#黄色いチューリップ

元々好きだった人と、
同じクラスの近い席になった。

斜め後ろの席からぼーっと彼を
見つめる。

気持ちが燃え尽きた後になって
よくよく考えてみれば

…なんであんな男好きに
なったんだろう。

不思議な喪失感と疑問。

それは過去の私が1番よく知っているはずだ、

記憶を振り返り、ただ思い出す。

ここに綴ってきたのはあの人を
心から好きになって幸せを掴んでは
失い、それでもただひたすら
あなたを追いかけ愛し続けた追跡だ＿


こんなに吹っ切れられる瞬間が訪れる
なんて思わなかった。

やっと長い間さまよっていた心が
楽になれました。

だけど、
恋愛ソングを聞いても
失恋ソングを聞いても思い出すのは
あなたのことで＿

脳裏に浮かぶのは、あの日の私の
隣にいたあなたの笑顔で。

なんで私を見てくれないの？
この花のように
黄色いチューリップと私
同じだ
実らぬ恋

君を好きでいるのに疲れたから
次の恋愛に進みたいって気持ちと

まだあの人に伝えられてない、
ひょっとしたら幸せになれるかも
しれないなんて淡い期待が両方
心に宿ってる。

でも…ここまで振り回されて
自分自身でも疲れたのになかなか
吹っ切れないし諦められないんだよね

これでも忘れるために頑張ってるん
やけどな。ゆっくりめの長く続く
しゃっくりみたいに
君の事を思い出してるよ。

僕は黄色いチューリップ

だって"望みのない恋"なんだから

やっぱり 好き。