宅間・2022-05-05
¦Q.E.D
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↺↺↺あれよあれよと魘されて
↺↺↺蝶よ花よの
↺↺↺愛しきエトランゼ
↺↺↺なんと愛い地獄でしょう
↺↺↺天使の輪は偽物さ
↺↺↺謳い文句に吊れられた?
↺↺↺いいや、君に翼は生えやしない
↺↺↺鳥籠の少女
↺↺↺噂の正体
↺↺↺私しか知らぬものよ
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マイナーな邦ロック
聴き漁った3時頃
ファズを踏めば
きっと27歳で白青さ
ある日のバンドマンに救われた
貰ったピックは
無くしたけど。
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爆ぜて、溶けた、僕の知らない青
過去が美化されない
舞うパーカー
パラシュートが絡まる
泪が心洪水の催促を
月の頬張り
「わたし、あなたが好きだった。」
三毛猫が合図
にゃー、と鳴いたら忘れておくれ
御伽噺で終わらせて
理想が綺麗すぎたから
君の健気さが痛い
並ぶカトラリー
逆さの世界は白銀製
容易く攫う
在りし日の備忘録
涙騙しの愛嬌
ネオンで照らされた瞳
星の輝きはとっくに忘れたの
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例えば、死んだ白雪姫にさえ
キスができない些細な畏怖だとか
緩やかに沈む
呼吸と共に弾ける泡沫
沈没船みたく
僕らもきっと忘れられる
錆びた指針
2:24 消却推定時刻
あー、頭いてえ
鉄のお金より
紙のお金のが偉くて
8の次が9で
冬の次は春なんだもん
「それでも、忘れないで欲しいの。」
泥臭い青春
俺のことも愛してくれよ
きっとまだ青
潸然たる小指結び
君の涙は流れ星
皮肉すらも愛してる
三毛猫が喉を鳴らす
媚びは生きる術なのよ
真っ赤なルージュの艶が
嘘を纏って囁く
溢れる言葉の処理場
敬具、猫。
秘密があるから美しいのよ
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時に独りで眠るのが怖い事も
小さい頃なら言えたのに
成長はときどき哀しい
明日の僕は消えて
PM 12:00を過ぎれば
魔法だって解けてしまう
おやすみなさい.は
言いたくなかったよ
自由なんて虚構の御伽噺
四月と五月の情緒
冬まで引き摺りたくない
嫌いな夏が侵食してくる
堕ちた、堕ちた、堕ちた
息を忘れて造花は嫌いよ
右側の鼓動と人肌
ひとりじゃ成り立たないらしい。
青と運命共同体
溶けて馴染む雲が羨ましくて
逆立つ毛並、曲がったヒゲ
あの日の公園と飽和
僕を語る歌詞なら
サビの余韻に消される
3文くらいが丁度いい
アルバムなら7曲目辺りでさ
嫌いだったアナタの煙草が
吸えるようになって
あー、今日で2年かなんて
黄昏は未練が付き纏う
煙草はきらいなの
噛み砕いて眠剤
苦味に縋りつく明方
睡眠欲は人一倍有る癖に眠れない
あー、うぜえな
一面の星空なんて
自分の瞳で見た事がないから
ハリボテで補うのさ
満月は眩しすぎる
過去に抱かれたい日もあるでしょう
幽閉した感情の色すら
思い出せずに嗤う白日