はじめる

#garo小説

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全1作品・


いつか 、 ため息 は 、

夜 に 化けて 、唄 を 歌う と

嘘 みたい な ことを
誰 か が 言っていた。

僕 を 誘導する
嘘 を 包んだ 優しさ を

なぞったせい で

本当は 、大事だった人達が
離れて行く声に気づく事が出来ない。

あるはずだった 場所に

それは、無くなって、

辺り は 、静か に 、
悲しみ に 、揺れていた。

夜 が 地上 に 落ちて、
それを 朝 が 捕まえにきたら、

きっと、今日 と いう 日 の
僕 を 責め立てるんだろうな。

夢ばかり 見続けて、何 一つ
変わらぬ 日々 の そこ で

満たされない まま、

見たく 無い と 逸らしてきた
過去 と 不安 ばかり の 未来。

ずっと

後悔 と 哀しみ の

隙間 に 挟まって


取り残されてしまう 前 に
手 を 伸ばさなきゃ


雨 が 降ったら、きっと。

また 、雨 が 降ったら、もっと。

 

降り止まない 雨 に 濡れながら


湿る アスファルト を

背中 に 映す みたい に、

俯いていた。


「明日 は 、何か 変われば 良いな」


なんて


独りぼっち で 、 呟いて。


__ 「終」__

牙狼(小説垢)・2022-08-30
ひとりぼっち
雨が止んだらきっと
哀しみを雨に例えて
雨は涙
小説
小説風
ノンフィクション
フィクション
半分フィクション
半分ノンフィクション
独り言
不透明な僕ら
哀の雨が降り注ぐ
解釈自由
生を吐き出す
感想聞かせてください


「 人生 って こんなものでしょう?」

彼女は 、そう言って
プールの中へ 、飛び込んだ。

頭が可笑しい人だと思った。

真夜中に

仲良くもない
話したこともない 、

僕を呼び出して

急にプールへ 飛び込む なんて

彼女は 少し変わった人で、有名だった
いつも 学校では 一人 だった けれど
独り では なかった。

孤独 なんて

知らないような 顔をしていた。

彼女 曰く、僕 は「ロボットみたい」。


誰か を 敵 に 回すこと を 怖がり、

好き でも ない 人間 に
気に入られよう と

愛想 を 振りまいている 姿 が
そう見える、と

いつ 切れる か わからない
糸 に 必死 に 掴まって、

それを 、誰か に 切られても
切られてないよう な フリ を する。

それが 私 は、気に入らない。

嘘 ばっかり で 固めた その 仮面

そろそろ 外そうよ、

私 は 切れない 糸 を 掴んで
ここで 待っている から。


それは、ある 意味 僕 に とって

新しい 挑戦状 だった。

他人 が 僕 のこと を
どういう風 に 思っている か が
不安だった。知りたかった。

だけど 、皆 は

その 本当 の 応え を
教えて は くれない。

その度 に

愛されたくて 自分を売って、

どうしようも なく
溢れ出してくる 孤独 を

埋めるため に お互いを利用している。

その度、僕は

都合のいい 人間 と 認識され、

嫌なことも 、段々
断れなくなっていた。

毎日、毎日 、僕の背中 は 、
重み を 増していった。


それを 、彼女 は 、

何故 だか

よく 知っていた。



__ 「終」 __

牙狼(小説垢)・2022-08-30
小説
孤独
ひとりぼっち
長文
苦しみ
ロボット
仮面を被った臆病者
仮面
偽り
依存
共依存
虚しいだけ
返品不可の明日
重み
独り言
不透明な僕ら
解釈自由
メイト🎀
感想聞かせてください
花束を君に


暗い 部屋 の 中 で 、独り、
布団の中で、スマホを片手に

「 生きる 意味 」 そう 、調べた。

時刻 は 、夜 の 12 時
これが 、僕の日課だ。

死にたい 訳じゃない。
ただ、生きたい 訳でもない。


無機質 に 光る 画面 を 見て
前向きな 人 の ポエム を 見て

また、これか と

溜息 を 付いて は

明日 に 怯えながら、眠るんだ。


塞いでいたら、

誰か が 、不幸 に なってしまう

それが 、嫌 で、立ち上がれば、

僕 が 、不幸 に なる。


不平等 だ 。時に、そう、思った。

僕 が 苦しい だけ の 世界 なんだ
どこにいたって、僕より皆幸せなんだ

そう思うことしかできない、僕を
作ってきたのは、誰 なんだ?

