静空//・2024-07-15
静空の独り言
大丈夫。
同じ空の下、私達は繋がってる。
認めたくない。
でも、この気持ちは間違いなく
"恋"だ。
少しずつ回り出した恋の歯車。
でも、あなたを好きだと思ってしまえば
私が私でなくなる気がして怖いの。
"好き"が募って"恋"に変わる。
明日、目が覚めたら
隣に貴方がいればいいのに。
他の人に笑いかけないで。
またライバルが増えちゃう。
貴方の幸せが、私の幸せ。
大切な貴方の願いが叶いますように。
風が大地を揺らすように
光が私達を照らすように
ずっと前から決まっていたかのように
私は貴方に恋をした。
雨が降る中
貴方に傘をさしてあげるのは
私でありたい
なんて、遠い願いでしょうか
もっと恨んで。
もっと憎んで。
もっと縛って。
私を愛しているという
証明を頂戴。
それでもいいの。
貴方への私の気持ちが一方的なものでも
私への貴方の視線が嘘でも
私にとっては最高に幸せな瞬間だから。
貴方を見ると笑顔になれて
疲れも吹き飛んだはずなのに
今は貴方のために泣いて
貴方のせいで苦しんで
バカみたいじゃない。
私が私でなくなってしまう前に
早く愛を囁いて。
貴方の顔も声も思い出せないの。
でも、風に乗って私のもとへ来る
かすかな香りが私の記憶を震わせる。
苦しいけど、悔しいけど
" 私 "がある限り
明日は絶え間なくやってくる。
あぁ、また生きなきゃ。