だと思われる。

私の抱える傷を
誰かに知って欲しい。
気付いて欲しい。

私は、私は、
やっぱりメンヘラになりたい。


あの日から数日後。
私はクラスから浮いてしまい、
友達なんて出来なかった。

そのため、昼休みになると
屋上に行くことが多くなった。
普段は立ち入り禁止だけど、
この中学はなんとも不用心で
鍵だけは開いていたのだ。

「わぁー。ここって
風だけは気持ちいいよね。
すっごく居心地良いな」
そんな屋上に今日も来ていた。

私が屋上に通う理由は
ただ一つだけ。
教室で弁当を
一人寂しく食べるなんて
したくないから。

なっちゃんや彼女の友達は
同じクラスだし、
あの教室に居たくない。

だけど、そんな場所に比べて
屋上はすごくいいなと思う。
嫌なことも忘れるくらいに。

「なんで私って普通なんだろ」
屋上のフェンスにもたれて
そう呟いたとき、
視界に誰かが写った。

その方向を見ると、
相手も私を見ていた。
目が合って、
相手が誰なのかすぐに分かった。
「あ、結花。また来たんだ」

違うクラスの宮野(みやの)くんだ。
私が屋上に通い始めた頃、
たまたま出会った男子。
たまに話すようになったかと思えば、
今ではとても話している。

屋上の出入口の小さな屋根に上り、
授業をサボっているよう。
宮野くんが参加するのは
体育の時間だけだと言う。

人見知りみたいなとこあるし
授業はサボるし、
体育にしか興味無いし。
なんか、不思議な人。

「別にいいじゃない。
友達いないんだから」
「相変わらず寂しいやつ」
「うるさいよ」

それでも、
こんな不思議な人でも
悪い感じの人ではないと思う。

確かにサボりはダメだけど、
宮野くんと過ごしていると
意外にも素の自分が出る。
むしろ、気楽だと思える。

「あ、私のことを
呼び捨てにしないでよ。
しかも、下の名前で」

私が男子に呼ばれる時は
「鈴木」が多い。
なのに、男子に下の名前で
呼び捨てにされるなんて。

「悪いかよ。結花」
「お願いだから、やめて」
投げ捨てるように言っても、
彼は無邪気に笑ってる。

なんてバカなの。
「あ、弁当食べなきゃ」
宮野くんと話していたら、
弁当のことなんて
すっかり忘れていた。

出入口の近くに座って
弁当を食べ始めると、
「美味そう」
とまた宮野くんが寄ってきた。

「何よ。あげないからね」
そう言ったとたん、
「もらうぞー」
なんて言いながら取ろうとするから
私はお箸の持ち手のほうで
彼の指をつまんだ。

「あげないって言ってるでしょ。
どうせ早弁したくせに」
お箸に力をかけると、彼は
「めっちゃ痛いなー。ケチ」
と観念したみたいだった。

宮野くんと話しているから、
あの日のことを忘れた訳じゃない。
逆に辛くて苦しくて、
忘れることなんて出来ない。

ただ思い出したくなかった。
私が唯一、素の自分でいられる
ほんの一時。
ただ、それを守りたかった。

そんなことを考えていたら、
「宮野くん。普通って何だろ」
と言ってしまった。

すると、彼は私が止める前に
「この世に普通なんてねーだろ」
と言い切った。

「えっ…?どうして……?」
普通なんてたくさんある。
なのに、どうして
そんなことが言えるの。

「だから、普通なんて
誰一人もいないんだよ。
みんな、それぞれの個性じゃん」

「それに、病気も事故も
誰にでも起こりうることだ。
家庭不和とかマスク依存症も。
全部あるんだよ。
だから、普通なんて存在しねー」

「俺も、結花も、普通じゃねーよ。
だからといって、異常とか
変だって訳でも無い。
ただ、お前には何かあると思った」

彼はただ真剣に、
そしてたまに優しく笑っていた。

「新入生の歓迎会、体育館で
結花を見かけたんだよ。
そのとき、すげー寂しい顔してた。
それで思った」

「何かあるなって。
お前はそれに気付いてほしいと
思ってるんじゃないかって」

「……なんて、
綺麗事だったらごめんな」
間をとって、最後にそう言うから
私は必死に否定した。

そして、コンクリートの床に
置いてた宮野くんの手を
そっと握った。