親 か ? 周り の 大人 か ?

否、きっと、他 ならぬ、僕自身だろう

何も かも、分からなくなって
だけど、答え なんて なくて。

でも、分からなくとも、世界 は 、進む


僕 だけ に 、

重力 10倍 かかってんじゃないか と
思う程、身体が 重くて。胸も苦しい


神様 って 、この世 に いるのかな?

いるはず なんて ないって。
信じても ない けれど

もし 、いるのなら、

助けて なんて 言わないから

この、理不尽 で 不平等な、
世界 を ぶっ壊してくれ

それが できぬなら、僕を消してくれ 。

悲しむ人 が いるから、
殺しは しないで ほしい

僕の事で、悲しむ人がいるのは、辛いし
嫌になってしまう程に 嫌いなんだ

僕も。世界も。


なんて 。 叶うはず の ない
願い事 を 今日も、また、零す。




本当に、不平等 で 理不尽な世界だ。

オンリーワン やら ナンバーワン やら
わんわん 吠えて 犬 みたい だと
思っていた 時

個性 を 大切 に って、
どこかの記事に書いてあった


でも、知ってるんだ。

現実で変わったヤツは 、嫌われてる と


皆、平等 に 、扱われてない。


綺麗事 の 裏 には、
汚さ が 、隠れ潜んでいる。


こんな 汚い世界 で、

息 を している 意味 は 、なんなのか
意味 を 求めるの が 、間違いなのか

答え の ない 、問い が 、溢れ出る。


今、こうして、僕 が 、まだ、

生きている のは

惨め に 死にたくない と 、

きっと、どこか で 、思っている から


僕 を 貶め 、苦しめた 奴等 は、
笑って 生きている のに

僕 だけ が、死ぬ訳 には、いかない。

今 ある、憎しみ すら 、
笑い飛ばせる くらい に
なって から、死にたい。


そう 思ってる から 、生きている。



色々 と、矛盾 だらけ ではあるが

死にたい 訳 じゃない
でも、生きたい 訳でもない

消えたい と 思う事は 、沢山ある。


誰か に 言った 所 で、
この 意味 は、きっと
理解されないだろう


矛盾 や 沢山 の もの を 抱えながら

人生 と いう 、何処 まで 続いてる か
分からない 道 を、これから 先も、

歩いてゆくしかない


幾度となく、明日 に 、怯えながら


 ─

牙狼(小説垢)・2022-09-13
独り言
長文
小説風
小説
不平等
理不尽
世界
消えたい
意味
フィクションとノンフィクション
不透明な僕ら
メイト🎀
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不幸の蛇口を捻って
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これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

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この 世界 に

望んでもいないのに 、
産み落とされて

気づかぬ間に、「人生」は
スタート 切っている。

「偶然」と いう 名 の ない、

必然 で 、構成 された この 世界へ。

年を重ねれば、重ねる程、
この世は、生きにくく、汚く、

生き苦しいもの だと、
嫌な世界 だと、人 は 知る。


ねえ、そこ の お嬢さん。
未来 を 見据えて、
何に、怯えているの?

