#SHUN

きみの心が何処にあるのか

わからないなら

早く夜の帳が下りて

全てを隠してしまえばいいのに

shun

波の音も潮の香りも

全てがきみを思い出させるから

いつからか僕は

海を眺めなくなっていた

shun

僕の心

きみに預けておくよ

shun

いっぱい泣いた後には

雨上がりの虹よりも

きみの笑顔が見たいな

shun

明日を照らす光は

今日輝いているきみだよ

shun

大きくなればなるほど

小さなものに気づかなくなる

shun

今日だけは

きみだけのサンクロース

願いを叶えて

鈴の音のリズムに乗せて

shun

必死に涙を堪えるように

きみの手は震えていた

shun

恋が思い出になるのは

まだまだ先でいい

shun

ただきみと僕がいれば

それだけで赤い糸は紡がれる

shun

無常なる世に

愛の言葉さえも霞んでしまうから

許す限り

抱き合っていたい

記憶がかき消される

その時まで

shun

星が見えない夜は

きみに会えないんだね

shun

理屈じゃないことのほうが

単純で難しい

簡単にはいかない

shun

冬の匂いがぼくを誘うんだ

きみのいない外の世界へ

shun

きみを失って得たものは

マイナスの感情ばかりだった

shun