#雲に抱かれた君

君は僕に愛を教え

哀を刻んで逝った

画面越しに"好き"

儚くて夢のような君へ

貴方を喪った夜に比べれば

こんなちっぽけな孤独なんて

大したことないもの

待宵明けぬ世界で

流れ星ひとつ

〝愛痛い〟と願って

君は離れていったけど

君との思い出は離れてくれない

だから、神様、

僕が忘れられないと嘆かないように

"忘れない強さ"を下さい

素直に｢好きだ｣って


言えてたら良かったのかもね

君の笑顔に惹かれていったのに
今では僕が笑わせてもらってる

貴方と出会ったこの場所で

いつまでも変わらずいたいのです



貴方が帰ってきた時


「変わってないね」と


笑い合えるように

愛情表現はいつも貴方からだった

それがすごく嬉しくて幸せだった

だけどいつからでしょう

貴方からの"アイ"が偽りになったのは

僕の最後の想い出は

誰も知らないひっそりした海岸で

君と貝殻を拾った事でした.

どれだけ叫んでも

どれだけ涙を流しても

雲は君を返してくれなくて＿＿。

泣きながら
君に抱かれて
私、幸せだったんだよ

許して欲しくなかった
離れて行かないでって
なんで？って言えたら

要らないって捨てて…
最低だって罵って
傷つけてくれたら
君を忘れられたのに

どこまでも嘘が下手で
どこまでも優しくて
どこまでもずるい君は
もう遠い人

# 雲に抱かれた君

雲に抱かれた君は

ふわふわと

空へ飛んでった