何処まで 逃げても、
世界は、変わらない 、

と いうのに。

あの日、君が 綺麗 な 花を摘んで、
手 が 腫れてしまった のは 、
無知 だった から で、

そこにいる虫を潰してしまった のは
花に夢中で 、見えていなかった から。

悪気は ない こと でも

大人は、全て 処罰しよう と する。

誰 の 責任 なのか
誰 に 責任 を 押し付けるか

そればかり 考えている。

そんなこと、君 みたいな お嬢さんは、
知らないし、知らなくて いいよ。

それよりも、今日は、

あの娘 を どこ に 連れて 行こうか。

汚い大人に負けないぐらい
理論で覆せるくらいの子にしなきゃ、

この世は、何も、変わらない。

それが 僕 には 出来る
ドス黒い程 の 自意識 も ある。

君 は 、年を重ねる と

この世 は 、汚い 世界 じゃない。

と 、僕 に 反論した。

優しさ で 、溢れている の だと。


だが、優しさ で 傷つく 世界 が

ここ に ある。

きっと 、君 の いう、 優しさ は
誰かを容易く傷つけることができる、


だから 今 すぐ 僕 に
優しさ を 与えてみてよ
容赦なく 傷つけてみなよ、

そうすれば、きっと、わかるから。




あれから 君 は

学校 と いう 場所 に
通うようになった。

取り残されないよう に 。
せいぜい 空気を読んで

思ってもいないことを
口にするようになった。

皆 に 合わせる の が 正解 だと。

そのうち 、

君の代わりは 、見つかってしまうよ
彼女達は 、敵を作るのが上手。

気に入らない その一言 で
君さえ も 、一人にしてしまうんだ。

そのうち やっぱり 優しさ だけ を
信じ続けた 君は 、独り に なった。

君は そこで 、初めて
憎む と いう 感情を知った。


「私、あいつ は 、嫌い なんだ。
見るだけ で 、吐き気がするの。」

と 口 に した。

優しさ を 信じ続けた
自分 を 憎むべき か、
汚い、この 世界 か。

だから

「 アナタに、私の全部をあげる。
だから、アナタだけは 、
信じさせて。」

そう、君 は 、 僕に告げた。

君の弱さに浸って、
僕 は 、利用した。


「 手当たり次第

弱そうな子 に 声 かけて

味方につければ いい。

いらなくなったら
全て、捨てればいい。

僕 が 此所 に いてあげる から。
大丈夫、僕は 、君の味方 だから、

心配 いらない。」

そのうち 君は 、

手当たり次第 、声をかけた。

独りで居たくない が 為 に。

誰かといる自分を
心の中で見つめ、

悦に浸って 、

気に入らなくなったら、捨てる

勝手に 私の黒い 優しさに
浸った のが 悪い。


一生 なんて いらない。存在 しない。

隣で 泣き喚く 利用した 彼女 を
横目に見て 、次は、誰にしよう。

そんなこと を 思いながら
鼻歌 を 歌っていた。

ああ、でも、きっと
こんなの おかしいって
わかっては いるの に やめられない

この 世界 を 生まれたとき に

教えてくれた 彼 も。
ここにいる 誰か も。
皆も、おかしい。

でも、きっと、一番 私が 、
馬鹿 で 、おかしい。

世界 は、人の行方は 、どうして
そんな 簡単に 、必然 に よって
決まってしまうのだろうか。

こうなったのも 、私のせい。

全部 私のせい。

あの人 が 、

誰 にも 笑なくなった のも、
心 を 閉ざしてしまった のも、
人 に 怯えるようになった のも

私のせい。

もう、どうしようもない
この世界 を 愛するべきか、

どうしようもない
自分 を 愛するべきか。

もう わからない。わからない から、
あなた に 全部あげる。

私 の 命 も、心 も 、身体 も 、

全部 あげる から、

信じていい?

あなた しか 、私 には 、いないの。
だから、お願い、信じさせてよ。


ほら、また、あの子も、
私のせいで、泣き出した。


── 「終」───

牙狼・2022-08-27
小説
長文
世界
残酷
偶然
苦しい
苦しみ
優しさ
感情
依存
執着
独り言
誰か
届け
解釈自由
メイト🎀
人間関係
絶望の幸福論
不透明な僕ら


たえず 、湖面 は 、揺らぎ、

月 の 本当 の 「形」 を
映し出すこと が 難しい。

もしも 、

止水 の 水面 に 映る 「月」が

あったとしても、

たった 一滴 の 水 が 滴るだけで

その 形 は 、揺らぎ 歪んでしまう。


形 の 無い もの とは 「脆い」。


人間 の 感情 も そう。

見えないもの に 対し

「不安」に なり「期待」する。

意図 と そぐわないものになれば、

簡単 に 傷付く。


俺(私)たち の 気持ち と いうものは

湖面 に 映る月 と 、

同じなのかも 知れない。

牙狼・2022-04-02
独り言
感情
期待
傷付く
絶望の幸福論
メイト🎀
不透明な僕ら


知らぬ 間 に 欠けた
思い出 の 切れ端 は

徐々 に 水 を 吸い込んで
重み を 増していく。

沈んだ 奥の 奥の先に「いつか」を

追いかけるようになった 僕の後ろ姿が
目の裏に 焼き付いている。

それが 何だか 操り人形のように見えて
繰り返す呪文で自分自身を保ち続ける。

文字には 起こしようのない
言葉 と 気持ち を 束ねて、流し
全て を 失った フリ を した。

それが 丁度 良い 温度 と
言い聞かせ、振り返って。

消し去られる 一秒。

押しては、引いて、
また、重なった。

牙狼・2022-08-29
解釈自由
思い出
海を眺めて
過去
いつか
さようなら
気持ち
独り言
脳裏
小説風
小説
ノンフィクション
フィクション
不透明な僕ら
無常な終止符


