#雪の結晶

「今日は、雪が降るでしょう。」

って、
テレビの中の、
きれいな女の人が言ってて、


「やったー！」
って、


朝から、ずーっと楽しみにしてたのに。



昨日は、"雨混じりの雪"で、


ちゃんとした"雪"は、





見れなかったな＿












ふわっふわの、"雪"が降って、


コートに乗っかって。




それは、形が整っていないけど、



小さな小さな、




きれいな。





雪の結晶。








そっと、降り注いで、



溶けてなくなって。



また降り注いで



溶けてなくなって。



その"1つ"


を見れるのは、

ほんの少しだけで。




せっかく降ってきてくれても、



触ったら、すぐに溶けちゃう。




…か弱いな。


もうちょっと、頑張ってよ。




＿去年は、そんなことを、

思ってました。

雪を肩に積もらせながら


あなたと手を繋ぎ


温もりを分け合いました。



あの想い出を忘れてしまうのは


どうしても忍びないので


美しい結晶にして


心の片隅に


飾っておきましょう。

最初から分かってた。

どんなに努力してもこの恋は叶わないことなんて。

でも、自分でも怖いくらいに貴方を好きになった。

後戻りなんて出来ないくらいに貴方を愛してしまった。

どれだけ私が貴方を想っても

貴方が想う人は変わらない。

たとえこの恋が雪の結晶のように

溶けてしまったとしても

溶ける前に見た繊細で綺麗な形は

いつまでも私の心に残るだろう。

山茶花に霜が降りかかり


雪の結晶が皆を濡らして


僕の涙が凍りつく

雪の結晶は一つ一つが違う形をしている

雪はこんなに沢山降っているのに

一つとして同じではない

きっと人も同じで

一人一人の個性が輝いてる

手のひらに触れれば溶け、

窓にぶつかれば散る

人の心も大差ないや。

やさしくなんて

なりたくなかった

雪の結晶のように

どんなに美しくても

その手に触れた刹那に消える

そんなやさしさなんて

ほしくなかった

忘れ去られるやさしさなんて

ほしくなかった

その手の中に

熱く

熱く 残る

何かを

その手の中に

灼きつけたかった

風花が舞う

ふわりふわり

緩やかに降り注ぐ

この風花があなたのもとへ

届いてくれたらいいのに

この想い…運んでよ

誰にも言えない
胸の中の苦しみや辛さを
あなたはまるではじめから
感じとっていたよう
粉雪のようにふわり現れて
静かに心癒やしてくれた

自然界の風のように
さりげなくやさしい
あなたの言葉
まなざし

一つ一つが
雪の結晶のよう
わたしの心に
舞い降りた

しんと静まる冬の夜
雪の結晶が窓に映る

手に触れると
溶けて消えていく

まるで私たちの関係みたい
『好き』って言ったら
消えてしまう

だから…だからね
気付かない振りするの