すごく、温かい。

「宮野くん、ありがとう」
涙に耐えてそう言うと、
彼は下を向いてた私の頬を
手でそっと包み込んだ。

そして、顔を上にあげられ
彼と目が合う。

「結花、一人で抱えんなよ」

そう言った彼の顔は
とても優しいもので、
私はあの日の記憶を忘れた。


宮野くんに、出会えてよかった。




END

*****

あとがき

sora。と言います。
『メンヘラになりたかった私』
を読んでくださり、
ありがとうございます。

この小説は、
私が中学3年生のときに
書いたものです。

受験生というプレッシャーに
押しつぶされそうになりながら、
自分の好きな「小説」という世界は
絶対に手放しませんでした。

むしろ、小説を書くことが好きで
誰かから感想を貰うことが
何よりの幸せでした。

日々、生きづらさを感じる人や
死にたいと望む人がいると思います。
この世界はとても生きづらく、
綺麗事が溢れる世界かもしれません。

それでも、私は
小説というものを通して、
伝えたいことが沢山あります。

明確に何かを伝えたい訳ではなく、
ただ小説の世界に浸って
感動を感じて欲しいのです。

そして、感動したな。と
少しでも思ってもらえたら、
とてもとても嬉しいです。


それでは、私が書く小説・言の葉
その全てが誰かの心に届くと信じて。

sora。でした。

sora。・2020-07-23
長文失礼します
小説
短編小説
小説_from:❀
創作
生きづらさを感じる誰かへ
メンヘラ

真友へ。

本当にごめんなさい。
「好きになるわけないよー。」
とか言っときながら。
好きになってしまって、。
本当に自分でもビックリするぐらい
気がついたらめっちゃ好きになってて。
別れても2年ぐらい?
ずーーっと好きでいられる
理由?もいまならめっちゃ分かる。

いつかきっとその人に告白する!
もう一度付き合いたい!
そう言っていて、、。
めっちゃ応援してた。!
いや、今もしてる。
私は、真友を、
裏切ってまで好きな人と結ばれたい、。
付き合いたい。!
なんて思ってない、。
友情を壊してまで、
付き合いたいとは思えない。
真友が、1番だから。
真友が大好きだから。
私は、真友の恋を応援してる。
だから、真友には、
その人のことを好きになったなんて
言わないで、
この気持ちを隠して、
黙っていようと思います。
いつか、真友と好きな人が結ばれたら、
いつか、
そういえば好きだったんだよねー。
って言おうかな?なんて考えてます。
本当にごめんなさい。
けど、好きでいるだけだし、
気持ちも伝えないから。
好きでいるだけだから、
許してください。
本当に真友が、
結ばれることを祈ってます。
応援してます!

くるみより

くるみ❀・2021-01-23
真友へ
ごめんなさい
お手紙
長文失礼します

親に内緒で自分の心を強く、友達を増やしたいから、Instagram·Twitterを始め、今は同じ地方に住んでるInstagramで仲良くなった友達がいる。
「ネット」「ネッ友」は怖い物·危険な物だと分かっていたが、ネッ友と実際に会って遊んでしまった。
ネッ友の中に1人だけ私みたいな不登校の子がいる。私は最近何とか学校へ行けているが、その子はまだ行けていない。この前その子と半年ぶりぐらいに遊んだ。相変わらず可愛くなっていたが、校則を破って髪を染めカラコンをし、ガッツリメイクをし、本当は言いたくないのだが、不良?って感じだった。自分も中二の頃メイクをして学校へ行っていたが自分が校則を破っている事に気付き自分に厳しく怒った。なのに、今受験生で髪を染めてる友達と仲良くなって、憧れて自分も影響受けて校則破らないか心配になった。どうか、志望校は受かるように
校則は守り、ちゃんと学校に行けるようになって、少しでも成績を上げたい。頑張るしかない。💪

neco♡.*˚・2020-07-09
学校
校則
破らないように
頑張る
長文失礼します

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