『 ねぇねぇ 、

僕 が 死んだら 君 は 悲しい ?』


吐いた 息 は 白く 、

灰色 の 空 へ と 揺らり 消えた。


――――――――――――――――――

キミ が 居なくなった 日 から

この 世界 の 色 は 消え失せ 、

何 も 聞こえず


心 の 時計 は 、止まったまま 。



キミが もう この 世界 に
いない と 分かっていても

キミの面影を探してしまう。


無駄な事 だと 頭 では
分かっているのに。

心 では それを

受け止めれず に いるんだ


もう 何回 泣いたことだろう。
苦しくて 胸 が 張り裂けそうで 。


何時しか 泣けなくなったよ。
きっと、枯れてしまったんだ



人間って 、

極限まで いくと
泣けなくなるもんなんだね

心 では 見えない 涙 が
流れているけれど




そんなこと 知りたくもなかったよ。



何で 貴方 じゃなきゃ
いけなかったんだろう。


何故? ねぇ、神様 、何故ですか


意味 が ある と

言うならば 、教えてください

なんて、答え は

返ってくるはずもなくて




この世 に 神様 何て いないんだ。
あるのは 、ただひたすら 事実 のみ 。





なんて 残酷 なのだろう。



何度 夜 を 越えて
朝 を 迎えようと


貴方 は いなくて



死んだら あなたに逢えますか ? ───


ふと、そんな 思考 が 浮かぶ 。



でも



それ を かき消すかのように



『 僕 が いなくなったとしても
君 には 笑っていて欲しい 』



どうか お願いだから ────


何時か の 貴方 が 言った
言葉 が 浮かんだ 。



何故? こんな 時 に 浮んだのだろう。
ごめんね、貴方のお願いを聞けなくて




自殺したって 貴方 に
逢えるわけないよね


今 の 私 を 見て 貴方 は

何て 言うだろう。
何て 思うだろう。

悲しむかな、それとも 怒るかな


そんな 姿 が 目に浮かび

涙 零れた 。


もし 逆 の 立場 だったとしたら て
考えたら 余計 涙 は 止まらなくて。


貴方 が 側 に いないこと は
悲しい。 苦しい 。

声 を 聞けないのも。


でも 貴方 と 過ごした 日々 の 事 は


消えない。


心 の 中 に 貴方 は 居る。



嗚呼、そうだ。




出逢わなければ こんな 感情
きっと 知りもしなかった。

でも、

逆 に 出逢えたからこそ の なんだ。


そう 思うと 胸 が 暖かくなったよ


貴方 は もう ここには いないけれど

貴方 が いたんだ という

事実 は ある。


それを 胸 に 抱えて 。



花 が 芽吹くかのように

心 に 火 を 灯した 。

牙狼・2022-03-03
小説
独り言
不透明な僕ら


「日本」と いう 国 には、

悲しく も 、美しい 人 が いた。──



拝啓 、愛する人へ


近頃は 、温かさ も
過ぎて来た頃です。

トワ
アナタ と 永遠 を 誓いましたけれど、

少しも 傍ら に いられなかったこと
申し訳なく 思います。


共 に 歳 を 重ねること を
「夢」 見ましたが

それを 出来ないこと、

「幸せ」を 共有できない こと

心残り で 仕方がなく、
死にきれない思いでいます。


若くして、アナタ を
一人 に すること を 偲ぶと
これも「苦しい」です。

けれど、

私 が 行かねば

アナタ が 、死んでしまう。


御国 の 為 にと
皆は 、言いますが、

私 は 「アナタのため」に

今日、海 に 散ります。


アナタ が 、この世 で 一番、

私 に とって 愛おしく
「大切」だからです。


だから、どうか 、泣かないで 。



貴方 が、忘れない 限り 私は、
貴方 の「心 の 中 で 生き続けます」


あなたは 、過去 に 生きず、朗らかに
御幸せ に 、歩んでください。


私 も 負けずに 、笑って 往きます。


散った暁 には、

小さな 香 の 一本 でも
海 に 手向けて やってください。



それでは、さやうなら。(さよなら)
また、いつか 逢える ことを 願って ―― 。

牙狼・2022-04-02
特攻隊
独り言
未来
戦争反対
戦争
絶望の幸福論
哀より愛を
手紙
不透明な僕ら
小説風
小説
花束を君に


ずっと 考えてきたけれど

死にたがる 人間 に
かける 言葉 は 、見つからない

いつか の あれが

最適解 だったとも 思えない

あんなもの 脅し の ようなものだ

死にたくなるほど

追い詰められた 人間 に 対して

さらに 追い詰める 言葉 を かけた


「死んで 欲しくない」なんて

「こちら 側 の エゴ 」だ


死にたがる 本人の気持ち

を 無視している

そんなこと 考えず に 、
ただ 一言 「死ぬな」 と

声をかけられれば 、どんな に 楽か

でも 、俺 には できない


死にたがるほど 、

ないがしろにされてきたのに

最期まで 、ないがしろにする なんて

俺 には 、できない


死んで 欲しくない

でも 死ぬな とも 言えない


詰みだ



いつも 考えるたび 、ここで 止まる

その先 が 、 思い 浮かばない

もっと 時間 が 経てば
なにか 思いつくのだろうか

でも 今 の 俺 には 、わからないから

今度 遊び に 行った 帰り に

「次 どこ 行く?」 って 、聞くんだ


―――――――――――

寝る前 に 、「また 明日ね」

って 、言うんだ 。

それが 「 今 の 俺 の 答え 」

牙狼・2022-03-29
答えなどない
探し続ける
独り言
死にたいと思ってる君に
長文
短編
小説風
不透明な僕ら
涙の音色が響く世界で


誰かが言った。


死ぬ 勇気 が あるなら

「 もっと 他 に できるだろう 」 と
「 他 の こと に 生かせよ 」 と

残酷 な 言葉 だ。

死ぬ 勇気 が あったから
死のうとしたわけじゃない


この 世界 に 、 絶望 したから

「生」より も「死」に 惹かれたから

「選択肢」として 、選んだだけ


「 勇気」だ 、なんて

綺麗 な 言葉 で 、片付けないで。

何 を しても 「無駄」だから

死のうとした。


生きること が 全て だと
思っている あなた に

「死」の 魅力 は 、わからない

それ と 同じように

死ぬ こと が 、全て だと
思っている 俺(私) に

「生」 の 魅力 なんて わからない


だから

変 に 励まそう と しないで

「生きて」だ なんて 言わないで

眩しくて。眩しくて。死にたくなる



俺(私)の よう な 影 で
生きる 人 から すれば

「光」に 出ること こそ が 「勇気」だ



でも、そんな 勇気、持ってないから

俺(私)は 、ただ

暗 い 影 に 、堕ちて、消えていく。


さようなら、愛したかった 「世界」


牙狼・2022-03-29
独り言
不透明な僕ら
残酷な世界にさよならを
誰か
長文
絶望の幸福論
メイト🎀
死にたい
消えたい
世界
さよなら
フィクション
ノンフィクション

「お前は、何者なんだ?」

誰かに聞かれたような気がした。

俺 は「人間だ」と

答えようとしたが、声 が 出なかった。

代わり に 、溜めていた《感情》が
爆発してしまったのか、

目 から、大粒 の 涙 が 、
堪えきれず、溢れ出てくる。

泣いても、何も、変わらないことは
分かっているはずなのに……

何故だろう?

止めようとしても、
止まらないのだ ……。

そしてまた、いつものように、
自分 の《人生》に ついて
考えてしまう。

自分 が 嫌いな 理由 を
挙げれば 切りがない。

ただ、一つ 、

言えることが、あるとするならば
それは 、この世に 生を受けたことだ。

生まれたこと を

後悔している わけではない。

ただ、こんな 苦しい 思いをするなら
生まれない 方 が よかった と

思ってしまうだけだ。

それにしても、自分は、

なんのために、生まれてきたんだろう?

答え なんて 出るわけもない 問いだが
時々、そんなこと を 考えている。

もし 仮 に、その 答え が
見つかったとしたのなら、

今 の 苦悩 から、

抜け出せるかもしれない。

でも、きっと、

見つかること は ないだろう。

それは 、

奇跡 に 近い こと なのだから。

そもそも、俺 は 、

生きる 意味 を 見いだせないし、
見出そうともしていない。

だから と いって、

「死にたい」と いう わけ でも ない。

どうすれば、いいのだろうか ……?

自分自身 で さえも 、
分からない こと だらけだ。

答え を 求めよう と 思考してみたが、
やはり、分からなかった。

一体、どこへ 行けば、
わかるのだろう?

それすらも、わからないまま、
今日も、また、夜を迎える。

朝 が 来るまで、

ただ、ひたすら、考えるだけ ……


答え が、出ることはなく、

虚しさ だけ が、残った。

いつになったら、答えは 、
見つかるのだろう?

そう 思うと、また、憂鬱 に なる。

もういっそ、

このまま、死んでしまいたい と 思う。

けれど、死ねない。

死ぬ 勇気 すら、ないからだ。

―――――――――――

だから、これから 先 も 、

生きてゆくしかない。

微か に ある、光《幸せ》に 、

触れながら。

牙狼・2022-06-18
独り言
小説
小説風
虚しさ
苦しい
見えない
答え
消えたい
長文
絶望の幸福論
孤独者の結末
不透明な僕ら


「命」 それは 目 には 見えぬ

「尊さ」「 美しさ」
そして「儚さ」が ある 、

とても 大切 な「代物」で ある。

例える と 、まるで

「四季折々」のような 「美しさ」



然し 乍ら 此 の 現代 には

どうやら その 命 と 云う "儚さ" を

「苦重」と 、捉えているようだ。

何故 其れ を 、

"苦重" と 掴んでしまうのか。

それは 何時 、何処 で

何 が 起こり 得る か 解らない

長い 「時間」と「道程」 に

人 は 「苦しむ」から だ


まるで 、先 が

「見えない旅」の ように。



そこから 人 は 、もがいて 、足掻いて

そして その「命」と いう

「儚さ」 に 漸く 気付く。


" 嗚呼 ゛ 「活きる」 と いう 事 は

こんなにも ありふれた
「奇跡」なんだと。

「活きている」こと は

どうやら「終わり の 命」を 繋いで

「今に至る」の だと


それが まるで 「四季折々」 の 儚さ と

似ているのではないか。

そして 今日も また
その 「命」 と いうもので

生き物 は 、 一生懸命 に
生 を 全うしていく。

牙狼・2022-03-31
独り言
誰かに届け
長文
絶望の幸福論
メイト🎀
不透明な僕ら



僕 は 、一輪 の 「花」


僕 は 、決して 枯れては いけない。


僕 に「水」を 与えてくれる 彼ら を

怒らせては いけない
悲しませては いけない

ただ 咲いて「水」を
与えられること に

「感謝」しなければ いけない


僕 は 、自ら 枯れそう に なっても

「水」を 求めては いけない


彼ら に「水」を 与えられて、

それに 、応えて

咲き続けること しか できない。


例え 、彼ら が

「水」を 与えること を 忘れても

「水」が 足らない 素振り を

見せては いけない


「水」を 与えられること に

美しく 咲くこと で

答えつづけなけれ ば いけない



雨の日 も 、風の日 も 、

それは 、変わらない



「水」を 気まぐれ に 与えてくれる

彼ら の 為 に


僕 は 、咲いて いなければ いけない


僕 は 、何 の ため に 、

「種」を まかれて 、成長し


咲いて しまったのだろう。


いっそ の事、 枯れてしまいたい




牙狼・2022-04-13
枯れていく心
一輪の花
小説風
長文
独り言
小説
理不尽
理不尽な世の中
哀より愛を
不透明な僕ら
死にたい


知ってた?


「肩甲骨」って「翼」の 痕 なんだよ


わたし(ぼく)はね


「辛い」こと や 「苦しい」こと

「しんどい」 こと や「悲しい」こと


そんなこと が 、ひとつ 、

起こるたび に


肩甲骨 から 、 真っ黒 な 羽 が

一本 ずつ 、生えるんだ


あ、 信じてないね? ほんとだよ?

目 には 、見えないけど。

その「羽」はね、

わたし(ぼく)の

汚い 気持ち から 生えた「羽」だから

どんな 夜 の 闇 より、まっくろなの。


ひらひらり。


黒い 羽 が 、 一枚 、舞い降りた 。



牙狼・2022-04-16
不透明な僕ら
小説
小説風
羽根
黒い
感情
独り言
長文?
絶望の幸福論

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